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互換インク

pointこの用語のポイント

pointインクジェットプリンタ用のインクだよ

pointプリンタを作っている会社と無関係な会社が作って売っているインクだよ

point使うと、プリンタを作っている会社から嫌な顔をされるよ

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簡単に書くよ

互換インクとは

インクジェットプリンタ用のインクのうち、プリンタを作っている会社とは無関係な会社さんが作って売っているインクのこと。
つまり

正規品に似せて作ってはあるけど、正規品ではないインクジェットプリンタ用のインクのこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。

プリンタは、ざっくり書くと「印刷する機械」ね。
「これをちょっくら印刷してよ」とコンピュータさんから指示された内容を、紙やファイル出力するのが、お仕事です。

互換インク

プリンタは、印刷のやり方によって、いくつかの種類に分類できます。
その分類のひとつで、インクを紙に「プッ!(>3<)∴」と吹き付けることで印刷するプリンタを「インクジェットプリンタ」と言います。

互換インク2

さて、インクジェットプリンタさんが「プッ!(>3<)∴」と吹き付けるインクですが、実は2種類あります。
それは

1.プリンタを作っている会社さんが売っているインク
2.プリンタを作っている会社さんとは無関係な会社さんが売っているインク


の2種類です。

この2種類のインクのうち、

2.プリンタを作っている会社さんとは無関係な会社さんが売っているインク

が「互換インク」です。

互換インクは、プリンタを作っている会社さんが売っているインク(正規品)と比較して

1.値段が安い
2.プリンタが壊れたり、綺麗に印刷できない可能性が正規品より高い


のが特徴です。

互換インクは、正規品と比較して、お財布に優しい価格設定になっています。
「おっ、安いじゃん。こっちでもいいかなー」と思う人も少なくないでしょう。

ただし、ご注意ください。

互換インクは、プリンタを作っている会社さん(メーカー)に嫌われています。
どれくらい嫌われているかというと、プリンタを作っている会社さんが

互換インクを使った結果、プリンタがぶっ壊れても修理してやらないからな!どうしても修理して欲しかったら保証期間内でもお金を払えよ!けっ!

と宣言するくらい嫌われています。

と、いいますのもね。

プリンタを作っている会社さんの商売のやり方が

インクで儲けよう

なやり方なのです。

数字は適当ですが、プリンタを1台作るのに5万円かかるとしましょう。
そのプリンタで使うインクを作るのに500円かかるとします。

普通であれば、作るのにかかる費用に利益を足したものが、売るときのお値段になります。
例えば、プリンタが10万円で、インクが1,000円とかの価格設定でしょうかね。

ところが、プリンタを使った商売のやり方は違います。

プリンタ本体を安くするのです。
作るのに5万円かかるプリンタを、6万円とか、5万円とか、あるいは3万円とかで売ってしまいます。

その代わり、インクのお値段を高めに設定しているのです。
500円で作れるインクを、2,000円とか3,000円とかで売っています。

プリンタ本体を安めの価格設定にして顧客を囲い込み、消耗品であるインクを高めの価格設定にして利益を出そうな作戦なのでしょう。

これがプリンタ関連の商売のやり方です。
カッコ付けて言うと「ビジネスモデル」ってやつですね。

ところが、ですよ。

無関係の会社に、インクだけを1,000円とかの安いお値段で売られたら、どうでしょう?

プリンタ本体は買ってもらえるかもしれませんが、利益を出すための純正インクを買ってもらえなくなります。
プリンタを作って売っている会社さんは商売あがったりです。

こんちくしょう!

となる気持ちも分かりませんか?

一方、互換インクを作って売る会社さんからすれば、これはビジネスチャンスです。

プリンタを作って売っている会社さんと違って、プリンタ本体の分の費用をインク代から回収する必要がありません。
単純にインクを作る費用に利益を乗せた価格設定にできます。
正規品のインクよりも安くすることが可能でしょう。

ということで、プリンタを作って売っている会社さんは「あんのクソ野郎が!人の商売の邪魔しやがって!買う方も買う方だ!互換インクなんかを使うやつは客じゃねぇ!けっ!」と不快感をあらわにしますし、互換インクを作って売っている会社さんは「プリンタのインクって高いですよね~。うちの商品はお得ですよ。中身は正規品とほとんど同じですし、しかもお値段が安い!」とアピールするのです。

繰り返しになりますが、互換インクのメリットは

お値段が安い

です。
一方のデメリットは

1.修理が有償になる
2.印刷品質が落ちる可能性がある
3.プリンタが壊れる可能性が高くなる


になります。

一番分かりやすいデメリットは1の「修理が有償になる」ですね。

2の「印刷品質が落ちる可能性がある」は、どこまで気にするかです。
プリンタ本体の特徴とかをしっかり把握している人が作った正規品の方が綺麗に印刷される可能性は高いですが、品質の差を気にするかは、プリンタを使う人次第です。

3の「プリンタが壊れる可能性が高くなる」も、考え方は2と同じです。
プリンタ本体の特徴とかをしっかり把握している人が作った正規品の方が安全だとは思いますが、正規品だから壊れないとも限りません。
プリンタが壊れるリスクをどこまで気にするかは、プリンタを使う人次第です。

ちょっと、よくない例えですが、年金を納付するかしないかと似たようなイメージです。

お金がもったいないとの理由で、年金を納めない人がいます。
納めない人は、その分、目先のお金が浮きます。
ただし、将来的に年金がもらえなかったり、あるいは強制的に取り立てられるリスクがあります。

一方、きちんと納める人もいます。
納めた人は、その分、目先のお金が減ります。
ただし、年金制度が破たんしない限りは、将来、年金をもらえます。

年金を納めない人が互換インクを使う人、年金を納める人が純正インクを使う人のイメージです。

ぶっちゃけ、年金制度もいつまで維持されるか分かりません。
「どうせ、もらえないよ!」と考えて払わないのも選択肢のひとつです。
同じように「プリンタなんて壊れるときは壊れる!」と考えて、安さ優先で互換インクを使うのも、ひとつの選択です。

一方で、年金をきちんと納めるのも選択肢のひとつです。
「壊れたときに修理してもらえないと困る!」あるいは「プリンタのビジネスモデルが崩壊して、プリンタ本体がバカ高くなったり、プリンタを作る会社がなくなったりしたら結局、自分が困る!」と考えて、純正インクを使うのも間違いではありません。

互換インクを良しとするかは、その人の立場と考え方次第です。
あなたは価格と安心感、どちらを重視しますか?

価格を重視する人は互換インクの使用も選択肢に入ると思います。
安心感を重視する人は素直に純正品を使いましょう。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「互換インク」って単語が出てきたら「正規品ではないインクなんだな~」と、お考えください。

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