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セッション (session)

pointこの用語のポイント

point「こんにちは」から「さようなら」までだよ

point通信などにおける論理的な意味での開始から終了までだよ

pointあるいは、それらを意図する単位だよ

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簡単に書くよ

セッション (session)とは

「こんにちは」から「さようなら」まで(を意図する単位)。
もう少し真面目っぽく書くと

論理的な意味での「開始」から「終了」まで(を意図する単位)
です。

image piyo

詳しく書くよ

通信などにおける論理的な意味での開始から終了までが「セッション」です。
「論理的な意味」とか言われても、よく分かりませんよね。
大丈夫です。
例を挙げて説明します。

例えば、そうですね。
ピヨ太君とピヨ子さんが会話をします。

最初は、お互い無言です。

セッション

ピヨ太君が「こんにちは」と言います。

セッション2

ピヨ子さんが「こんにちは」と言います。

セッション3

ピヨ太君が「お腹が空いた」と言います。

セッション4

ピヨ子さんが「私も空いた」と言います。

セッション5

ピヨ太君が「さようなら」と言います。

セッション6

ピヨ子さんが「さようなら」と言います。

セッション7

これでピヨ太君とピヨ子さんの会話は終了です。

お家に帰ったピヨ太君にピヨ太ママが「今日はピヨ子さんと何回話した?」と聞きました。

セッション8

ピヨ太君は「1回だよ」と答えます。

セッション9

ですが、ちょっと待ってください。

ピヨ太君がピヨ子さんに向かって話したのは

1.こんにちは
2.お腹が空いた
3.さようなら


の3回です。
「今日はピヨ子さんと何回話した?」の質問に対する答えは「3回だよ」が正しいのではないでしょうか。

セッション10

もちろん、そんなことは、ありません。
一般的な感覚では、ピヨ太君とピヨ子さんが話したのは「1回」です。

「こんにちは」を会話の始まりと解釈します。
「さようなら」を会話の終わりと解釈します。
ピヨ太君とピヨ子さんが話したのは「1回」です。

セッション11

ピヨ太君とピヨ子さんは何回も言葉を交わしました。
ですが、論理的な意味でいえば、ピヨ太君とピヨ子さんが話したのは1回です。

この「論理的な意味での1回(開始から終了まで)」がセッションです。
1回の「こんにちは」から「さようなら」までを「1セッション」と数えます。

セッション12

もう少しコンピュータっぽい例も見てみましょう。
ホームページが表示されるときの流れを例にして、セッションを説明します。

あなたがホームページを見ようとすると、まず、ホームページを見るときに使うソフトWebブラウザ)からホームページのファイルが置いてあるコンピュータ(Webサーバ)に対して「このページをおくれ」なお願いが出されます。

セッション13

そのお願いに対して、WebサーバさんからWebブラウザさんに「ほれ、そのページだよ」とお返事がきます。

セッション14

お返事を受け取ったWebブラウザさんは、受け取った内容(ホームページのファイル)を画面上に表示してくれます。

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これが、ホームページが表示されるときの流れです。

実は、この流れは1回ごとに完結します。

Webサーバさんのところにピヨ太パソコンから「このページをおくれ」なお願いが行ったとしましょう。

セッション16

Webサーバさんは「ほれ、そのページだよ」とファイルを返します。

セッション17

さらにピヨ太パソコンから「次は、あのページをおくれ」とお願いが行きました。
ピヨ太パソコンから2回目のお願いです。

セッション18

Webサーバさんは「ほれ、そのページだよ」とファイルを返します。

セッション19

このとき、Webサーバさんは前回のお願いとのつながりを意識しません。
「またピヨ太から、お願いが来た」なんて思わないのです。
Webサーバさんは常に一期一会です。

セッション20

ですが、これでは、いろいろと困ります。
例えば、会員ページログインする(=認証して使えるようにする)ときです。

最初のやり取りでログインするためのページ(IDパスワード入力するための画面)をもらいます。

セッション21

次に、IDとパスワードを送って、会員ページ(ログインしたあとの画面)をもらいます。

セッション22

これが、できません。

セッション23

ログインするためのページを受け取ったやつとIDとパスワードを送ってきたやつが同じ人だと分からないからです。
Webサーバさんは常に一期一会です。
「さっきログインするためのページを送ったやつからIDとパスワードが送られてきた」なんて考えません。

セッション24

そんな困った状況を解消するために、とあるテクニックがあります。
それは

整理番号を払い出しちゃうぜ作戦

です。

Webサーバさんは、ログインするためのページを渡すときに「1番」と書いたメモを一緒に渡します。

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そして、自分のところに「1番:ピヨ太」とメモっておくのです。

セッション26

ピヨ太パソコンは、IDとパスワードを送るときに、先ほど受け取ったメモも一緒に送ってやります。
「1番」と書かれたメモです。

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メモを見たWebサーバさんは「さっきログインするためのページを送ったピヨ太からIDとパスワードが送られてきた」と分かります。
手元には「1番:ピヨ太」と書かれたメモがありますからね。
IDとパスワードが合っていれば会員ページを送ってあげても問題ないでしょう。

セッション28

ピヨ太パソコンとWebサーバさんの間で行われたやり取りは

1.ログインするためのページの受け渡し
2.会員ページの受け渡し


の2回です。

セッション29

ただし、この2回のページの受け渡しは一連の流れです。
論理的に考えれば

1.会員ページにログインする

という1回のやり取りと解釈できるでしょう。

ピヨ太パソコンから出された「ログインするためのページをおくれ」なお願いがログイン処理の開始と判断できます。
Webサーバさんから会員ページが渡された時点がログイン処理の終了です。

セッション30

この一連の流れ、開始から終了までがセッションです。
※実際には(ログインから)ログアウトまでを1つのセッションとして扱うことが多いですが、取りあえずは気にしないでください。

セッション31

ピヨ太パソコンとWebサーバさんの間で、実際にやり取りした回数は「2回」です。
やり取りした回数を「2ページ」と表現した場合は、実際にやり取りした回数を指します。

論理的な意味でやり取りした回数は「1回」です。
やり取りした回数を「1セッション」と表現した場合は、論理的な意味でやり取りした回数を指します。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「セッション」って単語が出てきたら「論理的な意味での開始から終了まで(を意図する単位)なんだな~」と、お考えください。

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