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ICAP

pointこの用語のポイント

point通信プロトコルだよ

pointプロキシサーバさんが仲間と連携するときに使うよ

pointプロキシサーバさん以外も使えるよ

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簡単に書くよ

ICAPとは

通信するときに使うお約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり

プロキシサーバさん(とか)が仲間に「ちょっくら俺の仕事を手伝ってくんな」とお願いして連携するときに使うお約束事
です。

image piyo

詳しく書くよ

プロキシサーバは「ホームページを見るときに使うソフトWebブラウザ)の身代わりになってホームページアクセスしてくれるサーバさん」ね。
言ってしまえば、Webブラウザさんのパシリみたいなものです。

ICAP

このプロキシサーバさんですが、実は、やらなくてはいけないお仕事が結構あります。
物にもよりますが、例えば、見ちゃいけないホームページに対するアクセスを遮断したり、持ってきたホームページのファイルウイルスがくっついていないかチェックしたり、といったお仕事もやらされている場合があるのです。

ICAP2

とはいえ、世の中には不器用なプロキシサーバさんもいます。
みんながみんな、何でもかんでもできるわけではありません。

ICAP3

ですが、お仕事はやらなくてはいけません。
弱音を吐くことは許されないのです。

そこで不器用なプロキシサーバさんは仲間に助けを求めることにしました。
具体的には、自分のできないお仕事を代わりにやってもらうのです。

ICAP4

まず、本来の不器用なプロキシサーバさんが「あのページを貰ってきておくれ」なお仕事の依頼を受け取ります。

ICAP5

本来のプロキシサーバさんは、助けを求めた仲間に華麗にスルーします。
自分のできないお仕事をやってもらうためです。

ICAP6

助けを求められた仲間は、本来のプロキシサーバさんができないお仕事を代わりにやってあげます。
代わりにやってあげるお仕事が終わったら「あとは自分で頑張れよ」と返します。

ICAP7

できないお仕事を代わりにやってもらった本来のプロキシサーバさんは、お仕事の続きをやります。
Webサーバさんに「このページをおくれ」なお願いをします。

ICAP8

帰りも同じです。

Webサーバさんから本来のプロキシサーバさんのところに「ほれ、そのページだよ」とお返事が来ます。

ICAP9

本来のプロキシサーバさんは、助けを求めた仲間に華麗にスルーします。
自分のできないお仕事をやってもらうためです。

ICAP10

助けを求められた仲間は、本来のプロキシサーバさんができないお仕事を代わりにやってあげます。
代わりにやってあげるお仕事が終わったら「あとは自分で頑張れよ」と返します。

ICAP11

できないお仕事を代わりにやってもらった本来のプロキシサーバさんは、お仕事の続きをやります。
Webブラウザさんに「ほれ、そのページだよ」とお返事を出します。

ICAP12

要は、本来のプロキシサーバさんが、自分の受け取ったお仕事を一旦仲間に中継するわけです。
そして中継先の仲間に自分のできない仕事をしてもらいます。

ただし、最初から最後まで甘えるわけにはいきませんからね。
自分のできない仕事を代わりにやってもらったら、再度引き継ぎ、続きの仕事は自分でやります。

不器用なプロキシサーバさんは、仲間と連携することによって、自分の能力以上のお仕事をこなすのです。

ICAP13

ここで、ちょっと考えてみてください。

プロキシサーバさんは、仲間と連携しました。
連携するときには通信を行います。

通信を行う際には共通ルールが必要です。
片方が日本語で話しかけているのに、もう片方が英語でお返事をしたら、上手くコミュニケーションが取れませんよね。
それと同じで、お互いが共通のルール(お約束事)を守ることによって、通信は成立するのです。

ICAP14

プロキシサーバさんの仲間との連携も同じです。
通信である以上、お約束事が必要になります。

もうお分かりですよね。

プロキシサーバさんが仲間と連携するときに使うお約束事が「ICAP」です。

ICAP15

Internet Content Adaptation Protcol(インターネット・コンテント・アダプテーション・プロトコル)」の略で「ICAP」ですが、覚える必要はありません。
覚えていても、たいして役に立たないと思います。

また、今回はプロキシサーバさんを例に説明しましたが、厳密にはプロキシサーバさん以外も使えるお約束事です。
ICAPは、乱暴かつちょっと小難しく言うと「HTTP通信に対して何かやるときに使うお約束事」です。
プロキシサーバさんの話で登場することが多いですが、ファイアーウォールネットワークの門番)の話やその他の話で登場することもあります。

あと、ついでなので書いておきます。
今回のお話において、本来のプロキシサーバさんは、ICAPのお約束事に従う通信によって、仲間に手助けを求めました。

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このときの、手助けを求めた本来のプロキシサーバさんを「ICAPクライアント」と呼ぶことがあります。

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逆に、手助けをしてあげた仲間の方は「ICAPサーバ」です。

ICAP18

余裕があれば、併せて覚えてあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ICAP」って単語が出てきたら「通信する上でのお約束事のひとつで、プロキシサーバさん(とか)が仲間と連携するときに使うお約束事なんだな~」と、お考えください。

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