[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

マイナンバー

pointこの用語のポイント

point国民に割り振られた12桁の番号だよ

point個人を識別するためのものだよ

point個人の情報を一元管理するためのものだよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

マイナンバーとは

国民ひとりひとりに割り振られた個人を識別するための番号
です。

image piyo

詳しく書くよ

一言で言えば「国が個人に割り振った背番号」が「マイナンバー」です。
12桁の番号で、みんな違う番号が割り振られます。

例えば、ここにピヨピヨ国があったとしましょう。
国民はピヨ太君、ピヨ子さん、ピヨ太パパ、ピヨ太ママの4人です。

マイナンバー

ピヨピヨ国は、ピヨピヨ国民ひとりひとりに番号を割り振りました。
ピヨ太君は「1番」です。
ピヨ子さんは「2番」です。
ピヨ太パパは「3番」になります。
ピヨ太ママは「4番」です。

マイナンバー2

ピヨピヨ国民ひとりひとりに割り振られた番号がマイナンバーです。

マイナンバー3

ピヨピヨ国では、マイナンバーを使って個人の情報を管理します。
住民票には以下のように書いてあります。

マイナンバー|名前|住所
1|ピヨ太|ピヨピヨアパート
2|ピヨ子|ピヨピヨマンション
3|ピヨ太パパ|ピヨピヨ豪邸
4|ピヨ太ママ|ピヨピヨ豪邸


ピヨピヨ国が把握している2016年の所得税の金額は以下の通りでした。

マイナンバー|所得税額
1|3万円
2|5万円
3|1万円
4|0円


ピヨピヨ銀行の預金残高は以下の通りでした。

マイナンバー|預金残高(年始)|預金残高(年末)
1|3万円|5万円
2|2千万円|1千980万円
3|8億円|10億円
4|1億円|2億円


住民票と納税金額、ピヨピヨ銀行の預金残高は個別の情報です。
ですが、マイナンバーに注目して紐付けることで、全部合体して以下のようにできます。

番号|名前|住所|所得税額|預金残高(年始)|預金残高(年末)
1|ピヨ太|ピヨピヨアパート|3万円|3万円|5万円
2|ピヨ子|ピヨピヨマンション|5万円|2千万円|1千980万円
3|ピヨ太パパ|ピヨピヨ豪邸|1万円|8億円|10億円
4|ピヨ太ママ|ピヨピヨ豪邸|0円|1億円|2億円


ここで、ピヨ太ママの情報に注目してください。

番号|名前|住所|所得税額|預金残高(年始)|預金残高(年末)
1|ピヨ太|ピヨピヨアパート|3万円|3万円|5万円
2|ピヨ子|ピヨピヨマンション|5万円|2千万円|1千980万円
3|ピヨ太パパ|ピヨピヨ豪邸|1万円|8億円|10億円
4|ピヨ太ママ|ピヨピヨ豪邸|0円|1億円|2億円


ピヨ太ママの2016年の所得税額は0円です。
これは、難しく言うと「所得が0円」を意味します。
よく分からない人は「ほとんど収入がなかった」と解釈してください。

ところが、ですよ。

ピヨ太ママの貯金は1億円も増えています。
この1億円は、一体どこから持ってきたのでしょうか。

収入の金額を誤魔化したのでしょうか。
どこかの家から盗んできたのでしょうか。
いずれにせよ、何か悪いことをしていそうです。

マイナンバー4

マイナンバーが活用されることで、そんなあれやこれやがバレたりバレなかったりします。

マイナンバーを導入することで、収入や支出、貯蓄などの個人情報を紐付けることが(以前より)簡単になります。
国民の情報を、まとめて管理するのが楽になるわけです。

例えば、ピヨ太君がピヨピヨカンパニーから100円貰って、ピヨピヨ商店で10円のお菓子を買ったとしましょう。

今までは「ピヨ太に100円やった」という情報をピヨピヨカンパニーが把握していました。
「ピヨ太が10円使った」という情報をピヨピヨ商店が把握していました。
「ピヨ太に100円やった」という情報と「ピヨ太が10円使った」という情報は紐付いていませんでした。
紐付けるための項目がなかったからです。

マイナンバーを導入することによって「ピヨ太に100円やった」という情報と「ピヨ太が10円使った」という情報を紐付けるのが以前より簡単になりました。
そうすると「ピヨ太は90円持っているはず」と分かります。
「よ~し、ピヨ太に90円分おごってもらおうぜー」とタカりやすくなるわけです。

マイナンバーを導入する目的は

個人の情報を一元管理(統合的に管理)するため

です。
どんな耳触りの良い言葉に置き換えても、それは事実です。
ちなみに国は「いやいや、一元管理はしないよ。分散管理だよ」と言っていますけどね。
そんなものは、いくらでも……ごほごほ。

マイナンバー5

ただし、それがイコール悪かといえば、そんなこともありません。
結局は、どのような形で活用されるか次第です。

例えば、制度や仕組みを整えてマイナンバーをガッツリ活用すれば、国民の収入を国が完全に把握できるはずです。
さらに支出まで完全に把握されたら、預金残高とかまで推測されてしまうでしょう。

「具体的に、どんなデメリットがあるの?」と聞かれると悩ましいですが、気分的に何となくイヤですよね。

ですが、便利にもなります。

確定申告は必要なくなるでしょう。
申告するまでもなく収入がバレているのですから。

あるいは、お財布が寒い人に対する支援も、いちいち申請する必要がなくなります。
申請するまでもなく預金残高や収入金額がバレているのですから。
貯金がなくて収入が少ない人を国の方で勝手に選べば、それで済みます。

その他にも、いろいろな事務手続きが簡便化するはずです。

……建前上は、そのようなメリットが宣伝されています。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「マイナンバー」って単語が出てきたら「国民に割り振られた背番号なんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク