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柱状グラフ

pointこの用語のポイント

pointグラフだよ

point度数分布を表現するときに使うよ

point見た目は棒グラフと似ているよ

pointグラフ全体で1つの意味を持つよ

point階級を横軸にとるよ

point度数を縦軸にとるよ

point「ヒストグラム」とも呼ばれるよ

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簡単に書くよ

柱状グラフとは

「ヒストグラム」のこと。
つまり

度数分布(連続する何かを区切ったものに対する個数のバラつき具合)を表現するときに使うグラフ
であり

連続する何かを区切ったもの(階級)を横軸にとり、横軸に対する個数(度数)を縦軸にとる、棒グラフっぽい見た目のグラフ
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「グラフ」と「棒グラフ」あとは「度数分布」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は、適当に読み飛ばしてください。

グラフは「パッと見でイメージしやすいように、数値を絵で表現したもの」です。
数字同士を比較したり、比率や推移、分布などを表現するときに使います。
何を表現するかはケース・バイ・ケースです。
グラフの見た目もケース・バイ・ケースです。

柱状グラフ

棒グラフは「数字を四角い棒の長さで表現するグラフ」です。
棒グラフは直感的に数字の大小関係を把握しやすいグラフです。
数字の大きい・小さいを比較するのに向いています。

柱状グラフ2

度数分布は「連続する何かを区切ったものに対する個数のバラつき具合」です。
ここは大事なので詳しく説明しておきましょう。

例えば、そうですね。
資格試験のテスト結果を考えてみてください。

テストの点数は0点から100点まで1点刻みで増えていきます。
「0点から100点まで連続している」と言えるでしょう。

柱状グラフ3

これを、20点刻みで

1.0~20点
2.21~40点
3.41~60点
4.61~80点
5.81~100点


と区切ります。
連続する何かを区切ったわけです。

柱状グラフ4

区切ったそれぞれのグループは専門用語で「階級」と言います。
階級は「連続する何かを区切ったもの」です。

柱状グラフ5

イメージは人間社会における階級と同じです。
人間社会における階級は、もともと平等であるはずの人間を何らかの基準によって区切ったものです。
それと同じです。

話を戻します。

テストの点数を

1.0~20点
2.21~40点
3.41~60点
4.61~80点
5.81~100点


と区切りました。

それぞれの区切りごとに、該当する人がいます。

ピヨ太君のテスト結果は62点でした。
「61~80点」のグループに振り分けられます。

柱状グラフ6

ピヨ子さんは100点でした。
「81~100点」のグループに振り分けられます。

柱状グラフ7

ピヨ太ママは78点でした。
「61~80点」のグループに振り分けられます。

柱状グラフ8

ピヨ太パパは70点でした。
「61~80点」のグループに振り分けられます。

柱状グラフ9

テストを受けた人を全員振り分けたところ、以下の結果になりました。

1.0~20点:0人
2.21~40点:10人
3.41~60点:20人
4.61~80点:10人
5.81~100点:5人


それぞれのグループに振り分けられた人数は専門用語で「度数」と言います。
度数は「階級に振り分けられた何かの個数」です。

柱状グラフ10

ここまでの作業で、それぞれの階級に対する度数が分かりました。
結果を表にまとめると、以下のようになります。

階級度数
0~20点0
21~40点10
41~60点20
61~80点10
81~100点5


この表の内容が度数分布です。
連続する何かを区切ったもの(階級)に対する個数(度数)のバラつき具合を表現したものです。

ちなみに、この表(度数分布を表現した表)は「度数分布表」と言います。
気が向いたら覚えてあげてください。

以上を踏まえて

1.パッと見は棒同士がくっついた棒グラフっぽい
2.連続する何かを区切ったもの(階級)を横軸にとる
3.横軸に対する個数(度数)を縦軸にとる
4.度数分布を表現するときに使う


グラフが「柱状グラフ」です。
ヒストグラム」や「度数分布図」と呼ばれることもあります。

柱状グラフ11

柱状グラフは、見た目が棒グラフと似ています。
そっくりです。
棒同士がくっついているのが違うくらいです。

ただし、棒の持つ意味合いや軸の内容、グラフ全体の役割が違います。

一般的な棒グラフでは、それぞれの棒が独立しています。
棒同士は対等な関係です。

柱状グラフ12

横軸、縦軸に何を設定するかは自由です。
個数でも割合でも、お好きにどうぞです。

柱状グラフ13

棒グラフを使う目的は「棒同士の比較」です。
2つの棒を見比べて「あー、こっちの棒の方が長いなー」などと比較するときに使います。

柱状グラフ14

それに対して柱状グラフでは、すべての棒が集まることで1つの意味あるデータ(度数分布)を表現します。
もちろん棒ひとつひとつにも意味はありますけどね。
すべての棒は「分布」を表現するための部品です。

柱状グラフ15

横軸、縦軸も固定です。
具体的な内容は何を表現するか次第ですが

横軸:階級
縦軸:度数


と決まっています。

柱状グラフ16

柱状グラフを使う目的は「(度数)分布を見ること」です。
すべての棒を一度に見て「あー、ここら辺に固まってるのか~」などと分析するときに使います。

柱状グラフ17

ここまでの説明をまとめると、以下のようになります。

■棒グラフ
 棒:それぞれが独立している
 軸:お好きに、どうぞ
 使う目的:棒同士を比較する

■柱状グラフ
 棒:全部でひとつ
 軸:横軸が「階級」で縦軸が「度数」
 使う目的:分布を見る


如何でしょう。
「全然、違うな。似ているのは見た目だけじゃん」という気分になってきませんか?

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「柱状グラフ」って単語が出てきたら「度数分布を表現するときに使う、棒グラフっぽい見た目のグラフなんだな~」と、お考えください。

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