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VLAN二重タギング

pointこの用語のポイント

pointタグVLANのやり方だよ

point既に名札がくっついているデータに、さらに別の名札をくっつけるよ

pointVLANを入れ子にできるよ

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簡単に書くよ

VLAN二重タギングとは

タグVLAN(所属するネットワークを書いた名札をデータにくっつけて、その名札を元に制御するVLANのやり方)において、既にタグの付いたデータにさらに別のタグをくっつけること
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番に見て行きましょう。

VLANは「元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク」ね。
スイッチングハブスイッチ)等で、どのコンピュータがどのネットワークに所属するかを管理することで実現します。

VLAN二重タギング

このVLANのやり方の一つに「タグVLAN」と呼ばれるやり方があります。

タグVLANでは、ネットワークを流れるデータに、そのデータがどのVLANに所属するか書いた名札を貼りつけます。

VLAN二重タギング2

スイッチさんは、その名札を見れば、データがどのVLANに所属するか分かる理屈です。

VLAN二重タギング3

かなり大雑把な説明ですが、これがタグVLANです。
詳しく知りたい方は、用語「タグVLAN」の解説をご覧ください。

しつこいようですが、もう一度おさらいしておきましょう。

タグVLANでは、ネットワークを流れるデータに、そのデータがどのVLANに所属するか書いた名札を貼りつけます。

VLAN二重タギング4

スイッチさんは、その名札を見て、データがどのVLANに所属するかを判断します。

VLAN二重タギング5

スイッチさんは、データの所属するVLANに従って「おまえはこっちに行け」「おまえはそっちだな」とデータを送り出してあげます。
このとき、いらなくなった名札は外してあげます。

VLAN二重タギング6

これがタグVLANの基本です。
これを踏まえて、読み進めてください。

かなりしつこいですが、もう一度同じことを書きます。
タグVLANでは、ネットワークを流れるデータに、そのデータがどのVLANに所属するか書いた名札を貼りつけます。
このとき、貼りつけた名札には「VLAN1」と書いてあったとしましょう。
つまり、このデータはVLAN1に所属するデータです。

VLAN二重タギング7

この名札が貼りつけられた状態のデータに、さらに名札を貼りつけることができるのです。
このとき、貼りつけた名札には「VLANα」と書いてあったとしましょう。
この名札によって、データはVLANαに所属するデータになります。

VLAN二重タギング8

「VLANα」と書かれた名札を貼りつけられたデータは、VLANαに所属するデータとして扱われます。

VLAN二重タギング9

スイッチさんは、名札を見て「おまえはVLANαの奴か。じゃあ、こっちに行け」とデータを送り出してあげます。
このとき、いらなくなった名札は外してあげます。

VLAN二重タギング10

おっと、外した名札の下からさらに名札が出てきましたよ。

そうですね。
もともと「VLAN1」と書いた名札を貼っていた上に「VLANα」の名札を貼ったのです。
「VLANα」の名札を外せば、下から「VLAN1」と書かれた名札が出てきます。

「VLANα」と書かれた名札を外されたデータは、以降、VLAN1に所属するデータとして扱われます。

これがVLAN二重タギング(ヴイランニジュウタギング)です。
タグという名の名札を二重に付けることで、VLANを入れ子にすることができます。

念の為に、もう一度整理しておきますね。

もともとのデータに名札「VLAN1」が付けられました。
以降は「VLAN1」に所属するデータとして扱われます。
その状態でさらに名札「VLANα」が付けられました。
以降は「VLANα」に所属するデータとして扱われます。
おっと、名札「VLANα」を外されました。
以降は「VLAN1」に所属するデータとして扱われます。

VLAN二重タギング11

これがVLAN二重タギングです。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「VLAN二重タギング」って単語が出てきたら「タグVLANにおいて、既に名札がくっついているデータに、さらに別の名札をくっつけることなんだな~」と、お考えください。

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