[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

仮引数 (parameter)

pointこの用語のポイント

point関数定義に書いてある引数だよ

point「この関数は、どんな引数を受け取りますよ~」が書いてあるよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

仮引数 (parameter)とは

関数を定義しているところに書いてある引数のこと
であり

「この関数は、どんな名前の変数で、どんな型の引数を受け取りますよ~」が書いてある部分のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。

変数は「プログラミング言語における値を入れておく箱」ね。

仮引数

変数には「名前(変数名)」と「種類(変数の型)」があります。
どんな名前の箱で、何を入れて良い箱か、です。

例えば、ここに数字を入れる箱がありました。
箱の名前は「数字箱」です。

仮引数2

この箱を変数と見なすと、変数名は「数字箱」です。
変数の型は「数字を入れる箱」になります。

仮引数3

以上が変数に関する予備知識です。
あとは、関数について、いくつか説明しておきます。

関数は「何かを入れると何かを計算して何かを返してくれるプログラムの部品」です。
一般的には、入力を受けて処理を行い、その結果として出力があります。

仮引数4

引数は「プログラムや関数に渡す値」です。

仮引数5

ちょっと汚い話で恐縮ですが、人間はご飯を食べて、ウンチを出します。

仮引数6

人間を関数だとすれば、ご飯に相当するものが引数です。
あと、ついでなので書いておくと、ウンチに相当するものは戻り値です。

仮引数7

プログラムで関数を使うには、2つの手順を踏む必要があります。
それは

1.関数の中身を定義する
2.関数を使う


です。

まず必要なのは「こんな関数を用意しますよ~」な説明を書くことです。
具体的には

1.どんな引数を受け取って
2.どんな処理を行い
3.どんな戻り値を返す


を書いてあげる必要があります。
これを「関数定義」や「関数の定義」あるいは「関数を定義する」と表現します。

「こんな関数を用意しますよ~」な説明が終わったら、あと実際に使うだけです。
関数を使うときには

1.どの関数を呼び出すよ
2.引数として、どんな値を渡すよ
3.戻り値を、どの変数に入れるよ


を書いてあげます。
これを「関数呼び出し」や「関数の呼び出し」あるいは「関数を呼び出す」と表現します。

関数定義と関数の呼び出しをプログラムっぽく書くと、例えば以下のようになります。

//関数定義
int func_hoge (int num){
    //何かの処理

    return 0;
}

//関数呼び出し
ret = func_hoge(1);


日本語でも書いていますが

int func_hoge (int num){
    //何かの処理

    return 0;
}


の部分が関数定義です。
「int」は「数値」と読み替えてください。

最初の「int」が戻り値を表しています。
「この関数からは戻り値として数値が返るよ~」を表現しています。

仮引数8

「func_hoge」は関数の名前です。
「この関数の名前は『func_hoge』だよ~。使いたいときは『func_hoge』を呼んでね~」と言っています。

仮引数9

カッコの中の「int num」は引数に関する説明です。
これは

1.数値(int)型の値を引数として受け取るよ
2.受け取った引数は、変数「num」に入れて使うよ


の2つを表現しています。

仮引数10

最後に、波括弧の中には、関数内で行われる処理が書かれます。

仮引数11

これが関数定義部分の説明です。

次に関数呼び出し部分を説明します。

ret = func_hoge(1);

が関数呼び出し部分です。

最初の「ret」は関数からの戻り値を受け取る変数です。
「関数『func_hoge』からの戻り値は、変数『ret』に入れるよ~」を意味しています。

仮引数12

「func_hoge」は、呼び出す関数の名前です。

仮引数13

カッコの中の「1」は、関数に渡す引数です。

仮引数14

関数呼び出し部分で関数「func_hoge」に引数「1」が渡されました。
この「1」は、関数「func_hoge」の中で変数「num」に入れられます。
以降は、値「1」が入った変数「num」として関数内の処理に使われます。

さて、ここまでの説明で2種類の「引数」が出てきたのに気づいたでしょうか。
それは

1.関数内で定義した引数
2.関数に渡した引数


の2つです。

仮引数15

「1.関数内で定義した引数」は、関数定義の

int func_hoge (int num){
    //何かの処理

    return 0;
}


で登場した「int num」です。

「2.関数に渡した引数」は、関数を呼び出している

ret = func_hoge(1);

で登場した「1」を指します。

この2つの引数のうち

1.関数内で定義した引数

が「仮引数(かりひきすう)」です。

仮引数16

ついでなので書いておくと

2.関数に渡した引数

は「実引数(じつひきすう)」と言います。

仮引数17

仮引数と実引数はセットで覚えてあげてください。

仮引数:関数を定義しているところに書く引数
実引数:関数を呼び出しているところに書く引数


です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「仮引数」って単語が出てきたら「関数を定義しているところに書いてある引数のことなんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク