[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

トリプルDES

pointこの用語のポイント

point暗号化のやり方だよ

pointDESを応用したやり方だよ

point3回ぐちゃぐちゃにするよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

トリプルDESとは

DES(昔のアメリカで標準規格として採用されていた暗号化のやり方)を工夫して、より解読しにくくした暗号化のやり方
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

暗号
暗号化
復号
DES
暗号鍵


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は、適当に読み飛ばしてください。

暗号は「特定のルールに従って、ぐちゃぐちゃに変換されたデータ」です。

トリプルDES

暗号は、そのまま見ても、内容が分かりません。
悪い人に勝手に盗み見られても、書かれている内容は分からない理屈です。

トリプルDES2

暗号を作成する行為を「暗号化」と言います。
特定のルールに従って、元のデータをぐちゃぐちゃにする行為です。

トリプルDES3

暗号化の逆、暗号を元のデータに戻すのは「復号」です。

トリプルDES4

暗号化のやり方は、いろいろあります。

その「いろいろ」の中のひとつに「DES」と呼ばれるやり方があります。
DESは昔のアメリカで標準規格として採用されていた暗号化のやり方です。
よく分からない人は、取りあえず中身を気にしないでください。
「暗号化のやり方なんだな~」というのだけ押さえておけば大丈夫です。

あとは「暗号鍵)」の説明も、しておきましょう。
暗号鍵は「暗号化したり復号する(暗号を元に戻す)ときに使うデータ」です。

トリプルDES5

予備知識は、そんなところですかね。
それでは本題です。

以上を踏まえて「DESを工夫して、より解読しにくくした暗号化のやり方」が「トリプルDES」です。
3回ぐちゃぐちゃにするので、頭に「トリプル」が付いています。

DESは、ぐちゃぐちゃにするのが1回です。
元のデータに対して、暗号鍵(鍵A)を使って、ぐちゃぐちゃにした暗号を作ります。

トリプルDES6

一方、トリプルDESは3回ぐちゃぐちゃにします。

最初はDESと同じです。
元のデータに対して、暗号鍵(鍵A)を使って、ぐちゃぐちゃにした暗号を作ります。

トリプルDES7

次に、できあがった暗号に対して、復号用の暗号鍵(鍵B)を使って、復号します。

トリプルDES8

ただし、ここで使う鍵Bは鍵Aと無関係なやつです。
対応していない鍵を使って無理やり元に戻そうとするので、元にもどりません。
その結果、余計にぐちゃぐちゃになります。

トリプルDES9

最後に、ぐちゃぐちゃになった暗号に対して、さらに暗号鍵を使って暗号化します。
このときに使う暗号鍵は、最初に使った鍵Aの場合もあれば、まったく別の鍵Cの場合もあります。

トリプルDES10

このようなやり方(トリプルDES)で作った暗号は、DESで作った暗号よりもぐちゃぐちゃになっています。
トリプルDESで作った暗号の方が、DESで作った暗号よりも解読されにくい理屈です。

ただし、ぐちゃぐちゃになればなるほど、元に戻すのは大変です。
ぐちゃぐちゃにするのも時間がかかるでしょう。
トリプルDESはDESより安全ですが、その分、暗号を作ったり元に戻すのに時間と手間がかかるやり方です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「トリプルDES」って単語が出てきたら「暗号化のやり方なんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク