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VRRP

pointこの用語のポイント

point他社製版の「HSRP」だよ

pointルータを冗長化するための仕組みだよ

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簡単に書くよ

VRRPとは

他社製版HSRP。
もう少し具体的に書くと、

シスコシステムズ社以外の会社製のルータで「二人一組で作業してるから片方が倒れても安心さ!」な仕組みを実現するときに使うお約束事
です。

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詳しく書くよ

HSRP」はシスコシステムズ(Cisco Systems)って会社が開発した「ルータ冗長化するための仕組み」ね。
ルータは「ネットワークにおける交通整理員さん」です。
冗長化は「もしものときに備えて余計に用意しておくこと」を意味します。

このHSRPは、シスコシステムズ社独自のものでした。
他の会社では使えません。あんちくしょう。

そこで他の会社さんたちで、HSRPを参考にして新しく同じようなものを作りました。
それが「VRRP」です。

VRRPとHSRPは、やりたいことややれることはほとんど同じです。
シスコシステムズ社の製品に付いているルータを冗長化するための仕組みはHSRP、それ以外の会社の製品に付いている仕組みはVRRPとお考えください。

ここから先の説明は、HSRPの説明とほとんど同じです。
HSRPの説明を既にご覧になった方は、適当に読み飛ばしてください。

それではVRRPの仕組みについて見てみましょう。

突然ですが、ピヨ太君は、ピヨ太ママのお店でアルバイトをすることにしました。
アルバイトの内容は店番です。

VRRP

ただしピヨ太君には、一つだけ弱点がありました。
うっかりすると立ったまま寝てしまうのです。

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しかも、声をかけても起きません。

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仕方がないので、ピヨ太ママはピヨ子さんを呼びました。
「あいつを見張ってて。寝ちゃったらあなたが代わりにお客さまの相手をしてちょうだい」とお願いしたのです。

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仕方がないので、ピヨ子さんはピヨ太君と一緒に店番をすることにしました。
ですが、実際のところ、お客さまの相手は一人で足ります。
そこで普段の仕事はピヨ太君に任せて、ピヨ子さんはピヨ太君を監視することにしました。

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ピヨ太君が起きている間は、ピヨ太君がお客さまの相手をします。
ピヨ太君が寝ちゃったら、仕方がないので、ピヨ子さんがお客さまの相手をします。

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これがVRRPの仕組みです。

もう少し、実際のネットワークに近い例で見てみましょう。

ルータさんはネットワークにおける交通整理員です。
このルータさんが壊れたら使う人は困ってしまいます。

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そこで、ルータさんを2つ用意します。
これで片方が壊れても安心です。

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でも、普段から2つともお仕事をしていたら紛らわしいですよね。
ルータさん同士の意思疎通も大変です。

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そこで、ルータさんコンビは、外部に対しては一人しかいないように振る舞います。

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そして、普段お仕事をするのは一人です。
もう一人は、お仕事している奴がサボっていないかを監視します。

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おっと、お仕事していた奴が、夏バテで力尽きたようです。

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仕方がないので、もう一人のルータさんがお仕事をすることにしました。

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これがVRRPの仕組みです。

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一言でまとめるよ

まぁ「VRRP」って単語が出てきたら「ルータを冗長化するための仕組み(お約束事)なんだな~」と、お考えください。

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