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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

瑕疵担保責任

pointこの用語のポイント

point「ミスがあったら埋め合わせをしろよ」だよ

point請負契約とかの話で出てくるよ

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簡単に書くよ

瑕疵担保責任とは

請負契約の話とかで登場する用語で「おまえの仕事にミスがあったら何らかの形で埋め合わせをしろよ」のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

※2017年に「民法を改正するよ!」が決まりました。「実際に改正したよ!」になるのは2019年ごろの予定らしいです。それに伴い、請負契約とか準委任契約における責任の範囲や支払いに関するあれやこれや等が結構ガッツリと変わるようです。本ページに記載されている内容は改正前の情報を元にしています。改正後のあれやこれやについては、他のところで勉強してください。

別にIT用語というわけでもないですけどね。
契約関係の話で、ちょいちょい出てきます。
覚えておいた方が安全だと思います。

大雑把に言えば「ミスがあったら埋め合わせをしろよ!!」が「瑕疵担保責任」です。
請負契約の話とかで出てきます。

……と、いきなり言われても分からないですよね。
大丈夫です。
順番に見ていきます。

まずは「請負契約」の説明をします。

請負契約は「成果物の完成」に対して、責任と報酬が発生する契約です。

例えば、そうですね。

ピヨ子さんがピヨ太君に「ケーキを作ってちょうだい」と、お願いしました。
それに対して、ピヨ太君は「いいよー。100円ね」と返しました。
ピヨ子さんは「分かったわ」と答えました。

瑕疵担保責任

これで契約は成立です。
あとは実際にやるだけです。

ピヨ子さんはピヨ太君にケーキを作ってもらって、100円を払いました。

瑕疵担保責任2

ピヨ子さんは100円払いましたね。
何に対して100円払ったのでしょう?

実は、これは2通りの解釈ができます。
それは

1.ピヨ太君が作った「ケーキそのもの」に対する支払い
2.ピヨ太君がやった「ピヨ子さんのケーキを作る行為」に対する支払い


の2つです。

1は、ピヨ太君が作ったケーキをピヨ子さんが買い取ったイメージです。
100円は「ピヨ太君の作ったケーキ」に対して支払われます。
このような契約形態が請負契約です。

瑕疵担保責任3

請負契約は「成果物の完成」に対して、お金が支払われる契約です。
最終的に「ピヨ子さんのケーキがあるか?」によって、お金を貰えるかが決まります。

あと、ついでなので書いておくと、2は「準委任契約」と言います。
こちらは、ピヨ太君を雇ってケーキを作らせたイメージです。
100円は「ピヨ太君がケーキを作る行為」に対して支払われます。

瑕疵担保責任4

準委任契約は「労働力の提供」に対して、お金が支払われる契約です。
最終的に「ピヨ子さんのケーキを作ったか?」によって、お金を貰えるかが決まります。

以上が請負契約(と準委任契約)の説明です。
それを踏まえて、読み進めてください。

請負契約は「成果物の完成」に対して、お金が支払われる契約です。
「ピヨ子さんのケーキがあるか?」によって、お金を貰えるかが決まります。

ピヨ太君はケーキを作りました。

瑕疵担保責任5

ですが、ピヨ太君の作ったケーキは、見た目がぐちゃぐちゃでした。
味もスパイシーで、まったりとした中にもコクがあります。
「食べ物」と呼ぶよりは「食物兵器」と呼んだ方がピッタリな代物でした。

瑕疵担保責任6

ピヨ子さんはピヨ太君の作ったケーキもどきに対して「これはケーキとは呼べない!ケーキの振りをした毒物だ!」と判断しました。

瑕疵担保責任7

ピヨ子さんは「ケーキ」に対して100円支払うのです。
ケーキの振りをした「毒物」に100円支払うわけではありません。
ついでに愚痴ると、ケーキを食べるのを楽しみにしていたウキウキ感も台無しです。

ピヨ太め、許すまじ。
ピヨ子さんはピヨ太君に対して「おい、落とし前をつけろよ」と迫りました。

瑕疵担保責任8

この「おい、落とし前をつけろよ」が瑕疵担保責任です。

請負契約は「成果物の完成」に対して、責任と報酬が発生する契約です。
成果物が完成していない、もしくは、パッと見で完成していてもおかしなところがあるのでは、契約が果たされたとは言えません。

そんな「契約が果たされなかった(ちゃんとした成果物が完成しなかった)」ときに発生する「何らかの形で埋め合わせをする」責任が瑕疵担保責任です。

私も詳しくありませんが、埋め合わせの仕方は、きちんとした成果物が完成するまで無償で対応するのが一般的だと思います。
その次に多いのが、お金で解決ですかね。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「瑕疵担保責任」って単語が出てきたら「『ミスがあったら埋め合わせをしろよ』なんだな~」と、お考えください。

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