[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

tracepath6【コマンド】

pointこの用語のポイント

pointUNIX系で使えるコマンドだよ

point通信経路を調査するよ

pointIPv6用だよ

pointMTUも確認できるよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

tracepath6【コマンド】とは

どんな経路を通って通信相手のところまで行くか確認するときに使うコマンド(IPv6版)
です。

image piyo

詳しく書くよ

tracepathコマンドIPv6版が「tracepath6」コマンドです。

一応「IPv6」について補足しておきましょう。

みなさんが馴染みのある「192.168.1.1」みたいな形式のIPアドレスは「IPv4」と呼ばれています。

今まではIPv4(「192.168.1.1」形式)しか使っていませんでした。
ですが、インターネットを使う人が爆発的に増え、IPアドレスの数が足りなくなりそうな気配が出てきたのです。
そこで、どこかの誰かが「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」みたいな形式の長ったらしいIPアドレスを作りました。
この長ったらしいIPアドレスが「IPv6」です。
今は過渡期なのでIPv4とIPv6の両方とも使われて……いますが、まだまだIPv4(「192.168.1.1」形式)が主流です。

それを踏まえて「tracepath」コマンドと「tracepath6」コマンドを比べてみましょう。

「tracepath」コマンドは

tracepath 192.168.1.1

のように指定します。
IPv4形式のIPアドレスを指定するのです。

それに対して「tracepath6」コマンドは

tracepath6 8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e

のように指定します。
IPv6形式のIPアドレスを指定するのです。

これが「tracepath」と「tracepath6」の違いです。

これで大体は説明した気もしますが、一応「tracepath6」コマンドの説明を書いていきますね。
基本的には「tracepath」コマンドの使い方と同じです。
既に「tracepath」コマンドの使い方を理解している人は、読む必要はないと思います。

「tracepath6」コマンドは、コマンドライン上から通信相手までの通信経路(どんな道を通って相手のところまで辿り着くか)を調査するときに使うコマンドです。
例えば「あなたのコンピュータから出たデータルータAを通ってルータBを通って相手のコンピュータに到着しましたよ~」といった情報を得ることができます。

「tracepath6」コマンドはUNIX系(LinuxとかMacとか)で使えます。

書き方は

tracepath6 [オプション] [対象のIPv6アドレス]

です。
オプションは、ちらほらとあります。

オプション説明
-bホスト名IPアドレスを両方表示する
Print both of host names and IP addresses.
-l送りつけるパケットの大きさを指定する?
Sets the initial packet length to pktlen instead of 65535 for tracepath6 or 128000 for tracepath66.
-nIPアドレスを数字で表示する?もともと数字じゃないの?
Print primarily IP addresses numerically.
-p【ポート】パケットを送り付けるポートを指定する
Sets the initial destination port to use.

などです。
オプションは、あまり気にする必要はありません。

オプションを指定しないで

tracepath6 8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e

のように指定しても、普通に使えます。

ところで、通信経路を調査するときに使うコマンドには「traceroute」がありました。
「traceroute」コマンドも

traceroute -6 8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e

のように「-6」オプションを付けることで、IPv6での指定ができます。
そして、お仕事の内容は「tracepath6」と、ほぼ同じです。
通信経路を調査するときに使うコマンドです。

「tracepath6」と「traceroute」には、どんな違いがあるのでしょうね。

実は私もよく分かりませんでした。

目に見える違いとして大きいのは、MTUが表示されているかですかね。
ちなみに、MTUは「通信用に細切れにしたデータの大きさ制限で『これくらいの大きさの細切れデータなら通れるよ(送れるよ)』な最大値」です。
詳細は用語「MTU」の説明をご覧ください。

それ以外にも違いはあるかもしれませんが、調べてもいまいち分かりませんでした。
一般的には「traceroute」コマンドを使うことが多いと思います。
私も普段は「traceroute」コマンドを使っています。
「tracepath6」の使いどころは……MTUを確認したいときですかね?

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「tracepath6」ってコマンドが出てきたら「IPv6で通信経路を調査するときに使うんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク