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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

サーバ (server)

pointこの用語のポイント

pointサービスを提供するコンピュータだよ

pointコンピュータの役割を表す用語だよ

point普通のパソコンさんでもサーバになれるよ

pointサーバとして使うためにパワーアップされたパソコンを指す場合もあるよ

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簡単に書くよ

サーバ (server)とは

サービスや機能を提供する側のコンピュータのこと
です。
あるいは

サービスや機能を提供する側のコンピュータとして使うために、主に性能面で調整されたコンピュータのこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

最初に、大事な注意点です。
サーバには

1.「役割」としてのサーバ
2.「機器」としてのサーバ


の2種類があります。
この2つは分けて考えてください。
一緒にして考えると、混乱します。

それを踏まえて、読み進めてください。

まずは「役割」としてのサーバについて、説明します。

例えば、そうですね。
ピヨ太君が、お祭りに出かけました。

サーバ

お祭りには、魅力的な屋台がいっぱいあります。
いろいろ眺めていたら、お腹が空いてきました。

サーバ2

そこでピヨ太君は、怪しげな屋台で焼きそばを買うことにしました。

ピヨ太君「焼きそばおくれ」
屋台のおっちゃん「ほれっ」


ふむ。
味は、なかなかです。

サーバ3

ピヨ太君は、お祭りをぷらぷら練り歩き、気が向いたので屋台で焼きそばを買いました。
屋台のおっちゃんは、お客さまが来るのをぼーっと待ち、やってきたピヨ太君に焼きそばを売りました。

これをコンピュータの世界に置き換えてください。
屋台に相当するコンピュータが「サーバ」です。
サービスや機能を提供する側のコンピュータ」を指します。

サーバ4

ついでに、ピヨ太君に相当するコンピュータは「クライアント」と言います。
クライアントは「サービスや機能を使う側のコンピュータ」です。

サーバ5

次に、もう少し実際のコンピュータに近い例を見てみましょう。

おっと、ピヨ太君がムフフなホームページを見ようとしているようです。

サーバ6

ピヨ太君がホームページを見るときに使うソフトWebブラウザ)をぽちぽち操作すると、Webブラウザからホームページのファイルが置いてあるコンピュータに対して「ムフフなページをおくれ」と、お願いが行きます。

サーバ7

そのお願いに対して、ホームページのファイルが置いてあるコンピュータは「ほれ、ムフフなページだよ」と、お返事をします。

サーバ8

あとはWebブラウザさんのお仕事です。
もらった返事(ムフフなページ)を画面上に表示します。

サーバ9

これが、ピヨ太君がムフフなホームページを見るときの流れです。

ここで、ホームページのファイルが置いてあるコンピュータに注目してください。

サーバ10

ホームページのファイルが置いてあるコンピュータは「欲しがった人にホームページのファイルを渡す」のが、お仕事です。
「ホームページのファイルを渡す」サービスを提供している、と言えるでしょう。

このような、何らかのサービスや機能を提供するお仕事をしているコンピュータが「サーバ」です。

サーバ11

ついでなので書いておくと、ピヨ太君がムフフなホームページを見るのに使ったパソコンは「クライアント」と言います。

サーバ12

「サーバ」(や「クライアント」)は、コンピュータの役割を指す用語です。
よく分からない人は「サーバ」という用語が出てきたら「サービスを提供しているコンピュータ」と読み替えてください。
「○○サーバ」は「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」です。

例えば「Webサーバ」は「Web関連のサービスを提供しているコンピュータ」です。
先ほどの例にも出てきた、ホームページのファイルを渡すサービスを提供しているコンピュータを指します。

サーバ13

メールサーバ」という用語もあります。
メールサーバは「メール関連のサービスを提供しているコンピュータ」です。
あなたが書いたメールを送ったり、あなた宛てに来たメールを保管しておいてくれたりします。

サーバ14

他にも、いろいろな「○○サーバ」があります。
上でも書きましたが、意味は「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」です。

さて、それを踏まえて考えてみてください。

サービスを提供しているコンピュータは、もれなくサーバです。
つまり、あなたの使っているパソコンだって、サーバになれます。
例えば、あなたが普段使っているパソコンに、Webサーバ用のソフトを入れて、必要な設定をあれやこれやとして、全世界の人が見られるようにすれば、それは立派なWebサーバです。

繰り返しになりますが、サーバはコンピュータの「役割」を表す用語です。
「サーバ」という名前の機器があるわけではありません。
普通のパソコンでも、役割次第ではサーバと呼べます。

これが「役割」としてのサーバです。
「サービスを提供する側のコンピュータ」ね。

次に「機器」としてのサーバについて、説明します。

先ほど

「サーバ」という名前の機器があるわけではありません

と書きました。

それに対して「あれ?でも『サーバを買った』とか話に聞くし、メーカーのホームページとかでも『サーバ』という分類があるよ?」と疑問を感じる人もいるでしょう。

しつこいですが、サーバは

サービスや機能を提供する側のコンピュータ

です。
これは崩せません。

ただし、ですね。

サーバさんの仕事は、普通のパソコンさんより過酷です。

いつ「そのサービスを使いたいよ~」という人が出てくるか分かりません。
常に待機しておく必要があります。
基本的には、休みなしです。

サーバ15

また、2人以上のクライアントから同時に「そのサービスを使いたいよ~」と言われる場合もあるでしょう。
たくさんの仕事を一度にしても、力尽きないようにしておく必要があります。

サーバ16

サーバとしての責任を果たすためには、良い性能が求められるのです。
いわば、コンピュータ界のエリートである必要があります。

サーバ17

ということで、メーカーさんは、エリートコンピュータも作って売っています。
普通にインターネットを見たり、Excelを使ったりする分には必要ないくらい、性能の良いコンピュータです。

このようなエリートコンピュータ、サーバ用途で使うために作られた性能の良いコンピュータを指して「サーバ」と表現しています。
実際には「サーバ(として使うために作られたコンピュータ)」ですね。

これが「機器」としてのサーバです。

早口言葉みたいですが

サーバとして使うためのコンピュータがサーバ

です。
補足すると

(役割としての)サーバとして使うためのコンピュータが(機器としての)サーバ

になります。

1.「役割」としてのサーバ
2.「機器」としてのサーバ


を混同しないでくださいね。
私も昔は、この2つが区別できていませんでした。
区別できるようになって「あぁ、サーバってこういう意味か」と理解できた気がします。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「サーバ」って単語が出てきたら「サービスや機能を提供する側のコンピュータ、もしくは、サーバ用のコンピュータなんだな~」と、お考えください。

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