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ボトルネック (bottleneck)

pointこの用語のポイント

point一番足を引っ張っているところだよ

point一番の原因だよ

point改善すると一番効果が見込める部分だよ

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簡単に書くよ

ボトルネック (bottleneck)とは

物事において、一番足を引っ張っている部分のこと。
言い方を変えると

何かが上手く行っていないときの一番の原因になっている部分で、そいつの頑張り具合によって全体の性能や品質が決まってしまう部分のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

具体的に何を指すかは状況によって変わりますが、一言で言えば「一番足を引っ張っているところ」で「一番の原因」で「どうなるかはそいつ次第」な部分がボトルネックです。

名前の由来は瓶の首ね。
瓶の首はくぼんでいます。
いくらドバドバと水を注いでも、首回りの太さ以上の水は流れません。

ボトルネック

首回りが太ければたくさんの水が一気に入るでしょう。
細ければ少しずつしか入りません。

ボトルネック2

つまり、どれだけ一気に水が入るかは瓶の首回りの太さ次第です。
言い方を変えると、瓶の中に水を溜めるのにかかる時間は首回りの太さに依存します。

これと同じで、どれだけ良い感じになるかはそいつ次第、言い方を変えれば、良い感じになっていないときに一番の原因になっている部分(一番足を引っ張っている部分)がボトルネックです。

ボトルネックは一番足を引っ張っているところです。
逆に言えば、改善による効果が一番見込めるところとも言えます。
そのため、物事を改善するときは、まずボトルネックを見つけ、その部分の改善に着手するのが良いと言われています。

せっかくなので、ボトルネックの例を見てみましょうか。

例えば、そうですね。

あるとき、ピヨ太君とピヨ子さんとアクマ君で、お昼ご飯を食べに行きました。
チキン南蛮の美味しいお店です。
共食いな気もしますが、ピヨ太君もピヨ子さんも気にしていないようですね。

お店に着くと、三人は早速チキン南蛮セットを注文しました。
アクマ君は、お腹が空いていたので大盛りです。

ピヨ太君はチキン南蛮セットを食べるのに15分かかりました。
ピヨ子さんは5分でペロリと食べ終えてしまいました。
アクマ君は大盛りを10分で食べ終えました。

みんなお腹いっぱいです。けふっ。

ちなみに、お店に入ってから食べるまでにかかる時間、椅子に座って注文してチキン南蛮セットが出てくるまでの時間は10分でした。
三人で一緒に食べに行っているので、お店から出るのももちろん三人一緒です。
一番食べるのが遅い人が食べ終えるまで、残り二人は待っています。

さて、この条件において、お店に入ってからチキン南蛮セットを食べてお店を出るまでには、最低何分必要でしょうか?

そうですね。
答えは25分です。
料理が出てくるまでの時間10分とピヨ太君が食べるのにかかる時間15分を足した25分が最短です。

ボトルネック3

それでは、この25分を短縮するためにはどうすれば良いでしょうか?

そうですね。
ピヨ太くんがもっと早く食べれば良いのです。
大慌てでパクパク食べても良いでしょうし、量を減らしてミニチキン南蛮セットを注文するという手もあります。
いずれにせよ、ピヨ太君の食べるスピードの改善が25分という時間の短縮につながります。

ここで意識すべきポイントは、ピヨ子さんとアクマ君に対する改善は何の意味もないことです。

仮にアクマ君が、大盛りではなく普通のチキン南蛮セットを注文したとしましょう。
結果として、食べるのにかかる時間は10分から7分に短縮されました。

ボトルネック4

でも、ピヨ太君が食べるのに15分かかるのであれば同じことです。
お店に入ってから出るまでには25分が必要です。

ボトルネック5

もう分かりますよね。
このお話におけるピヨ太君がボトルネックです。

ピヨ太君が一番足を引っ張っています。
そして、ピヨ太君の食べるスピードによって、お店に入ってから出るまでの時間が決まってしまいます。
言い方を変えれば、25分かかるのはピヨ太君のせいです。ピヨ太君が原因です。
でも悲観することはありません。
見方を変えれば、ピヨ太君一人が良くなるだけで全体が良くなります。
かなり改善の効果が高いポイントと言えます。

このように、ボトルネックは一番の問題点であると同時に、一番の希望の星でもあるわけです。
まずはボトルネックを見極め、そこに集中して資源を投資するのが効率的ですよ。

ただし、状況が変わればボトルネックも変わります。

例えば、先程の例ではピヨ太君がボトルネックになっていました。

ボトルネック6

仮に、ピヨ太君が食べるスピードを上げて、7分で食べられるようになったとしましょう。

ボトルネック7

そうすると、お店に入ってから出るまでの時間は、料理が出てくるまでの時間10分とアクマ君が食べるのにかかる時間10分を足した20分が最短になります。

ボトルネック8

つまり、今度はアクマ君がボトルネックになったわけです。

ボトルネック9

ボトルネックは流動的に移るものです。
一度見つけても油断せず、定期的にチェックしてあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ボトルネック」って単語が出てきたら「一番足を引っ張っているところで、そいつの頑張り具合によって全体の性能や品質が決まってしまう部分なんだな~」と、お考えください。

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