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基本設計

pointこの用語のポイント

pointシステム開発における工程の一つだよ

point「どんなシステムを作ろうかな?」を考えることだよ

pointシステムの概要や基本的なことを決めるよ

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簡単に書くよ

基本設計とは

要件定義と詳細設計の中継ぎ的なポジションで行う設計のこと。
もう少し具体的に書くと

システム開発における、お客さまの「こんなものが欲しいんだよね~」を受けて「それじゃあ、こんなシステムを作りましょう」な全体像や概要をざっくりと考える工程のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

まずは、システム開発の基本的な流れを見ましょう。

システム開発において、スタートはお客さまの「何がしたいか」です。
自社サービスの場合は、社長とか発案者がお客さまの立ち位置になります。

基本設計

ゴールは「できあがったシステム」です。

基本設計2

システム開発というのは、スタートの「何がしたいか」をゴールの「できあがったシステム」に変換する作業です。

基本設計3

とはいえ、一足飛びにゴールにたどり着くことはできません。
一歩一歩進んでいく必要があります。

最初にやるべき作業は、お客さまの「何がしたいか」をまとめることです。

お客さまだって人間です。
自分の言いたいことをきちんと伝えられるとは限りません。
あるいは、お客さま自身が自覚していない「やりたいこと」もあるはずです。

ですから、お客さまの実現したいことを詳しく聞き取ります。
そして「あなたがやりたいのは、こんなことだよね?」を、お客さまと一緒にまとめます。
これができれば、後から「本当はこんなことがやりたかったのに!」と文句を言われる可能性も減るでしょう。

この工程を「要件定義」と言います。

基本設計4

さて、要件定義でまとめたのは「お客さまのやりたいこと」です。
「どんなシステムを作るか」ではありません。

次の工程では「お客さまのやりたいこと」を踏まえて「どんなシステムを作るか」を考えます。

ただし「木を見て森を見ず」にならないように気を付ける必要があります。
そこで、まずはシステムの全体像をざっくりと考えます。

細かい部分は後で考えることにしましょう。
まずはシステム全体の完成図を思い浮かべるのです。
例えば

・何を目的としたシステムなのか
・何をするシステムなのか
・そのシステムには、どんな機能があるのか
・そのシステムは、どんな機器で動くのか
・どうやって、そのシステムを作っていくのか


などを決めます。

この工程が「基本設計」です。
要件定義を参考にして「それじゃあ、実際にどんなシステムを作ろうね?」をざっくりと考える工程を指します。

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なお、以降の流れとしては、基本設計を元にして「詳細設計内部設計)」を行います。

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その後、プログラミングの工程に入ります。
場合によっては、詳細設計とプログラミングの間に「プログラム設計」を行う場合もあります。

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プログラムができたら、それをテストします。

プログラムというのは、一塊のものを一気に作ることはほとんどありません。
プログラムの部品をいっぱい作って、それを合体することで完成させるのが普通です。

そこで最初のテストは「合体前の部品はそれぞれちゃんと動く?」を確認するテストです。
このテストを「単体試験」と言います。

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次に、それぞれの部品が「合体してちゃんと動く?」を確認するテストを行います。
このテストは「結合試験」です。

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最後に、システム全体のテストを行います。
言わば、卒業試験みたいなものですね。
このテストを「総合試験」と言います。

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これが、システム開発の一般的な流れです。

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繰り返しになりますが、このシステム開発の流れにおける「どんなシステムを作るか」の概要を考える工程が基本設計です。

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なお、要件定義や基本設計、詳細設計の区切りは結構あいまいです。
同じ作業を、基本設計でやる現場もあれば、詳細設計でやる現場もあります。
工程をもっと細かく分けたり、逆にいくつかの工程を飛ばす現場もあるでしょう。
各工程で何をどこまでやるかは、そのお仕事現場のルールに合わせてください。

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一言でまとめるよ

まぁ「基本設計」って単語が出てきたら「システムの概要とか基本的なことを考える工程なんだな~」と、お考えください。

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