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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

スイッチングハブ (switching hub)

pointこの用語のポイント

pointネットワークの中継機器だよ

pointハブだよ

point宛先として指定されている人に送るよ

pointデータ(の中にあるMACアドレス)を見て、行き先を振り分けるよ

pointLANケーブル用のテーブルタップみたいなものだよ

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簡単に書くよ

スイッチングハブ (switching hub)とは

「送りたい人に対してだけきちんと伝えるよ」なハブのこと。
もう少し噛み砕くと

ネットワークにおける交通整理員さん
であり

ネットワーク中のデータ(の中にあるMACアドレス)を見て、行き先を振り分けてくれる機器
です。
よく分からなければ

LANケーブル用のテーブルタップ
だと思っても構いません。

image piyo

詳しく書くよ

えーと、まず最初に「別に仕組みなんて知らなくていーよ。どんなときに使うかが知りたいだけだよ」な人は最後まで読む必要はありません。

ズバリ!

LANケーブル用のテーブルタップ」が「スイッチングハブ」です。

例えば、会社で新しいパソコンを買いました。
LANケーブルをつないで、インターネットをやりたいです。

でも困りました。
LANケーブルを挿す穴が全部使われています。

スイッチングハブ

そんなときは、まずどれか1つLANケーブルを引っこ抜いて、元締め(ルータとかADSLモデムとか)とスイッチングハブをつなぎます。

スイッチングハブ2

あとはパソコンとスイッチングハブをLANケーブルでつなげばOKです。
インターネットが使えます。

スイッチングハブ3

スイッチングハブにはLANケーブルを挿す穴がいくつか開いています。
スイッチングハブをつないだことによって、1つしかなかった穴(スイッチングハブをつないだ穴)が複数個の穴(スイッチングハブに開いている穴)に増えました。

スイッチングハブ4

これがスイッチングハブの使い道です。
LANケーブルを挿す穴の数を増やします。

さて、これで知りたかったことが分かった人は、ここでお戻りください。
ここから先は中身の話、つまり小難しいお話です。

覚悟はいいですか?
それでは順番に見ていきましょう。

ネットワークの構成には、いくつかの種類がありましてね。
その中に「スター型ネットワーク」という種類があります。

スター型ネットワークでは元締め用の機械を1つ置き、すべてのコンピュータは、その機械を経由してやり取りします。

スイッチングハブ5

この元締めの機械を「ハブ」と言います。

スイッチングハブ6

ここでは、取りあえず

ハブは通信の中継をする機械

というのだけ覚えておいてください。
スター型ネットワークがどーちゃらこーちゃら、というのは忘れてかまいません。

さて、ここで登場したハブですが、実は2種類あります。
それは

1.送り先を判断してピンポイントで送るよ!なハブ
2.みんなに送るけど自分に関係ない通信は無視してね!なハブ


の2つです。

例えば、コンピュータAがハブに「コンピュータBにアレのことを訊いてくださ~い」とお願いを出したとしましょう。

スイッチングハブ7

このとき「1.送り先を判断してピンポイントで送るよ!なハブ」は、ピンポイントでコンピュータBに「Aさんがアレのことを訊いてるよ~」と送ります。

スイッチングハブ8

一方「2.みんなに送るけど自分に関係ない通信は無視してね!なハブ」は、全部のコンピュータに対して「Bさん以外は無視してくださ~い。Aさんがアレのことを訊いてるよ~」と送ります。

スイッチングハブ9

この2種類のハブのうち「1.送り先を判断してピンポイントで送るよ!なハブ」が「スイッチングハブ」です。

スイッチングハブ10

スイッチングハブは、データに含まれるMACアドレスネットワーク機器に割り当てられた住所)を見て、データをどこに送るか判断します。
たまにスイッチングハブの説明で「OSI参照モデルにおけるデータリンク層でうんちゃらかんちゃら」と書いてあることがありますが、これはMACアドレスがデータリンク層のやつだからです。

MACアドレスを見て行き先を振り分けますよ~

から

データリンク層のデータを見て行き先を振り分けますよ~

になって

データリンク層の中継機器ですよ~

という説明になっているのでしょう。

最低限

1.宛先によってデータの行き先を振り分けてくれる
2.MACアドレスを見て宛先を判断する


の2点を覚えておいてください。

あと、ついでなので書いておくと「2.みんなに送るけど自分に関係ない通信は無視してね!なハブ」は「リピーターハブ」と言います。

スイッチングハブ11

先生が生徒の呼び出しをするときに、スイッチングハブは生徒の携帯に電話して「ピヨ太!放課後職員室に来い!」と伝えるイメージです。
ピヨ太君以外には、聞こえません。

スイッチングハブ12

リピーターハブは、校内放送で「ピヨ太君、放課後職員室に来なさい」と伝えるイメージです。
ピヨ太君以外の人にも聞こえますが、ピヨ太君以外は放送を無視するでしょう。

スイッチングハブ13

スイッチングハブとリピータハブはセットで覚えてあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「スイッチングハブ」って単語が出てきたら「LANケーブル用のテーブルタップなんだな~、あるいは、相手を選んできちんと伝えるハブなんだな~」と、お考えください。

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