[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

%PATH%

pointこの用語のポイント

pointコマンドやファイルの探し場所を表しているよ

pointWindowsで使われる表現だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

%PATH%とは

Windowsで使われる表現の1つで、Windowsの「プログラムが置いてあるかもしれない場所だよリスト」を表したもの
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。

OSは「パソコンさんの人格に相当するソフト」ね。
パソコンさんは、中にOSを入れることによって、パソコンとして動くことができます。
「これが無いとパソコンじゃねーよ」な基本ソフトです。

%PATH%

OSは、いろいろあります。
その、いろいろある中の1つが「Windows」です。
Windowsは、マイクロソフトさんが作っているOSの名前(のシリーズ名部分)です。

%PATH%2

コマンドプロンプト」の説明もしておきましょう。
コマンドプロンプトは「コンピュータに詳しい人が使う黒い画面」です。

%PATH%3

私の環境(Windows 7 64bit)を例に説明すると

スタートメニュー
 ↓
すべてのプログラム
 ↓
アクセサリ
 ↓
コマンド プロンプト


をポチっと押すか、スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」の欄に

cmd

入力して、出てきた「cmd.exe」をポチっと押すと、黒い画面が表示されます。

黒い画面上では、様々なコマンド(命令)を実行したり、プログラムを起動したり、あれやこれやができます。

例えば、黒い画面上で

notepad.exe

と入力して、エンターキーをバチコーン!と押してみてください。
メモ帳が起動するはずです。

%PATH%4

あなたが

notepad.exe

と入力して、エンターキーをバチコーン!と押したとき、コンピュータさんは、事前に登録されている「プログラムが置いてあるかもしれない場所だよリスト」を見て「notepad.exe」を探します。

リストに載っているフォルダの中を1つずつゴソゴソと漁って「notepad.exeはあるかな~?」と探しているのです。

%PATH%5

無事に見つかれば「notepad.exe」を動かします。
そうすると、メモ帳が起動します。

%PATH%6

見つからなかったら、諦めます。
「そんな物は持ってない!」と怒り出します。

%PATH%7

それを踏まえて、Windowsが使う「プログラムが置いてあるかもしれない場所だよリスト」を指す表現が「%PATH%」です。

試しに、黒い画面上で

echo %PATH%

と入力して、エンターキーをバチコーン!と押してみてください。
登録されている「プログラムが置いてあるかもしれない場所だよリスト」が表示されます。

参考までに、私の環境では、以下の内容が表示されました。

C:\Windows\system32;C:\Windows;C:\Windows\System32\Wbem;(以下略)

途中から端折りましたが、プログラムが置いてあるかもしれない場所がズラズラっと書かれています。
「;」は区切り文字です。
プログラムが置いてあるかもしれない場所として、

・C:\Windows\system32
・C:\Windows
・C:\Windows\System32\Wbem
(以下略)


が登録されていますね。

この状態で

notepad.exe

と入力して、エンターキーをバチコーン!と押すと、パソコンさんは

・C:\Windows\system32
・C:\Windows
・C:\Windows\System32\Wbem
(以下略)


のどこかに「notepad.exe」があるかを探してくれます。
言い方を変えると

・C:\Windows\system32\notepad.exe
・C:\Windows\notepad.exe
・C:\Windows\System32\Wbem\notepad.exe
(以下略)


を順番に探してくれるわけです。

このように「%PATH%」は「プログラムが置いてあるかもしれない場所の一覧」を表しています。

あなたが「おい!この名前のプログラムを動かせや!」とパソコンさんに命令したとき、パソコンさんは「%PATH%」を元にして、指定されたプログラムを探してくれます。

逆に言えば「%PATH%」の中身が空っぽだったり、的外れな内容だと、上手く見つけてくれません。
試しに、黒い画面上で

set PATH=tekitou

と入力して実行してみてください。
実行した黒い画面上では「%PATH%」の中身が「tekitou」になります。
※別の黒い画面では「%PATH%」の中身は元のままです。

echo %PATH%

を実行すると

tekitou

と表示されるはずです。

この状態で再度

notepad.exe

を実行してみましょう。

メモ帳は起動しません。
代わりに

'notepad.exe' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。


のようなメッセージが表示されるはずです。
これは、パソコンさんが「『notepad.exe』なんて無かったよ!」と言っています。

それは、そうですよね。

「%PATH%」の中身は「tekitou」です。
あなたが「おい!『notepad.exe』を動かせや!」とパソコンさんに命令したとき、パソコンさんは

tekitou\notepad.exe

を探します。
「%PATH%」を元にして探すからです。

残念ながら「tekitou\notepad.exe」(「tekitou」フォルダの中の「notepad.exe」ファイル)はありません。
結果として「『notepad.exe』なんて無かったよ!」な返事になります。

これが「%PATH%」です。
何となく分かりましたでしょうか。

満足した方は、ここで読むのを止めて構いません。
ここから先は、ちょびっとだけ専門的なことを説明します。

……あっ、読んでくださるのですね。
ありがとうございます。

パソコンさんには「環境変数」と呼ばれるものがあります。
環境変数は「OSが提供しているプログラムさん向けの伝言板」です。

要は、変数(値を入れておく箱)なんですけどね。
いろんなプログラムで一緒に使えるようになっているのです。

環境変数の中身を見たいときは、黒い画面上で

echo %【環境変数の名前】%

を実行します。

例えば、環境変数「hoge」の中身を知りたいとしましょう。
そんなときは

echo %hoge%

を実行します。
そうすると、画面上に環境変数「hoge」の中身が表示されます。

おやおや~。
この書き方、どこかで見ましたね。

そうです。

echo %PATH%

と同じです。

つまり、実際には「PATH」という名前の環境変数があるのです。
この環境変数「PATH」の中に、プログラムが置いてあるかもしれない場所だよリストが値として入っています。
そして、環境変数「PATH」の中身を表示する命令が

echo %PATH%

です。

流れとしては

環境変数「PATH」がある
 ↓
環境変数「PATH」には、プログラムが置いてあるかもしれない場所の一覧が書いてある
 ↓
環境変数「PATH」を表示するときは「echo %PATH%」を実行する
 ↓
「echo %PATH%」を実行すると、プログラムが置いてあるかもしれない場所の一覧が表示される
 ↓
プログラムが置いてあるかもしれない場所の一覧を「%PATH%」と表現する


になります。

環境変数のくだりは、知っていても、あまり役には立ちません。
逆に、知らなくても困ることはありません。
ただし、仕組みとして知っていると、他の場面でも応用が利きます。
余裕がある方は、覚えてあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「%PATH%」って単語が出てきたら「プログラムが置いてあるかもしれない場所の一覧を表現しているんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク