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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

アクセスタイム (access time)

pointこの用語のポイント

point記憶装置がCPUに反応を返すのにかかる時間だよ

point記憶装置の性能指標のひとつだよ

pointデータを読み出し「始める」までの時間なのか、データを読み出し「終わる」までの時間なのか微妙だったよ

point計算方法を見るかぎりは、データを読み出し「終わる」までの時間っぽいよ

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簡単に書くよ

アクセスタイム (access time)とは

「その記憶装置(メモリとかハードディスクとか)が、どれだけ優秀か?」を判断する指標のひとつ
であり

CPUが記憶装置に対して「おい、アレをくれ」と言ってから、記憶装置がCPUに対して「ほら、アレだよ」と返すまでにかかる時間のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは

CPU
メモリ
ハードディスク
記憶装置


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は、適当に読み飛ばしてください。

CPUは「パソコンさんの脳みそ」です。
実際に計算したり、あれやこれやの処理を実行する部品です。

アクセスタイム

メモリは「パソコンさんが作業するときに使う机」です。
メインメモリ」とも呼ばれます。
仕事中の内容を記憶させておく部品です。

アクセスタイム2

ハードディスクは「パソコンさんの中身が入っている箱」です。
よく分からない人は、収納BOXみたいなものだと思ってください。
ファイルなどのデータを保管しておくパソコンさんの部品です。

アクセスタイム3

記憶装置は、メモリとかハードディスクとかの総称です。
「データを記録しておくもの」を指します。
メモリやハードディスク以外にも、いろいろな記憶装置があります。
例えば、CDDVDUSBメモリなどです。

アクセスタイム4

コンピュータにおいて、中心人物はCPUさんです。
コンピュータとしての実際のお仕事は、CPUさんが行います。

アクセスタイム5

メモリとかハードディスクとかは、CPUさんの助手です。
もっと率直に言えば、データ保管係です。
CPUさんから「おい、アレをよこせ」と言われれば、アレを渡します。
CPUさんから「おい、コレをしまっておけ」と言われれば、コレを受けとって保管します。

アクセスタイム6

外科医であれば、CPUさんが執刀医でメモリやハードディスクが器械出しのイメージです。

アクセスタイム7

以上を踏まえて、CPUさんからの「おい、アレをくれ(コレをしまっておけ)」の指示に対して、メモリやハードディスクが「はい、アレです(しまいました)」と返すまでにかかる時間が「アクセスタイム」です。
CPUさんからの指示に対して記憶装置が反応を返すまでの時間ですね。

アクセスタイム8

アクセスタイムは、記憶装置の性能指標のひとつです。

人間だって、同じですよね?
一般的には、反応が鈍いやつより鈍くないやつの方が優秀だとみなされます。

アクセスタイム9

それと同じです。
アクセスタイムは短い方が、優秀な記憶装置と見なされます。

アクセスタイム10

……というのが、アクセスタイムの大雑把な説明です。

実は今回、アクセスタイムの意味を調べていて、よく分からないことがありました。
それは

1.データを読み出し「始める」までの時間
2.データを読み出し「終わる」までの時間


のどちらなのかです。

CPUさんからの「おい、アレをくれ」の指示に対して、メモリやハードディスクが「はい、アレです」と返すまでにかかる時間がアクセスタイムです。
「アレ」は、実際にはデータです。
メモリやハードディスクは自分の中からデータを取り出して、CPUに対して転送します。

この「データを転送する時間」をアクセスタイムに含むのか、含まないのかが、よく分かりませんでした。

アクセスタイム11

2017年2月現在の状況ですが、有名どころと思われるインターネット上のIT用語辞典の説明は以下のようになっていました。

アクセスタイムとは|アクセス時間|access time (IT用語辞典 e-Words)
アクセスタイムとは、コンピュータ内部でCPUが記憶装置にデータの書き込み、読み出しを行うのに必要な時間

アクセスタイムとは 「アクセス時間」 (access time): - IT用語辞典バイナリ
アクセスタイムとは、メモリやハードディスクなどの記憶装置とCPUとの間でデータのやり取りに要する時間のことである。

アクセスタイム - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典
ハードディスクなどの記憶装置が、CPUからデータ転送の要求を受け、転送を開始するまでの時間のこと。
シークタイムとディスクの回転待ち時間を合わせたものがアクセスタイムになる。

アクセスタイム - 用語解説辞典|【公式】NTTPC
ハードディスクなど、円盤が回転するタイプの記憶装置で、データの読み出しまでにかかる時間
シークタイムと、データの始まりがヘッドの下に来てデータの読み出しが始まるまでの合計時間をアクセスタイムという。

見た感じ、上2つは「転送が終わるまでの時間だよ」で下2つが「転送が始まるまでの時間だよ」と言っているように思えます。
これらの説明を見て、私は少し混乱しました。

最終的に、アクセスタイムには「データを転送する時間」を含むだろうと判断しています。
理由は、某・資格試験の過去問でアクセスタイムを計算する問題が出ていたのですが、そこではデータを転送する時間が含まれていたからです。

アクセスタイム12

とはいえ、確証はありません。
心配な人は他のところで情報を補完してください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「アクセスタイム」って単語が出てきたら「記憶装置がCPUに反応を返すのにかかる時間なんだな~」と、お考えください。

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