[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

セッション層【OSI参照モデル】

pointこの用語のポイント

pointOSI参照モデル(通信機能のモデル・イメージ図)の中身だよ

point通信の開始から終了までに関するあれこれを定めたものだよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

セッション層【OSI参照モデル】とは

生徒手帳(OSI参照モデル)に書いてある校則の分類で「通信相手とラブラブ会話するためのあれこれが書いてありますよ」な大項目のこと。
もう少し真面目に書くと

OSI参照モデルの第5層で、通信の開始から終了までに関するあれこれを定めたもの
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは「OSI参照モデル」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は、適当に読み飛ばしてください。

OSI参照モデルは、大雑把に言えば「通信機能をふんわりと定義したもの」です。

通信をするときには、送り手と受け手で同じルールを共有する必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語でお返事をしたのでは、コミュニケーションが成り立ちませんよね。
それと同じです。

セッション層

ところがどっこい、以前はメーカーごとに好き勝手なルールを作って、好き勝手に通信をしていました。
あるメーカーさんが作った機器は日本語でやり取りしていましたし、別のメーカーさんが作った機器は英語でやり取りしていたわけです。

これでは、別のメーカーさんが作った機器とやり取りしようとしても言葉が通じません。
「他のメーカーの製品とは通信できない」残念な状況だったのです。

セッション層2

これは不便ですよね?

そんな状況を見た賢い人が「共通ルールを作ってしまえば、メーカーが違っても通信できるんじゃないかな?」と考えました。

なるほど、確かにそうです。

そこで国際標準化機構という団体さんが「データ通信機能は、こんな感じにしてね!」なルール(モデル)を作りました。

このルール(モデル)を満たしている製品は、異なるメーカーでも通信できます。
人種が違っても同じ言語を話せばコミュニケーションは取れますよね。
それと同じです。

セッション層3

この異なるメーカーの製品でも通信できるようにするために作られたルール(モデル)がOSI参照モデルです。

OSI参照モデルではネットワークを7つの階層に分けて定義しています。

セッション層4

なんで分けて考えるかというと、まとめて考えると頭が痛くなるからです。
あっちもこっちも一度に考えるより、部分ごとに1つずつ考えた方が分かりやすいだろうと判断したのでしょう。

以上を踏まえて、OSI参照モデルにおける7つの階層の第5層にあたるのが「セッション層」です。

セッション層5

セッション層では、通信の開始から終了までに関するルールが定められています。
「私を見て!私の相手をして!」から「もういいや。あとはどうぞご自由に。」までのあれこれです。

例えば、ピヨ太君とピヨ子さんが会話をするとします。

ピヨ太君は「ピヨ子さん、こんにちは~」と挨拶をしてから会話を始め、会話が終われば「ピヨ子さん、さようなら~」と言って終了します。

セッション層6

ピヨ子さんは「ピヨ子さん、こんにちは~」と言われたら「あっ、私と会話したいんだな」と分かりますよね?
ピヨ太君から「こんにちは」と言われたら、ピヨ子さんはピヨ太君の方に注意を向けます。

セッション層7

同じようにピヨ子さん、さようなら~」と言われたら「あっ、私との会話が終わったんだな」と分かりますよね?
ピヨ太君から「さようなら」と言われたら、ピヨ子さんはピヨ太君のことを気にしなくなります。

セッション層8

「こんにちは~」から「さようなら~」までの一連の流れを「セッション」と言います。
この一連の流れ(セッション)に関するルールが定められているのがセッション層です。

イメージの話ですが、例えば

・会話を始めるときは、どんな挨拶をするのか?
・会話を終わりにするときは、どうやって別れるのか?
・会話の途中でピヨ子さんが寝ちゃったらどうするのか?


などが定められています。

セッション層の説明では「論理的な通信経路を確立する」といった表現がよく使われます。
なんか小難しい言い回しですが、言いたいことは単なる「こっち見ろや」です。

「ほれ、今から私と会話するぞ。相手しろや!」が「経路の確立」です。
「おまえには、もう用がない。あとは好きに生きろ!」が「経路の解放」です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「セッション層」って単語が出てきたら「OSI参照モデルの中身の分類で『通信の開始から終了までに関するあれこれ』が定義されているんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク