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STP【マーケティング】

pointこの用語のポイント

pointセグメンテーションとターゲティングとポジショニングだよ

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簡単に書くよ

STP【マーケティング】とは

「セグメンテーション(segmentation)」と「ターゲティング(targeting)」と「ポジショニング(positioning)」の頭文字をくっつけた用語
であり

まず全体を何らかの条件によって分割して、その分割したものに対してどれを狙うか対象を絞って、その対象に対して自分の立ち位置を明確化して他との差別化を図ること
です。

image piyo

詳しく書くよ

別にIT用語というわけでもないですけどね。
某・資格試験の過去問に「ターゲティング」という用語が出てきたので、ついでに取り上げておきます。

先にズラズラっと用語の意味を書いていきます。
よく分からなくても大丈夫です。
取りあえず流し読んでください。

セグメンテーションは「全体を何らかの条件に基づいて分割すること」です。
ターゲティングは「対象を絞ること」です。
ポジショニングは「立ち位置を明確化して差別化を図ること」です。

以上を踏まえて

1.セグメンテーション(segmentation)
2.ターゲティング(targeting)
3.ポジショニング(positioning)


の頭文字を取った用語が「STP(エスティーピー)」です。

STP

よく分からないですよね。
大丈夫です。
具体的な例を見れば何となく分かると思います。

例えば、そうですね。

ピヨ太君はケーキ屋さんをやっています。
お店の名前は「ピヨピヨケーキショップ」です。
苺ショートケーキが特にオススメです。

STP2

ある日のことです。
ピヨ太君は新作ケーキを作ることにしました。

STP3

「どんなケーキを作ろうかな~?」と悩んだピヨ太君は「どんな人に食べてもらいたいかな~?」から考えることにしました。
食べて欲しい人が喜ぶようなケーキを作ることにしたのです。

STP4

ピヨ太君は、まずピヨピヨケーキショップのお客さまたちの顔を思い浮かべました。

最初に思い浮かんだのはピヨ子さんです。
ピヨ子さんのように甘いものが好きなOLさんは、ピヨピヨケーキショップの大事なお客さまです。

STP5

次に思い浮かんだのはピヨ太ママです。
ピヨ太ママのような主婦層もピヨピヨケーキショップには、やってきます。

STP6

次に思い浮かんだのはピヨ太パパです。
中年男性でも甘いものが好きな人は少なくありません。
仕事帰りのサラリーマンのおっさんも大事なお客さまです。

STP7

最後に思い浮かんだのはアクマ君です。
こいつは……どうでもいいや。

STP8

ピヨ太君は、ピヨピヨケーキショップのお客さまを

1.OL
2.主婦
3.男性客
4.どうでもいいやつ


の4つに分類しました。

STP9

これがセグメンテーションです。
セグメンテーションは「全体を何らかの条件に基づいて分割すること」です。
「ピヨピヨケーキショップのお客さま」という全体を「どんなやつか?」という条件に基づいて分割していますよね。

STP10

次に登場するのはターゲティングです。

セグメンテーションが終わったピヨ太君は考えました。

ピヨ子さん(OL)の好きなケーキとピヨ太ママ(主婦)の好きなケーキは違います。
ピヨ太パパ(男性客)の好きなケーキとアクマ君(どうでもいいやつ)の好きなケーキも違います。

すべてのお客さまを1種類のケーキで満足させるのは無理そうです。

そこでピヨ太君は「今回はピヨ子さんのようなOLさんが喜んでくれるケーキを作ろう」と決めました。
「みんなが中途半端に満足するケーキを作るよりは、ピヨ子さんが大満足するケーキを作った方が印象に残るよな」と考えたのです。

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これがターゲティングです。
ターゲティングは「対象を絞ること」です。

1.OL
2.主婦
3.男性客
4.どうでもいいやつ


の4つの中から

1.OL

に対象を絞っていますよね。

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最後に登場するのはポジショニングです。

ピヨ太君は新作ケーキの位置付けを「月に一度の贅沢ケーキ」と決めました。
お値段は他のケーキよりも高めです。
その代わり、見た目は派手で材料も超高級、味は文句なしの超豪華なケーキにしました。

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これがポジショニングです。
ポジショニングは「立ち位置を明確化して差別化を図ること」です。
ピヨピヨケーキショップにおける新作ケーキの立ち位置を「月に一度の贅沢」と明確化し「超豪華」という点で他のケーキと差別化を図っていますよね。

STP14

この話においてピヨ太君がやったことがSTPです。

例外はあるでしょうが、セグメンテーションから始まり

1.セグメンテーション(segmentation)
2.ターゲティング(targeting)
3.ポジショニング(positioning)


の流れでポジショニングに至るのが一般的です。

この一連の流れをまとめた表現が「STP」です。

なお、今回取り上げたのはマーケティング用語の「STP」です。
「STP」と呼ばれる用語は他にもあります。

例えば「スパニングツリープロトコル」という用語があります。
このスパニングツリープロトコルの省略表現が「STP」です。
Spanning Tree Protocol(スパニング・ツリー・プロトコル)」の略で「STP」です。

あるいは「シールドより対線」という用語があります。
このシールドより対線も「STP」と表現します。
Shielded Twisted Pair(シールデッド・ツイステッド・ペア)」の略で「STP」です。

パッと思い浮かびませんが、他にもあるかもしれません。
一応、頭の片隅にでも置いておいてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「STP」って単語が出てきたら「セグメンテーション→ターゲティング→ポジショニングなんだな~」と、お考えください。

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