[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

.cshrc

pointこの用語のポイント

point設定ファイルだよ

pointcshを起動したときに読み込まれるよ

pointtcshを起動して「.tcshrc」が無い場合にも読み込まれるよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

.cshrcとは

cshを起動したとき、あるいは、tcshを起動して「.tcshrc」が無いときに読み込まれる設定ファイル
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。

cshは「シェルの種類のひとつで、C言語っぽい書き方ができるシェル」ね。
tcshは「cshをパワーアップしたシェル」です。

シェルは「人間様からの入力をコンピュータさんに伝えるプログラム」です。

シェルにはいくつかの種類があります。
shbash、csh、ksh、tcsh、zshなどです。

シェルはログイン直後から動き始めます。
ログインしたときに起動するシェルをログインシェルと言います。

そして、途中で別のシェルに変更することもできます。
例えば、ログインしたときのシェルはcshだったけど途中からbashに変える、といったことも可能です。

ここまでを踏まえて、cshを起動したとき、あるいは、「.tcshrc」という設定ファイルが無い状態でtcshを起動したときに読み込まれる設定ファイルが「.cshrc」です。

.cshrc

「.cshrc」は、ログインした直後のディレクトリホームディレクトリ)にあります。
場所を指定しないで

cd

コマンドを押したときに移動するディレクトリです。

ただし「.cshrc」は隠しファイルです。
普通に

ls

を実行しても表示されないかもしれません。
「-a」オプションを付けて

ls -a

を実行すれば「.cshrc」も表示されます。

また「.cshrc」が読み込まれるタイミングですが、単純だけどややこしいです。
順番に見ていきましょう。

まず、cshを起動したときに「.cshrc」が読み込まれます。

注意点として「.bashrc」と違って、

・cshをログインシェルに設定した状態でログインした場合
・ログインした後に画面上からcshに変えた場合


のどちらでも読み込まれます。
※「.bashrc」は「(ログインした後に画面上から)bashを起動したときに読み込まれる設定ファイル」です。余裕がある方は併せて覚えてあげてください。

次に「.tcshrc」が無い状態でtcshを起動したときにも読み込まれます。

「.tcshrc」は「tcshを起動したときに読み込まれる設定ファイル」です。
この「.tcshrc」の代わりとして「.cshrc」が読み込まれます。
いわば「.tcshrc」の補欠のような位置付けですね。

「.cshrc」が読み込まれるタイミングは、基本的にはこの2つ、

・csh起動時
・tcsh起動時(「.tcshrc」が無い場合)


です。

ただし、環境によってはcshがtcshのエイリアス(別名)になっていることがあります。
その場合、cshと言っても中身はtcshです。
よって、細かく分けると「.cshrc」が読み込まれるタイミングは

・csh起動時
・tcsh起動時(「.tcshrc」が無い場合)
・csh(tcshの別名)起動時(「.tcshrc」が無い場合)


の3つになります。

実は、私の環境で、cshを起動したのに「.cshrc」が読み込まれなくてですね。
少し焦ったのです。

調べてみたら、私の環境ではcshはtcshの別名でした。
そして「.tcshrc」があったのです。

そのせいで、cshを起動しても「.cshrc」が読み込まれない状態(代わりに「.tcshrc」が読み込まれる状態)になっていました。

cshを起動しても「.cshrc」が読み込まれない場合は

・cshがtcshのエイリアスになってないか
・「.tcshrc」が読み込まれていないか


の2つを確認してみてください。
おそらく、それで解決すると思います。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「.cshrc」って単語が出てきたら「csh起動時、あるいは、.tcshrcが無い状態でのtcsh起動時に読み込まれる設定ファイルなんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク