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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

eCPM

pointこの用語のポイント

pointWeb広告における指標だよ

point「広告が1,000回表示されたら、いくらになるかな?」な予想金額だよ

point課金体系の違う広告を比較するときに見るよ

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簡単に書くよ

eCPMとは

Web広告における指標のひとつ
であり

「この広告が1,000回表示されたら、広告費はいくらになるかな?」な予想金額のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「Web広告」のあれやこれやについて説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は、適当に読み飛ばしてください。

Web広告は、大雑把に説明すると「インターネットを使っていて目にする広告」です。
ホームページメールWebアプリなどにくっついている広告です。

eCPM

2017年現在では、広告部分が文字リンク画像のリンクになっていて、押すと商品の紹介ページに移動するタイプの広告がWeb広告の主流です。

eCPM2

さて、このWeb広告ですが、大きく2種類に分けられます。
それは

1.広告が表示されると料金が発生する広告
2.広告がクリックされると料金が発生する広告


の2種類です。

eCPM3

……本当は、もっと、いろいろな種類がありますけどね。
一番基本的なのは、この2つです。

少し余談めいてしまいますが、広告が表示されると料金が発生する広告は「インプレッション課金型広告」や「CPM広告」と呼ばれています。

eCPM4

広告がクリックされると料金が発生する広告の方は「クリック課金型広告」や「CPC広告」あるいは「PPC広告」と呼ばれています。

eCPM5

気が向いたら、覚えてあげてください。

広告が表示されると料金が発生する広告の広告費は、一般的に

広告が1,000回表示されたときの金額 × 広告が表示された回数 ÷ 1,000

で計算されます。

ここで、計算式の「広告が1,000回表示されたときの金額」に注目してください。

この「広告が1,000回表示されたときの金額」を専門用語で「CPM」と言います。
Cost Per Mille(コスト・パー・ミル)」を省略して「CPM」です。
「M」は「Mille(ミル)」の頭文字で「1,000」を意味します。
つまり「(広告の表示)1,000回あたりのコスト」を意図した表現が「CPM」です。

よって、広告が表示されると料金が発生する広告の広告費の計算式は

CPM × 広告が表示された回数 ÷ 1,000

と表現できます。

例えば、CPMが100円だったとしましょう。
広告が1,000回表示されると100円の広告費が発生します。
2,000回表示されれば200円です。
「CPM×表示回数÷1000」が実際の費用になります。

eCPM6

これが今回の大事なポイントの1つです。

「広告が表示されると料金が発生する広告」において「広告が1,000回表示されたときの金額」を「CPM」と呼ぶ

というのを覚えておいてください。

次に行きましょう。

広告がクリックされると料金が発生する広告の広告費は、一般的に

広告が1回クリックされたときの金額 × 広告がクリックされた回数

で計算されます。

「広告が1回クリックされたときの金額」は専門用語で「CPC」と言います。
Cost Per Click(コスト・パー・クリック)」を省略して「CPC」です。
「(広告を1回)クリックするごとに発生するコスト」を意味します。

よって、広告がクリックされると料金が発生する広告の広告費の計算式は

CPC × 広告がクリックされた回数

と表現できます。

例えば、CPCが100円だったとしましょう。
広告が1回ポチっとされると100円の広告費が発生します。
2回ポチっとされれば200円です。
「CPC×クリック数」が実際の費用になります。

eCPM7

ここまでの説明で、Web広告には

1.広告が表示されると料金が発生する広告
2.広告がクリックされると料金が発生する広告


の2種類ある(※実際には、もっとあります)ことと、それぞれの広告費の計算式が

■広告が表示されると料金が発生する広告
CPM × 広告が表示された回数 ÷ 1,000

■広告がクリックされると料金が発生する広告
CPC × 広告がクリックされた回数


であることが分かったと思います。
分かりましたよね?

以上を踏まえて、本題です。

ズバリ!

「もし、この広告が1,000回表示されたら、広告費はいくらになるのよ?」な予想を数字で表したものが「eCPM」です。

effective Cost Per Mille(イフェクティブ・コスト・パー・ミル)」を省略して「eCPM」です。
「effective(イフェクティブ)」には「効果的な」「有効な」「実際の」「事実上の」といった意味があります。
今回は「事実上の」と読み替えてください。
「事実上の、広告の表示1,000回あたりのコスト」を意図した表現が「eCPM」です。

eCPMの計算式は

実際の広告費 ÷ 広告が表示された回数 × 1,000

です。
例えば、広告費が100円で広告の表示回数が500回であれば「100÷500×1,000」で「200」になります。
これは「広告が500回表示されたら100円になったんだ。だったら、1,000回表示されたら200円になりそうだね」を意味しています。

なんとなくですが、CPMと似ていますね。

そうです。
似ているのです。

CPMは1,000回表示あたりの「単価」です。
まずCPMがあって、CPMに広告の表示回数が掛けられて、実際の広告費が求められます。
方向性としては

単価(CPM)
 ↓
あれやこれやの計算
 ↓
実際の広告費


です。

eCPM8

eCPMは、逆のイメージです。

eCPMは1,000回表示あたりの「事実上の単価」です。
まず実際の広告費があって、広告費を1,000回表示あたりの金額に換算することで、eCPMが求められます。
方向性としては

実際の広告費
 ↓
あれやこれやの計算
 ↓
単価(eCPM)


です。

eCPM9

eCPMは、実際の広告費と広告の表示回数が分かれば計算で求められます。
これが意味するところは

「広告がクリックされると料金が発生する広告」に対しても、eCPMは求められる

です。
もう少し一般的な書き方をすると

広告の種類によらず、広告の表示に対するコストが分かる

と言えます。

ということは、ですよ。
種類の違う広告同士でも「どっちが、お得かな?」を比べやすくなります。

例えば、そうですね。

ピヨ太ママが自分のホームページに広告を貼って、おこづかい稼ぎをすることにしました。
儲かったら、おやつのチョコをケーキにグレードアップするつもりです。

eCPM10

ピヨ太ママは、2つの広告を2つのページに対して貼りました。
貼った広告は

ピヨ太広告:クリックされると、お金になる広告
ピヨ子広告:表示されると、お金になる広告


です。

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また、それぞれの単価は

ピヨ太広告:1回クリックされると、50円もらえる
ピヨ子広告:1,000回表示されると、200円もらえる


です。
専門用語が好きな人は

ピヨ太広告:CPC「50円」
ピヨ子広告:CPM「200円」


と読み替えてください。

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ピヨ太ママは、この2つの広告を貼り付けて、1ヵ月待ちました。

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1か月後の広告収入は

ピヨ太広告:500円(10回クリック)
ピヨ子広告:100円(500回表示)


でした。

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この結果を見たピヨ太ママは「あら、ピヨ太広告は良いわね。ピヨ子広告を外して、全部ピヨ太広告にしようかしら」と思いました。

eCPM15

ですが、ちょっと待ってください。

それぞれの広告の表示回数は

ピヨ太広告:5,000回
ピヨ子広告:500回


でした。

eCPM16

それぞれの広告のeCPMを求めると

ピヨ太広告:500円 ÷ 5,000回 × 1,000 = 100
ピヨ子広告:100円 ÷ 500回 × 1,000 = 200


になります。

eCPM17

これが意味するところは

ピヨ太広告は1,000回表示されると100円になるよ。
ピヨ子広告は1,000回表示されると200円になるよ。


です。
同じ表示回数だったら、ピヨ子広告の方が、お得ですね。

確かに、そうですね。
ピヨ太広告は5,000回表示されて500円でした。
ピヨ子広告が5,000回表示されたら「200円×5,000回÷1,000」で1,000円になります。
ピヨ子広告を貼っていた方がピヨ太ママは儲かったでしょう。

ピヨ太ママは、ピヨ太広告を引っぺがして、全部ピヨ子広告にしました。
ピヨ太ママ、ドライですね。

eCPM18

これがeCPMの使い道です。

eCPMの比較は

広告の表示回数を揃えて広告費を比較する行為

です。
課金体系の違う広告が混在している状況でも「どっちが、お得かな?」を比較しやすくなります。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「eCPM」って単語が出てきたら「Web広告の広告費を『1,000回表示されたら、いくら?』に換算した数値なんだな~」と、お考えください。

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