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%systemroot%

pointこの用語のポイント

pointWindowsの本体が置いてあるフォルダを表しているよ

pointWindows NT系のWindowsで使われる表現だよ

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簡単に書くよ

%systemroot%とは

Windows NT系のWindowsで使われる表現の1つで「Windowsの本体となるファイル群が置いてあるフォルダ」を表したもの
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。

OSは「パソコンさんの人格に相当するソフト」ね。
パソコンさんは、中にOSを入れることによって、パソコンとして動くことができます。
「これが無いとパソコンじゃねーよ」な基本ソフトです。

%systemroot%

OSは、いろいろあります。
その、いろいろある中の1つが「Windows」です。
Windowsは、マイクロソフトさんが作っているOSの名前(のシリーズ名部分)です。

%systemroot%2

Windowsには2つの系統があります(ありました)。

1つは、Windows 95とか、Windows 98とかです。
こちらの系統は「Windows 9x系」と呼ばれています。

もう1つは、Windows NTとか、Windows 2000とか、Windows XP以降です。
こちらの系統は「Windows NT系」と呼ばれています。

現在は、Windows 9x系の開発は終わっています。
2016年4月時点で市場に出回っているWindowsは、すべてWindows NT系です。

さて、Windowsの本体となるファイルは、パソコンの中に置いてあります。
当たり前ですよね。

その「Windowsの本体となるファイルが置いてある場所(フォルダ)」を意図した表現が「%systemroot%」です。
「%systemroot%」という表現は、Windows NT系のWindowsで使われます。

論より証拠です。
実際に見てみましょう。

まずは、コマンドプロンプト(コンピュータに詳しい人が使う黒い画面)を起動します。

%systemroot%3

私の環境(Windows 7 64bit)を例に説明すると

スタートメニュー
 ↓
すべてのプログラム
 ↓
アクセサリ
 ↓
コマンド プロンプト


をポチっと押すか、スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」の欄に

cmd

入力して、出てきた「cmd.exe」をポチっと押すと、黒い画面が表示されます。

黒い画面が表示されたら

echo %systemroot%

と入力して、エンターキーをバチコーン!と押してください。

echo」は「画面に表示してよ」な命令です。

echo %systemroot%



「%systemroot%」(の中身)を画面に表示してよ

な命令になります。

命令を実行すると、私の環境では

C:\Windows

と表示されました。
これは

「C:」っていうフォルダ(ドライブ)の中にある「Windows」っていうフォルダ

を表しています。

%systemroot%4

つまり、私のパソコンさんは「C:」の中にある「Windows」の中に、Windowsの本体ファイルが置いてあるということです。

%systemroot%5

もしも、Windowsの本体ファイルが置いてある場所が「D:\Windows」であれば

echo %systemroot%

の結果は

D:\Windows

になります。

%systemroot%6

Windowsの本体ファイルが置いてある場所が「C:\piyopiyo」であれば

echo %systemroot%

の結果は

C:\piyopiyo

になります。

%systemroot%7

これが「%systemroot%」です。
何となく分かりましたでしょうか。

満足した方は、ここで読むのを止めて構いません。
ここから先は、ちょびっとだけ専門的なことを説明します。

……あっ、読んでくださるのですね。
ありがとうございます。

パソコンさんには「環境変数」と呼ばれるものがあります。
環境変数は「OSが提供しているプログラムさん向けの伝言板」です。

要は、変数(値を入れておく箱)なんですけどね。
いろんなプログラムで一緒に使えるようになっているのです。

環境変数の中身を見たいときは、黒い画面上で

echo %【環境変数の名前】%

を実行します。

例えば、環境変数「hoge」の中身を知りたいとしましょう。
そんなときは

echo %hoge%

を実行します。
そうすると、画面上に環境変数「hoge」の中身が表示されます。

おやおや~。
この書き方、どこかで見ましたね。

そうです。

echo %systemroot%

と同じです。

つまり、実際には「systemroot」という名前の環境変数があるのです。
この環境変数「systemroot」の中に、Windowsの本体ファイルのある場所が、値として入っています。
そして、環境変数「systemroot」の中身を表示する命令が

echo %systemroot%

です。

流れとしては

環境変数「systemroot」がある
 ↓
環境変数「systemroot」には、Windowsの本体ファイルのある場所が書いてある
 ↓
環境変数「systemroot」を表示するときは「echo %systemroot%」を実行する
 ↓
「echo %systemroot%」を実行すると、Windowsの本体ファイルのある場所が表示される
 ↓
Windowsの本体ファイルのある場所を「%systemroot%」と表現する


になります。

環境変数のくだりは、知っていても、あまり役には立ちません。
逆に、知らなくても困ることはありません。
ただし、仕組みとして知っていると、他の場面でも応用が利きます。
余裕がある方は、覚えてあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「%systemroot%」って単語が出てきたら「Windowsの本体ファイルが置いてあるフォルダを表現しているんだな~」と、お考えください。

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