[ 通常表示 ]  [ 簡易表示 ]  [ シンプル表示 ]

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

finger【コマンド】

pointこの用語のポイント

pointUNIX系でもWindows系でも使えるコマンドだよ

pointユーザの情報を表示するよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

finger【コマンド】とは

ユーザの情報を表示するときに使うコマンド
です。

image piyo

詳しく書くよ

UNIX系(LinuxとかMacとか)及びWindows系で使えます。

書き方は

finger [オプション] [ユーザ名[@ホスト名 or IPアドレス]]

です。
オプションは、ちらほらとあります。

■UNIX系

オプション説明
-sユーザログイン名、実名、端末名、その端末へ書き込みできるかどうか、アイドル時間、ログイン時間、オフィスの場所と電話番号を表示するよ
Finger displays the user’s login name, real name, terminal name and write status (as a ‘‘*’’ after the terminal name if write permission is denied), idle time, login time, office location and office phone number.
-l表示できる情報は全部表示するよ。具体的には「-s」オプション指定時の情報とホームディレクトリ、お家の電話番号、ログインシェルメールの状態、あとは、もしホームディレクトリに「.plan」「.project」「.pgpkey」「.forward」ファイルがあればその中身を表示するよ
Produces a multi-line format displaying all of the information described for the -s option as well as the user’s home directory, home phone number, login shell, mail status, and the contents of the files “.plan”, “.project”, “.pgpkey” and “.forward” from the user’s home directory.
-p「.plan」「.project」「.pgpkey」ファイルの中身を除外した情報を表示するよ(「-l」オプションと一緒に使う)
Prevents the -l option of finger from displaying the contents of the “.plan”, “.project” and “.pgpkey” files.
-m検索するとき、実名とのマッチングをしないよ?かな?
Prevent matching of user names. User is usually a login name; however, matching will also be done on the users’ real names, unless the -m option is supplied. All name matching performed by finger is case insensitive.

■Windows系
オプション説明
-l情報をずらずらっと長い一覧形式で表示するよ

ですね。
UNIX系とWindows系ではオプションが違いますので、ご注意ください。

「finger」コマンドコマンドライン上からユーザの情報を表示する際に使います。
用途自体はUNIX系とWindows系で同じですが、使い方が微妙に違います。
順番に見ていきますね。

まずはUNIX系の「finger」コマンドです。

UNIX系のfingerコマンドでは、オプションを何も指定しないで

finger

を実行すると

Login   Name    Tty   Idle Login Time  Office   Office Phone
root   root    pts/0     Nov 3 01:54 (example.com)


のように現在ログイン中のユーザの情報が表示されます。
ちなみに、これは「-s」オプションを指定して

finger -s

を実行した場合と同じ結果です。

「-l」オプションを指定して

finger -l

を実行すると「-s」オプションを指定したときの情報+αが表示されます。
私の環境では、以下の情報が表示されました。

Login: root               Name: root
Directory: /root            Shell: /bin/tcsh
On since Mon Nov 3 01:54 (JST) on pts/0 from example.com
No mail.
No Plan.


「Shell: /bin/tcsh」などの情報が増えていますね。

せっかくなので、この状態で中身が

hoge1
hoge2
hoge3


のファイル「.plan」を、ホームディレクトリに作ってみました。
その上で

finger -l

を実行したところ、以下の内容が表示されました。

Login: root               Name: root
Directory: /root            Shell: /bin/tcsh
On since Mon Nov 3 01:54 (JST) on pts/0 from example.com
No mail.
Plan:
hoge1
hoge2
hoge3


一番下に

Plan:
hoge1
hoge2
hoge3


が追加されていますね。
「.project」「.pgpkey」「.forward」ファイルを作成した場合も、基本的には同じです。

次に「-p」オプションを指定してみましょう。
「-p」オプションは「-l」オプションと一緒に使います。

例えば

finger -l

を実行した結果が

Login: root               Name: root
Directory: /root            Shell: /bin/tcsh
On since Mon Nov 3 01:54 (JST) on pts/0 from example.com
Mail forwarded to forward1
forward2
forward3
No mail.
Plan:
plan1
plan2
plan3


だった場合

finger -l -p

を実行すると

Login: root               Name: root
Directory: /root            Shell: /bin/tcsh
On since Mon Nov 3 01:54 (JST) on pts/0 from example.com
Mail forwarded to forward1
forward2
forward3
No mail.


になります。
一番下の

Plan:
plan1
plan2
plan3


が無くなっちゃいましたよね。
「-p」オプションは「-l」指定時の情報から「.plan」「.project」「.pgpkey」ファイルの中身を除外するためのオプションです。

最後は「-m」オプションです……が、いまいちよく分かりませんでした。
「finger」コマンドは

finger hoge_user



finger hoge_user@example.com

のような形でユーザを指定することができるのですが、このときの「hoge_user」に対するマッチングの話だと思います。
「-m」オプションを指定しないとログイン名「hoge_user」もしくは実名「hoge_user」のユーザの情報を表示するのに対し、指定するとログイン名「hoge_user」のユーザの情報を表示する(実名「hoge_user」のユーザ情報は表示しない)のではないかと推測しています。
実際に確認はしていません。ごめんなさい。

UNIX系「finger」コマンドの使い方は、そんなところでしょうか。

次にWindows系「finger」コマンドの使い方を見ていきます。

Windows系のfingerコマンドでは、オプションを何も指定しないで

finger

を実行するとヘルプが表示されます。

使い方としては

finger hoge_user@localhost

のような形で

[ユーザ名]@[ホスト名IPアドレス]

を指定することで該当コンピュータの指定ユーザ情報を、

finger @localhost

のように

@[ホスト名かIPアドレス]

を指定することで該当コンピュータの全ユーザ情報を表示できるようです。

ただし私の環境では

> Finger: connect::接続が拒否されました

エラーになってしまい、情報を表示できませんでした。

特に設定はいじっていないので、恐らく最初からポートが閉じているのでしょう。
確かに、これが実行できたら知らない人にユーザ情報を抜き取られてしまいます。
セキュリティの観点から見れば妥当な設定であると言えるでしょう。

ということは

意識的にポートを開放しない限り、fingerコマンドは使い道のないコマンド

と言えそうですね。不憫な奴だ。

どうしてもfingerコマンドを試してみたい人は79番ポートを開けてください。
fingerコマンドは最初の状態で79番ポートを使うようになっています。

なお「ポートって何?」「開けるってどうやるの?」な人は諦めた方が無難です。
よく分からないまま変な操作をしてセキュリティに穴が開くよりはマシだと思います。

使い方の話からは少しそれましたが、これがWindows系の「finger」コマンドです。

UNIX系は分かりませんが、Windows系はほとんど使い所が無さそうですね。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「finger」ってコマンドが出てきたら「ユーザ情報を表示するときに使うコマンドなんだな~」と、お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク