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システムハンガリアン

pointこの用語のポイント

point変数名とかの表記方法だよ

point変数名の最初や最後に目印をつけるよ

point変数の型を目印にするよ

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簡単に書くよ

システムハンガリアンとは

変数の型を目印として付ける、ハンガリアン記法(変数名の最初や最後に目印をつける表記法)のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

※このページの説明は「アプリケーションハンガリアン」の説明と、ほとんど同じです。既に「アプリケーションハンガリアン」の説明をご覧になった方は、読んでもあまり意味は無いと思います。

ハンガリアン記法は「変数名の最初や最後に目印(接頭辞・接尾辞)を付けることで、変数の意味を掴みやすくして間違いを減らそう!な表記方法」ね。

変数名を付けるときに、例えば

・変数1
・変数2


ではなく

数字_変数1
文字_変数2


と付けたり、

・売上_本店
・売上_支部1


ではなく

円_売上_本店
ドル_売上_支部1


と付けるやり方です。

このようにしておくことで、間違っている部分が間違っていると分かりやすくなります。

システムハンガリアン

例えば、以下の2つの処理を見比べてください。

1.合計 = 変数1 + 変数2
2.数字_合計 = 数字_変数1 + 文字_変数2

上の処理は、一見すると正しそうに見えます。
それに対して、下の処理は間違っているように見えます。

数字と文字を足そうとしていますからね。
きっと間違いでしょう。

2つとも、やっている処理は同じです。
違いは変数名の付け方だけです。
でも、下の処理では、間違っている(ように見える)箇所が見つかりました。

もう一例、見てみましょう。
以下の2つの処理を見比べてください。

1.売上_全体 = 売上_本店 + 売上_支部1 + 売上_支部2
2.円_売上_全体 = 円_売上_本店 + ドル_売上_支部1 + ドル_売上_支部2

こちらも、上の処理は正しそうに見えます。
下の処理は間違っているように見えます。

ドルと円が混在していますからね。
これはきっと、間違いでしょう。
ドルの売上に為替レートを掛けて、円に換算する必要がありそうです。

2つとも、やっている処理は同じです。
違いは変数名の付け方だけです。
でも、下の処理では、間違っている(ように見える)箇所が見つかりました。

このように

1.間違いを見つけやすくするコンセプトで
2.変数名の最初や最後に目印を付けることによって
3.変数の中身を、より詳しく表現する


書き方がハンガリアン記法です。

それを踏まえて、2つの例の目印の付け方を、もう一度見てください。

上の例では

・変数1
・変数2




数字_変数1
文字_変数2


になりました。
目印は、機械的に、変数の型が付与されています。

下の例では

・売上_本店
・売上_支部1




円_売上_本店
ドル_売上_支部1


になりました。
目印は、変数の意味を考えて付けています。
「この変数には日本円が入るから『円_』と付けておくか」です。

つまり、一口に「目印を付ける」と言っても

・機械的に、変数の型を目印として付けるやり方
・意味を考えて、変数の内容や種類に合う目印を付けるやり方


の2つのやり方があるのです。

この2つのやり方のうち、

・機械的に、変数の型を目印として付けるやり方

が「システムハンガリアン」です。

システムハンガリアン2

それに対して

・意味を考えて、変数の内容や種類に合う目印を付けるやり方

は「アプリケーションハンガリアン」と言います。

システムハンガリアン3

アプリケーションハンガリアンが、最初に考えた人が意図したハンガリアン記法です。
単に「ハンガリアン記法」と言った場合は、システムハンガリアンを指す場合が多いです。

せっかくなので、セットで覚えてあげてください。

システムハンガリアン:変数の型を目印にする
アプリケーションハンガリアン:意味を考えて目印を付ける


です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「システムハンガリアン」って単語が出てきたら「変数の型を目印として付けるハンガリアン記法なんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
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