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ネットワーク・インフォメーション・サービス (NIS)

pointこの用語のポイント

pointネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組みだよ

point主にUNIX系で使われるよ

point「YP」って出てきたら「NIS」って読み替えてね

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簡単に書くよ

ネットワーク・インフォメーション・サービス (NIS)とは

主にUNIX系で使われる仕組みで、Windowsで言う「Active Directory」っぽいやつ。
もう少し具体的に書くと

主にUNIX系のコンピュータで使われる、ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組み(の1つ)
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。

ネットワーク上にはパソコンとかがいっぱいあります。

ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)

こいつらは基本的に、それぞれ好き勝手に動いています。
自由気ままな奴等ですよ。

ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)2

そこに、1台の元締めコンピュータを投入しました。

ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)3

元締めコンピュータは、ネットワーク上で好き勝手やってる奴等を統括的に管理するのが使命です。
元締めコンピュータが、他のコンピュータのあれやこれやの情報を管理します。

ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)4

このような仕組みのサービスを「ディレクトリサービス」と言います。

ディレクトリサービスは、いろいろあります。
例えば、Windowsで登場する「Active Directory(アクティブディレクトリ)」は、ディレクトリサービスです。
あるいは、DNSなんかも、ディレクトリサービスと呼べるでしょう。
※「Active Directory」「DNS」の詳細は、それぞれの用語の説明をご覧ください。

そんな、いろいろあるディレクトリサービスの中の1つが「ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)」です。
「ネットワーク・インフォメーション・サービス」という表記では、まず登場しません。
長ったらしいですからね。
Network Information Service」の頭文字を取って「NIS」と表現されることが多いでしょう。
本ページでも、以降は「NIS」と表現します。

NISは、主にUNIX系(Linuxとか)で使われるディレクトリサービスです。
元締めコンピュータが存在して、そいつが下々のコンピュータの情報を管理します。

ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)5

大雑把な説明としては、そんなところです。
あとはNIS関連で登場する用語を、補足しておきます。

NISで登場する元締めコンピュータは「NISサーバ」と呼ばれます。

ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)6

元締めコンピュータに管理される方のコンピュータたちは「NISクライアント」です。

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NISの仕組みにおいて、コンピュータには管理上の名前が付けられます。

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このNISの仕組みで使われるコンピュータの名前を「NISドメイン名」と言います。

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NISドメイン名は、DNSの仕組みで使われるドメイン名とは関係ありません。
「ドメイン名」という表記は気にしないでください。
「コンピュータの名前」くらいのニュアンスです。

また、NISで使われる元締めコンピュータは大事なやつです。
ぶっ壊れたりしたら大変です。

そこで元締めコンピュータを複数台体制にすることがあります。
元締めコンピュータとしての仕事をするコンピュータと、元締めコンピュータがぶっ壊れたとき用に待機しておく予備のコンピュータを用意する形です。

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このときの、元締めコンピュータとしての仕事をするコンピュータを「NISマスタサーバ」と呼びます。

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予備のコンピュータは「NISスレーブサーバ」です。

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NIS関連で、よく登場する用語は、そんなところでしょうか。

最後に、NISは昔「Yellow Pages(イエローページ)」という名前でした。
商標の関係でNISに変更したらしいです。

そのため、NISを指して「YP」と表現されることがあります。
Yellow Pages」の頭文字を取って「YP」ですね。
「NIS/YP」や「NIS(YP)」のような表記を見かけることもあると思いますが、気にする必要はありません。
「NIS」と「YP」は同じものです。

それに関連して、NIS関連で登場するコマンド等の名前が「yp○○」の場合もあります。
NISっぽい話で出てくる「yp」は頭の中で「nis」と読み替えてください。
それで大体の意味は掴めるはずです。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ネットワーク・インフォメーション・サービス(NIS)」って単語が出てきたら「ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組みなんだな~」と、お考えください。

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