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/etc/aliases

pointこの用語のポイント

pointファイルだよ

pointUNIX系のOSで使われるよ

pointメールアドレスの別名が書いてあるよ

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簡単に書くよ

/etc/aliasesとは

UNIX系のOS(LinuxとかMacとか)で使われる、メールアドレスのあだ名を書いておくファイル。
もう少し真面目に書くと

UNIX系のOS(LinuxとかMacとか)で使われる、メールエイリアス(メールアドレスに付ける別名)が書かれているsendmail用の設定ファイル
です。

image piyo

詳しく書くよ

「etc」ディレクトリの中の「aliases」ファイルで「/etc/aliases」です。
UNIX系のOSで使われるファイルで、メールアドレスの別名が定義されています。

/etc/aliases

順番に見ていきましょう。

私の名前は「ササキマコト」と言います。
本名です。

/etc/aliases2

でも、本名で活動するのはイヤなので「ぴよぴよ太郎」と名乗ることにしました。
「ササキマコト」に「ぴよぴよ太郎」というあだ名を付けたのです。

/etc/aliases3

ぴよぴよ太郎さん宛の連絡は、実際にはササキマコトに届きます。
「ぴよぴよ太郎」はあだ名で、中身はササキマコトですからね。

/etc/aliases4

ササキマコトに付けたあだ名「ぴよぴよ太郎」を「エイリアス(alias)」と表現します。
「『ササキマコト』のエイリアスとして『ぴよぴよ太郎』を設定した」といった言い方をします。
エイリアス自体の意味は「別名」や「あだ名」と解釈してください。

実はこのエイリアス、メールアドレスの世界にもあるのです。

例えば「makoto@example.com」という本来のメールアドレスがあったとしましょう。

/etc/aliases5

この「makoto@example.com」に「piyota@example.com」というあだ名を付けます。
※このあだ名は専門用語で「メールエイリアス」と言います。

/etc/aliases6

そうすることによって「piyota@~」宛に送られてきたメールを「makoto@~」で受け取ることができるようになるのです。
「piyota@~」はあだ名で、中身は「makoto@~」ですからね。

/etc/aliases7

それを踏まえて、いよいよ本題です。

メールアドレスのあだ名を使うためには、どこかに「このメールアドレスのあだ名はコレだよ」という情報を持っておく必要があります。
コンピュータさんは忘れっぽいので、いちいち覚えておけません。
カンペが必要なのです。

この「このメールアドレスのあだ名はコレだよ」という情報が書いてあるカンペが「/etc/aliases」です。

「/etc/aliases」の中身は

makoto:piyota

のようになっています。
「:」(コロン)で区切られていて、左が本来のメールアドレス、右があだ名です。
例では「メールアドレス『makoto@~』に『piyota@~』というあだ名を付ける」の設定がされています。
つまり「piyota@~」宛に送られたメールは、すべて「makoto@~」に届くということです。

なお「/etc/aliases」はsendmail(すっごい有名なメール配信用のプログラム)用の設定ファイルです。
他のメール配信用のプログラムを使っている場合は、違うファイルになります。

また、付けられるあだ名は、メールアドレスの「@」(アットマーク)より前の部分だけです。
「@」(アットマーク)以降を変更することはできません。
例えば「makoto@example.com」に「piyota@example.com」というあだ名を付けることはできますが「piyota@example.net」というあだ名を付けることはできませんよ。
「@」(アットマーク)以降を変更したい場合は、あだ名を付けるのではなく、メールの転送機能を利用してください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「/etc/aliases」って単語が出てきたら「メールアドレスのあだ名が書いてあるファイルなんだな~」と、お考えください。

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