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準委任契約

pointこの用語のポイント

point労働力の提供に対してお金を貰えるよ

point指揮系統は、自社→自分だよ

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簡単に書くよ

準委任契約とは

(何らかの成果物に対する報酬ではなく)技術力や労働力を売りますよ、な契約のこと
です。
カッコ付けて書くと

作業の実施に対して責任と報酬が発生する契約形態のこと
となります。

image piyo

詳しく書くよ

※2017年に「民法を改正するよ!」が決まりました。「実際に改正したよ!」になるのは2019年ごろの予定らしいです。それに伴い、請負契約とか準委任契約における責任の範囲や支払いに関するあれやこれや等が結構ガッツリと変わるようです。本ページに記載されている内容は改正前の情報を元にしています。改正後のあれやこれやについては、他のところで勉強してください。

簡単に言えば「あなたの代わりに作業をやりますよ」な契約が「準委任契約」です。
「結果として、どうなったか」は、そこまで大事ではありません。
「何をしたか」(過程)が、とても大事です。
そんな契約形態です。

準委任契約

準委任契約は、お客さまがやりたいことを代わりにやって、その「代わりにやる」という行為に対して、お金を貰います。
カッコ付けて言うと、労働力の提供です。

お客さま:この作業をやってよ
 ↓
自分:はい、やりました
 ↓
お客さま:ありがと。はい、お金


な流れになります。

準委任契約2

お客さまが「ケーキを作って」とお願いしたのであれば「ケーキを作る行為」に対して支払いが発生します。
あくまで「労働力の提供」に対して費用が支払われるのです。
結果として、お客さまが儲かったかどうかは関係ありません。
だから

お客さま:この作業をやってよ
 ↓
自分:はい、やりました
 ↓
お客さま:あっ、いらない作業だったわ。ごめんごめん。何の成果にもなってないからお金は無しで


は通用しませんよ。

準委任契約3

その代わり、好き勝手は許されません。
お客さまのやってほしい作業をする必要があります。

お客さま:この作業をやってよ
 ↓
自分:いやでーす
 ↓
お客さま:うっせ!さっさとヤレ!


となります。

準委任契約4

IT業界では「SES」と呼ばれている契約形態が有名ですよね。
SESは、分類としては準委任契約です。

SESは

1.労働力の提供に対してお金を貰える
2.建前上の指揮系統は、自社→自分
3.お客さま先に常駐して作業するのが一般的


な契約です。
この中の「3.」を、ちょっと見なかったことにして

1.労働力の提供に対してお金を貰える
2.建前上の指揮系統は、自社→自分


にすると準委任契約になります。

とはいえ、SESの場合、実態は派遣と変わらn……ごほごほ。

準委任契約5

急に、のどの調子がおかしくなりました。

ちなみに「準」が付くか付かないかは、やることによって決まるそうです。

世の中には「法律行為」と呼ばれている何かがあります。
法律行為が何かは、私も理解していません。
「法律行為」と言うくらいなのですから、法律に関する何かを何かする行為なのでしょう。

この法律行為を他の人に「やってよ」とお願いすると「準」が付かない「委任契約」になります。
法律行為「以外の」行為を他の人に「やってよ」とお願いすると「準」が付く「委任契約」になります。
ただ、それだけです。

以上で準委任契約の説明は終わりですが、せっかくなので、請負や派遣との違いを表にまとめておきましょう。
どうせ、請負とか派遣の意味も調べるでしょ?

請負、準委任契約(SES)、派遣の違いは以下の通りです。

種類責任指揮系統
請負成果物の完成自社→自分
準委任契約労働力の提供自社→自分
派遣労働力の提供お客さま→自分


「言われたものを完成させるよ!完成したら、お金をちょうだいね!細かい口出しはしないでね!」が請負です。
「言われた作業をするよ!作業が終わったら、お金をちょうだいね!細かいところは、こっちに任せてね!」が準委任契約です。
「言われた作業をするよ!作業が終わったら、お金をちょうだいね!細かいところまで、ちゃんと指示してね!」が派遣です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「準委任契約」って単語が出てきたら「労働力を売りますよ!な契約なんだな~」と、お考えください。

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