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コア (core)

pointこの用語のポイント

point核となる何かだよ

pointあるいは、コアファイルのことだよ

pointあるいは、CPUの脳みそのことだよ

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簡単に書くよ

コア (core)とは

核となる何かのこと。
あるいは

「コアファイル」のこと。
あるいは

CPU(パソコンさんの脳みそ)の中核となる部分で、実際にCPUとしてのお仕事を行うところ。
つまり

CPUの脳みそのこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

順番にいきましょう。

まず「core」という英語自体には「芯」の意味があります。
そのため「核となる何か」を指して「コア○○」と言ったりします。
例えば「この技術が無かったら話にならん!」な会社や物の肝になる技術のことを「コア技術」と言ったりしますよ。

これが1つ目の意味の「コア」です。
核となる何かね。

次に2つ目の意味の「コア」ですが、これは「コアファイル」の省略表現です。

UNIX系のパソコンさんでは、プログラムがなんか変な感じに終了する際に、参考になりそうな情報(直前のメモリの状態とか)をファイルに「ぷっ」と吐き出します。

コア

この「ぷっ」と吐き出されたファイルの名前が「core」なのです。
ですから、この「ぷっ」と吐き出されたファイルを「コアファイル(coreファイル)」と呼び、その省略表現として「コア(core)」が使われます。
例えば「coreファイルが作られた!」の意味で「コアを吐いた!」と言ったりしますよ。

これが2つ目の意味の「コア」です。
コアファイルのことね。

最後に3つ目の意味の「コア」ですが、これは「CPU(パソコンさんの脳みそ)の中核で、実際にお仕事をする部分」つまり「CPUの脳みそ」を意味する「コア」です。
単に「コア」と言った場合は、CPUのコアを指している場合が多いでしょう。

コア2

それを踏まえて、もう少し突っ込んで見てみましょう。

もともと、CPUさんの脳みそは1つしかありませんでした。
1つのCPUに1つの脳みそです。
脳みそが1つしかないので、一度に考えられることは1つです。
1つずつ物事を処理することになります。

コア3

この「1つのCPUに1つのコア」な状態を指して「シングルコア」と言ったりします。

さて、技術の進歩と共にCPUさんも進化しました。

なんと、1つのCPUに脳みそを2つ入れられるようになったのです。
脳みそが2つあるので、2つのことを同時に考えられます。
つまり並行処理ができるようになりました。

コア4

この「1つのCPUに2つのコア」な状態を指して「デュアルコア」と言ったりします。

2つのことを同時に処理できるということは、1つずつしか処理できない場合に比べて、半分の時間でお仕事ができますよね。
単純に考えて、コア自体の性能が同じであれば、デュアルコアはシングルコアの倍の処理速度があると言えます。
※実際にはそんな単純な話でも無さそうなので「デュアルコアの方がシングルコアよりスゴい!」程度に解釈してください。

さてさて、時代は進み、さらに技術は進歩しました。

なんと、1つのCPUに脳みそを4つ入れられるようになったのです。
脳みそが4つあるので、4つのことを同時に考えられます。
これはヤバいですね。

コア5

この「1つのCPUに4つのコア」な状態を指して「クアッドコア」と言ったりします。
4つのことを同時に処理できるということは、以下略。
デュアルコアで書いたのと同じような理屈で、コア自体の性能が同じであれば、シングルコアやデュアルコアよりクアッドコアの方がスゴいと言えます。

さらに技術が進歩して「1つのCPUに6つのコア」な「ヘキサコア」や「1つのCPUに8つのコア」な「オクタコア」なんてのも生まれているようです。
スゴいですねー。

さらにさらに、ですよ。
技術は別の方面にも進歩しました。

考えてみてください。
1つのCPUに複数のコアがある場合、並行処理ができます。
つまり、処理時間の短縮、処理速度の向上が見込めるということです。
コアは1つよりも複数あった方が良さそうですよね。

そして、コアはずっと働き続けているわけではありません。
お仕事が無いときは、ぼーっとして休んでいます。

それに対して「よし!この休んでいる時間が無駄だから、もっと働かせよう!」と悪魔のようなことを考える人が出てきました。
人間社会だったら完全にブラック企業ですね。
でもコンピュータの世界ですから関係ありません。
労災も有給も無い世界なのです。

そんな経緯で(実際にそんな経緯かは知りませんが)、コアの休んでいる時間を利用して一人二役をやらせる技術が登場しました。
実際には1つのコアしかないのですが、コンピュータさんには2つのコアがあるように見せかける技術です。

コア6

こうすることで、普通は1度に1つずつしか処理できないのですが、同時に2つのことを処理できるようになります。

コア7

言ってしまえば、なんちゃってデュアルコア(1つのCPUに2つのコア)ですね。

このなんちゃってデュアルコアは、一人二役です。
1つの脳みそを使って、無理やり2つの事を考えています。

そのため、実際に2つの脳みそで考えているデュアルコアには負けます。
脳みその負担が大きいですからね。
ただし、1度に1つずつしか考えていなかった状態よりは、より多くのことを短時間で処理できるようになっています。
今までぼーっとしていた時間もお仕事をさせられるようになったからです。

なお、CPUのコアに一人二役をやらせる技術は「ハイパースレッディング」、CPUの中に実際にある1つのコアは「物理コア」、コンピュータさんから見たときに見える2つのコアは「論理コア」と言います。

コア8

余裕があれば、併せて覚えてあげてください。

だいぶ余談めいた部分が長くなってしまいましたが、これが3つ目の意味の「コア」です。
CPUの脳みそのことね。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「コア」って単語が出てきたら「核となる何かのことか、コアファイルのことか、CPUの脳みそのことなんだな~」と、お考えください。

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