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暗号化

pointこの用語のポイント

pointデータを変換するよ

point見ても分からないようにぐちゃぐちゃにするよ

point元に戻せる「可逆暗号化」と、元に戻せない「不可逆暗号化」があるよ

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簡単に書くよ

暗号化とは

特定のルールに従って、データをぐちゃぐちゃにすること
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは「暗号」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は、適当に読み飛ばしてください。

暗号は「特定のルールに従って、ぐちゃぐちゃに変換されたデータ」です。

暗号化

暗号は、そのまま見ても、内容が分かりません。
悪い人に勝手に盗み見られても、書かれている内容は分からない理屈です。

暗号化2

以上を踏まえて、暗号を作成するのが「暗号化」です。
特定のルールに従って、元のデータをぐちゃぐちゃにする行為を指します。

暗号化3

例えば、元のデータが

おなかすいた

だったとしましょう。

変換ルールは

1文字おきに適当な文字を入れる

としました。

この変換ルールに従って元のデータを変換します。
例えば



のように変換しました。

変換後の

おきないかとすぐいった

が暗号です。

おなかすいた

を変換して

おきないかとすぐいった

にする行為が暗号化です。

ちなみに、暗号化の逆、暗号を元のデータに戻すのは「復号」と言います。

暗号化4

変換後の

おきないかとすぐいった

から変換前の

おなかすいた

を取り出す行為です。

せっかくなので、併せて覚えてあげてください。

暗号化のやり方はいろいろありますが、大きく2つの種類に分類できます。
それは

1.元のデータに戻せる(復号できる)暗号化
2.元のデータに戻せない(復号できない)暗号化


の2つです。

元のデータに戻せる暗号化のやり方は「可逆暗号化」と呼ばれています。

暗号化5

可逆暗号化で作られた暗号、元のデータに戻せる暗号は「可逆暗号」です。

暗号化6

例えば、先ほどの例で挙げた

おなかすいた



1文字おきに適当な文字を入れる

のルールで変換した

おきないかとすぐいった

は、可逆暗号化で作られた可逆暗号です。

「1文字おきに適当な文字を入れる」の変換ルールさえ知っていれば

おきないかとすぐいった

から

おなかすいた

に戻せます。

それに対して、元のデータに戻せない暗号化のやり方は「不可逆暗号化」と言います。

暗号化7

不可逆暗号化で作られた暗号、元のデータに戻せない暗号は「不可逆暗号」です。

暗号化8

例えば

おなかすいた



偶数番目の文字を消す

のルールで変換した

おかい

は、不可逆暗号化で作られた不可逆暗号です。

仮に「偶数番目の文字を消す」の変換ルールを知っていても

おかい

から

おなかすいた

に戻せません。
消した文字がなんだったのか、暗号を見ただけでは分からないからです。

ここまでの説明を読んで「元のデータに戻せない暗号なんて使い道あるの?」と疑問に思う人がいるかもしれませんね。
不可逆暗号は、パスワード保存する場合などに、よく使われます。

1.パスワードを不可逆暗号化して保存しておく
2.入力されたパスワードを「1」と同じルールで暗号化する
3.「1」と「2」の結果を比較する


の手順を踏むことで、入力されたパスワードが正しいかの判断は、できます。
パスワードが何かは分かりませんが、パスワードの役目は果たせるでしょう。

保存してあるパスワード(不可逆暗号化されたパスワード)を悪い人が盗み見ても、元のパスワードを取り出せません。
パスワード自体は保存していないので、理屈上は盗めないはずです。
セキュリティ的に、ちょっと安全です。

これが不可逆暗号の使い道の一例です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「暗号化」って単語が出てきたら「見ても分からないようにデータをぐちゃぐちゃにすることなんだな~」と、お考えください。

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