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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

PMBOK

pointこの用語のポイント

pointプロジェクト管理に関する知識集だよ

point2015年5月現在は、5個のプロセス、10個の知識エリア、3つのパートに分類してまとめられているよ

point4年に1回くらいの頻度で改訂されているよ

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簡単に書くよ

PMBOKとは

「こんなん知ってたら、プロジェクト管理も上手く行くんじゃね?」な知識を集めて、教科書っぽくまとめたもの。
もう少し真面目っぽく書くと

プロジェクト管理で役立つ(であろう)知識を体系だってまとめたもの(の一つ)
です。

image piyo

詳しく書くよ

プロジェクトは「期限とかが決まっている、計画的に終わり(ゴール)のあるお仕事」ね。
システム開発の現場では「お仕事」くらいのニュアンスですが、ルーチンワークと違って「終わり」のあるお仕事のことです。

PMBOK

このプロジェクトを管理する上で「知っておいた方が良いんじゃね?」な知識をまとめたもの(の一つ)が「PMBOK(ぴんぼっく)」です。
Project Management Body of Knowledge」の頭文字を取って「PMBOK」ね。
その名の通り、プロジェクト管理(Project Management)に関する、知識のかたまり(Body of Knowledge)です。

PMBOKでは、知識やノウハウが、5個のプロセス、10個の知識エリア、3つのパートに分類してまとめられています。

……と言われても、よく分かりませんよね。
大丈夫です。
順番に見ていきましょう。

まず、ここに一つの「ぴよぴよプロジェクト」があったとします。

PMBOK2

PMBOKにおいては「プロジェクトの進み具合って、ざっくり5段階くらいに分けられるよね?」と考えます。
その5段階は

・立ち上げ
・計画
・実行
・監視と管理
・終結(まとめ)


です。
この「プロジェクトの進み具合で分割した5つの段階」を「5個のプロセス」と表現したりしなかったりします。

それでは、ぴよぴよプロジェクトを、進み具合に応じて、5つの段階に分けてみましょう。

PMBOK3

次に、それぞれの段階に注目してください。

PMBOKにおいては「それぞれの段階ごとに管理すべきことが、ざっくり分けて10種類くらいあるよね?」と考えます。
その10種類は

・統合管理
・スコープ管理
・タイム管理(スケジュール管理)
コスト管理
・品質管理
・人的資源管理
・コミュニケーション管理
・リスク管理
・調達管理
ステークホルダー管理


です。
この「それぞれの段階で管理しなくちゃいけないこと10種類」を「10個の知識エリア」と表現したりしなかったりします。

それでは、ぴよぴよプロジェクトのそれぞれの段階に対して、管理しなくちゃいけないこと10種類を追加してみますね。
プロジェクトの進み具合は横に並べたので、それぞれの段階で管理しなくちゃいけないことは縦に並べてみます。

PMBOK4

これで「立ち上げ段階の統合管理」「立ち上げ段階のスコープ管理」……(中略)……「計画段階の統合管理」「計画段階のスコープ管理」……(中略)……「終結段階のステークホルダー管理」のように、管理しなくちゃいけないことの分類が50個(5段階×10種類)できました。

さぁ、いよいよ大詰めです。
それぞれの分類に注目してください。

PMBOKにおいては「それぞれの分類に含まれる要素は3つあるよね?」と考えます。
その3要素は

・入力
・ツールと技法
・出力


です。
この「それぞれの分類に含まれる3要素」を「3つのパート」と表現したりしなかったりします。

PMBOK5

ところで「入力」と「出力」はともかく「ツールと技法」って何でしょうね?

難しく考える必要はありません。
「何かを入れて、あれこれ加工すると、何かが出てくるよね?」というのを分けて表現しているだけです。
例えば、設計書を元にして、うんうんプログラミングすることによって、プログラムができあがったりしますよね?
設計書が入力、プログラミングがツールと技法、プログラムが出力です。

さてさて、これでプロジェクト管理が50個(5段階×10種類)、あるいは150個(5段階×10種類×3要素)に分類されました。

PMBOKにおいては「こんなん知ってたら、プロジェクト管理も上手く行くんじゃね?」な知識やノウハウが、このいずれかに分類されて、まとめられています。
例えば「プロジェクトを立ち上げたばっかりなんだけど、スケジュール管理ってどうやれば良いのかな?」と困ったら「立ち上げ段階のタイム管理」辺りを読むと「こんなのを元にして、こんなんやって、こんなのを作れば良いんじゃねーの?」みたいなことが書いてあります、多分。

具体的にどんなことが書いてあるかは、私は読んだことがないので知りません。
ごめんなさい。

あと、いくつか補足を書いておきますね。

イメージしやすくするために「知識を体系だってまとめたもの」と書きましたが、まとめた文書自体は「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド:A Guide to the Project Management Body of Knowledge)」という名前です。
この本の中に書いてある内容が「PMBOK」という位置付けになります。
知識がPMBOKで、知識を書いた紙がPMBOKガイドですね。
こだわり派な人は、頭の片隅にでも置いておいてください。

また、PMBOKガイドは4年に一回くらいの頻度で改訂されているようです。
そのため、私が頑張って書いたこのページの分類とかも、近い将来、変わってしまう可能性があります。
頑張って書いたのになぁ、しくしく。
念の為、具体的な内容は、専門的に解説しているところで確認してください。

最後に、PMBOKはあくまで「知識」です。
その通りにやればプロジェクトが成功するわけではありません。
教科書と同じです。

学校の教科書もそうですよね。
書いてあることがそのまま実社会で役に立つとは限りません。
教科書に書いてあることを自分なりに身に付けて、応用することによってはじめて役に立ちます。

頭でっかちにならないように頑張ってくださいね。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「PMBOK」って単語が出てきたら「プロジェクト管理で役立つ知識集なんだな~」と、お考えください。

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