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ブートセクタ (boot sector)

pointこの用語のポイント

pointパーティションの先頭にある領域だよ

pointOSを動かすプログラムとかが置いてあるよ

point壊れるとパソコンが起動しなくなったりするよ

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簡単に書くよ

ブートセクタ (boot sector)とは

パーティション(ハードディスク内の区切られた領域)の先頭にある場所
であり

OS(コンピュータの人格に相当するソフト)を動かすプログラムとかが置いてある場所
です。

image piyo

詳しく書くよ

ブート」+「セクタ」で「ブートセクタ」です。

ブートセクタ

ブートの意味は「起動」ね。
寝てるのを叩き起こすイメージです。

ブートセクタ2

セクタは「記憶装置の記録単位で、最小単位」です。

ハードディスクのような円盤状の記憶装置は、1つの円盤を丸ごと1つと見なしてデータを記録しているわけではありません。
細かく区切って、そのエリア毎に記録します。
自由帳ではなく方眼用紙のイメージです。

ブートセクタ3

記憶装置の区切り方ですが、まず、1つの円盤を同心円状に分割します。

ブートセクタ4

この区切った輪っか、それぞれを「トラック」と言います。

ブートセクタ5

トラックは、さらに等分に区切られます。
トラックが横線を引いた状態だとしたら、縦線を引いてマス目を作るイメージです。

ブートセクタ6

このようにして区切られたマス目が「セクタ」です。
セクタは記憶装置における記録するときの最小単位です。

ブートセクタ7

あとは「パーティション」の説明もしておきましょう。

パーティションは「ハードディスク内の区切られた領域」です。
ハードディスクがお家だとすれば、パーティションはお部屋のイメージです。
ハードディスクの中には、最低1つ以上のパーティションがあります。

ブートセクタ8

以上を踏まえて、パーティションの先頭セクタ(最初に読まれる場所)であり、OS(コンピュータの人格に相当するソフト)を起動するプログラムとかが置いてある場所が「ブートセクタ」です。

ブートセクタは、例えば、OSを起動するときに参照されます。
せっかくなので、OSが起動するまでの流れとブートセクタの役割を見ておきましょう。
※OSが起動するまでの流れは、OSの種類や、その他の要因によって微妙に変わります。本ページで取り上げる起動の流れは、一例と捉えてください。

例えば、そうですね。
ピヨピヨパソコンは、1つのハードディスクの中に2つのパーティションがあります。

ブートセクタ9

ハードディスクの最初に読まれる場所(先頭)には「マスターブートレコード」と呼ばれる場所があります。

ブートセクタ10

マスターブートレコードの中には「ブートローダ」と呼ばれるプログラムや「パーティションテーブル」と呼ばれる場所があります。
ブートローダは「起動時に呼び出されて、OSを動かすプログラム」です。
パーティションテーブルは「パーティションに関する情報が書かれている場所」です。

ブートセクタ11

また、それぞれのパーティションの先頭にはブートセクタがあります。
おっと、ブートセクタが出てきましたね。

ブートセクタ12

ブートセクタの中にはOSを起動するプログラムがあります。
この「OSを起動するプログラム」も「ブートローダ」と呼んだりしますが、ややこしいので今回は「OSを起動するプログラム」と表現します。

ブートセクタ13

ピヨピヨパソコンの電源を入れると「BIOS」と呼ばれるプログラムが、マスターブートレコードを読みます。

ブートセクタ14

マスターブートレコードを読みこんだBIOSさんは、ブートローダに「おい、起きろ。おまえの出番だ」と命令します。

ブートセクタ15

ブートローダはパーティションテーブルを見て、パーティションの情報を把握します。
パーティションテーブルには「パソコンを起動したときに動かすOSが入っているのは、このパーティションだよ」な情報が書いてあります。

ブートセクタ16

これで、起動するOSの入っているパーティションが分かりました。
次は、ブートセクタの出番です。
OSの入っているパーティションのブートセクタが読み込まれます。

ブートセクタ17

ブートセクタが読み込まれると、その中にいるOSの起動プログラムに対して「おい、起きろ。起きてOSを起動しろ」な命令が出されます。

ブートセクタ18

これで最後です。
ブートセクタにいるOSの起動プログラムが、OSを起動します。

ブートセクタ19

これが、OSが起動するまでの流れです。

ブートセクタは、それ自体は、ただの場所です。
パーティション毎に1つあり、中にはOSを起動するプログラムとかが入っています。

ブートセクタが壊れると、中にある「OSの起動プログラム」が動かせません。
だから、ブートセクタが壊れるとパソコンが起動しなくなったりするのです。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ブートセクタ」って単語が出てきたら「OSを動かすプログラムとかが置いてある場所なんだな~」と、お考えください。

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