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XML

pointこの用語のポイント

pointマークアップ言語だよ

pointHTMLの親戚みたいなものだよ

pointXMLの方がHTMLより自由だけどルールが厳しいよ

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簡単に書くよ

XMLとは

マークアップ言語のひとつでHTMLの親戚みたいなもの
です。
よく分からなければ

ファイルの書き方ルール(のひとつ)
くらいの解釈で構いません。

image piyo

詳しく書くよ

例えば、そうですね。

誰かが「ホームページファイルは、こんな書き方にしようぜ!」と書き方のルールを作りました。
そして、それに「HTML」と名前を付けました。
それ以来、ホームページを作る人は「HTML」というルールに従ってホームページのファイルを書いています。

XML

同じように、誰かが「データをやり取りするときは、こんな書き方にしようぜ!」と書き方のルールを作りました。
例えば

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<staff>
    <member>
        <name>ピヨ太</name>
        <position>社長</position>
        <age>30代のおっさん</age>
    </member>
    <member>
        <name>ピヨ子</name>
        <position>営業部長</position>
        <age>永遠の美少女</age>
    </member>
</staff>


みたいな書き方です。
この書き方に付けた名前が「XML」です。

XML2

人間同士でコミュニケーションを取るときは何らかの「言語」を使います。

XML3

言語というのは、声の出し方や文字の書き方のルールです。
話すのを例にとると、声はすべて人間の口から出る音です。
でも、音の高低や組み合わせによって、異なる言語になりますよね。

XML4

それは「こんな音を出したら、○○語ね」なルールがあるからです。

世界には、いろいろな言語があります。
そして、それぞれの言語(声の出し方や文字の書き方のルール)に対して「日本語」「英語」などの名前が付いています。

それと同じです。

あなたがファイルに文字を書く(打ち込む)とします。

XML5

ホームページを作りたければ、ホームページ用の書き方ルールに従って書くでしょう。
「HTML」という名前が付いているルールに従って書くことになります。

XML6

HTML以外にも「これをやるときは、こんな書き方をしよう」なファイルの書き方ルールがたくさんあります。
その、たくさんある書き方ルールの中の1つが「XML」です。

XML7

言語が「日本語」「英語」など、たくさんあるのと同じです。
ファイルの書き方ルールも「HTML」「XML」など、たくさんあるのです。

XMLが何か、なんとなく分かった気分になれたでしょうか。
ここからは、もう少し詳しく見ていきます。

以下の例文を見てください。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<staff>
    <member>
        <name>ピヨ太</name>
        <position>社長</position>
        <age>30代のおっさん</age>
    </member>
    <member>
        <name>ピヨ子</name>
        <position>営業部長</position>
        <age>永遠の美少女</age>
    </member>
</staff>


この例文はXMLのルールに従って書かれています。

さて、この中に書かれている

ピヨ太

に注目してください。

「ピヨ太」という記述は何を表していると思いますか?

何となく分かりますよね。
「名前」です。

それでは、どうして「名前」だと想像できたのでしょうか。
おそらく「ピヨ太」という文字が

<name> ~ </name>

という目印で囲まれていたからでしょう。

「目印に『name』って書いてあるから、名前なんだろうな~」と推測できたはずです。

その通りです。

この例文の中の

ピヨ太



<name> ~ </name>

に囲まれて

<name>ピヨ太</name>

となることで

ピヨ太はname(名前)だよ

と意味付けされています。

このように、目印を付けることで中身の構造を表現する書き方ルールを「マークアップ言語」と言います。

少し話が逸れますが、HTMLもマークアップ言語です。

HTMLも目印を付けることで中身の構造を表現していますよね。
例えば

ここは<strong>重要なところ</strong>です。

と書くと、Webブラウザ(ホームページを見るときに使うソフト)で見たときには

ここは重要なところです。

と表示されます。

これは「<strong> ~ </strong>」で囲まれた「重要なところ」が強調扱いになっているからです。
言い方を変えると「<strong> ~ </strong>」という目印を付けることで「重要なところ」が大事だと表現しています。
目印を付けることで文章の構造(「重要なところ」が大事だよ)を表現しているわけです。

XMLもHTMLと同じです。
目印を付けることで文章の構造を表現します。

つまり、XMLとHTMLは親戚みたいなものです。
どちらも「目印を付けることで中身の構造を表現する、書き方ルール」です。

それでは、XMLとHTMLは何が違うのでしょうね?

答えは

・ルールの内容
・使い道


の2つが違います。
もしかしたら、もっと違いがあるかもしれませんけどね。
取りあえず私が思い浮かぶのは上記の2つです。

XMLとHTMLでは、ルールの内容が違います。
「こう書くことでこんな意味になるよ!」がXMLとHTMLでは違うのです。

当たり前ですよね。
ルールが同じだったら、XMLとHTMLを分ける必要はありません。
どちらかに統一するべきでしょう。

ルールが違うから、XMLとHTMLは両方存在するのです。

ちなみに、XMLの方がHTMLより自由だけどルールが厳しいです。

XMLの方がHTMLより自由な書き方ができます。
目印を自分で勝手に作ってしまうこともできます。

その代わり、基本ルールを厳守する必要があります。
HTMLは、ちょっとくらいルール違反をしても、お目こぼしされる場合があります。
それに対してXMLは、ルール違反をすると、途端におかしなことになります。

あとは使い道が違います。

HTMLは、もうほとんどホームページを作るとき専用です。
それ以外で使われることは、まずありません。

それに対してXMLは、データをやり取りするときや、設定ファイル書くときなど、何かいろいろなところで使われています。

これがXMLとHTMLの違いです。

ちなみに「eXtensible Markup Language(エクステンシブル・マークアップ・ラングェッジ)」の略で「XML」ですが、別に覚える必要はありません。
覚えていても、たいして役に立たないと思います。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「XML」って単語が出てきたら「ファイルの書き方ルール(のひとつ)で、HTMLの親戚なんだな~」と、お考えください。

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