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プログラマブル補完機能 (programmable completion)

pointこの用語のポイント

pointシェルの機能だよ

point入力中の内容を補完してくれるよ

pointTabキーを押すと発動するよ

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簡単に書くよ

プログラマブル補完機能 (programmable completion)とは

シェルの機能の一つで、入力中にTabキーを押すと、入力途中の内容からどんな内容を入力しようとしているか判断して、可能な限り補完してくれる機能のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

シェルは、ものすごい大雑把に説明すると「人間様からの入力をコンピュータさんに伝えるプログラム」ね。

プログラマブル補完機能

このシェルの機能の一つで、入力中の内容から入力したい内容を判断して補完してくれる機能が「プログラマブル補完機能」です。
単に「プログラマブル補完」と呼ばれる場合もあります。
基本的には、Tabキーを押すことで発動する機能です。

プログラマブル補完機能2

例えば、ここに

・piyota
・piyoko
・piyotamama


の3つのディレクトリがあったとしましょう。

ピヨ太君は「cdコマンド(自分の今いるディレクトリを移動するときに使うコマンド)を使って、この3つのどれかに移動します。

プログラマブル補完機能3

ピヨ太君は、まず「c」と入力しました。
画面には、入力中の内容が

c

と表示されます。

プログラマブル補完機能4

次にピヨ太君は「d」と入力しました。
画面には、入力中の内容が

cd

と表示されます。

プログラマブル補完機能5

次にピヨ太君は半角スペースを入力しました。
画面には、入力中の内容が

cd

と表示されます。

プログラマブル補完機能6

次にピヨ太君は「p」と入力しました。
画面には、入力中の内容が

cd p

と表示されます。

プログラマブル補完機能7

この状態で、ピヨ太君はTabキーを押しました。
そうすると、画面には

cd piyo

プログラマブル補完機能8

と表示されます。

そうです。
Tabキーを押したら「iyo」と勝手に入力されたのです。

これは何故か考えてみましょう。

ピヨ太君が移動するのは

piyota
piyoko
piyotamama


のどれかです。

どのディレクトリに移動するにしろ、はじまりは「piyo」ですよね。
ということは、ピヨ太君は「p」に続けて、必ず「iyo」と入力するはずです。

そこでコンピュータさんは「どーせ、『p』の後には『iyo』って入力するんでしょ?だったら気を利かせて入力しておいてあげるよ」と考えて「iyo」まで入力してくれました。
この「気を利かせろて入力内容を補完しておいたよ」機能がプログラマブル補完機能です。

プログラマブル補完機能9

それを踏まえて、続きを見てみましょう。
画面には、入力中の内容が

cd piyo

と表示されています。

次にピヨ太君は「t」と入力しました。
画面には、入力中の内容が

cd piyot

と表示されます。

プログラマブル補完機能10

この状態で、ピヨ太君はTabキーを押しました。
そうすると、画面には

cd piyota

と表示されます。

プログラマブル補完機能11

そうです。
Tabキーを押したら「a」と勝手に入力されたのです。

さっきは「iyo」と入力されたのに、今度は「a」と入力されました。
どうしてでしょう?

これも、考え方はさっきと同じです。

ピヨ太君が移動するのは

・piyota
・piyoko
・piyotamama


のどれかです。

「piyot」まで入力したことによって「piyoko」ではないと分かりました。
残るは

piyota
piyotamama


です。
ピヨ太君はどちらかに移動するつもりです。

どちらに移動するにしろ「piyot」の後には「a」を入力するはずです。
「pyota」までは同じですからね。

さっきと同じで、コンピュータさんは「どーせ、『piyot』の後には『a』って入力するんでしょ?だったら気を利かせて入力しておいてあげるよ」と考えて「a」まで入力してくれました。

これがTabキーを押したら「a」が入力された理由です。

せっかくなので、最後まで見てみましょう。
画面には、入力中の内容が

cd piyota

と表示されています。

次にピヨ太君は「m」と入力しました。
画面には、入力中の内容が

cd piyotam

と表示されます。

プログラマブル補完機能12

この状態で、ピヨ太君はTabキーを押しました。
そうすると、画面には

cd piyotamama

と表示されます。

プログラマブル補完機能13

そうです。
Tabキーを押したら「ama」と勝手に入力されたのです。

ピヨ太君が移動するのは

・piyota
・piyoko
・piyotamama


のどれかです。

「piyotam」まで入力したことによって、ピヨ太君が移動したいのは

・piyotamama

だと分かりました。

そこで、コンピュータさんは「どーせ、『piyotam』の後には『ama』って入力するんでしょ?だったら気を利かせて入力しておいてあげるよ」と考えて「ama」を入力してくれたのです。

このように、Tabキーを押すことによって入力中の内容が補完される機能が、プログラマブル補完機能です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「プログラマブル補完機能」って単語が出てきたら「入力中の内容を補完してくれる機能なんだな~」と、お考えください。

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