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ホップ数

pointこの用語のポイント

pointルーティング(ネットワーク上の道案内)で使う指標だよ

point目的地に辿り着くまでどれだけ大変かを表現するよ

point「目的地まで、あといくつの検問があります」のイメージだよ

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簡単に書くよ

ホップ数とは

ネットワークの世界における「目的地までに、あといくつの検問があるよ」のこと。
もう少し具体的に書くと

ネットワーク上で行われる道案内(ルーティング)で使われる情報で、相手のところに辿り着くまでに経由することになるであろう中継地点(ルータとか)の個数
です。

image piyo

詳しく書くよ

まずは予備知識からいきましょう。

ルーティングは「ネットワーク上の道案内」ね。
ネットワークの世界というのは一本道ではありません。
現実世界同様に、分かれ道があってごちゃごちゃしています。

ホップ数

そんなネットワークの世界を通って、通信相手の元に向かうのは大変です。
途中で迷子になってしまうかもしれません。

そこで、ネットワークの分岐点にはお巡りさんが立っています。

ホップ数2

お巡りさんは、やってきたデータの目的地を見て「あ~、そこに行きたいのか。じゃあ、そっちの道を行けば良いよ」と案内してあげます。

ホップ数3

このお巡りさんは「ルータ」という名前です。
道案内の仕組みは「ルーティング」と呼ばれています。

それを踏まえて、本題です。

ズバリ!

「ルーティングにおける経路判定のための情報の一つで、目的地に到達するまでに経由することになる中継機器の数」を示す値が「ホップ数」です。

あぁ、横文字が多くて鬱陶しいですね。
大丈夫です。これから噛み砕いて書いていきます。

ある日ピヨ太君は、ピヨ子さんのお家に遊びに行くことにしました。

ホップ数4

実はピヨ太君、どの道をどう行けばピヨ子さんのお家に着くのか分かっていません。
「でもまぁ、取りあえず出発してみよう。途中で誰かに訊けば良いや」とお気楽に考えて歩き出しました。

ホップ数5

ピヨ太君がてくてく歩いていると、分かれ道に着きました。
ここから道路が三つに分かれています。

ホップ数6

どの道を行けば良いんだろう?
ピヨ太君は困りました。

しかし大丈夫です。都合よく看板が立っていました。

ホップ数7

看板にはこう書かれています。

左の道はピヨ子さんの家には着きません。
真ん中の道はピヨ子さんの家に着きます。ピヨ子さんのお家に着くまでに、10箇所で検問をやっています。
右の道はピヨ子さんの家に着きます。ピヨ子さんのお家に着くまでに、3箇所で検問をやっています。


物凄い都合の良い内容が書かれていますが、気にしないでください。

さて、この看板を読んだピヨ太君、どの道を進むと思います?

そうですね。右の道です。

ホップ数8

左の道はピヨ子さんの家に着かないので論外です。
真ん中の道と右の道はピヨ子さんの家に着きます。
ただし、真ん中の道はピヨ子さんのお家に着くまでに検問をやっている場所を10回通らなくてはいけません。右の道なら3回で済みます。
検問なんて面倒くさくて、できれば遭遇したくないですよね?
右の道の方が楽なのですから、ピヨ太君は当然右の道を選びます。

このときの「10箇所で検問をやっています」「3箇所で検問をやっています」な情報がホップ数です。
目的地に到達するルートが複数あるときに見る指標で、目的地に辿り着くまでに通ることになる中継地点(ルータとか)の個数を表します。
数字が大きくなるほど辿り着くまでに掛かる労力は増えるので、当然数字の小さい方を選んで進んでいきますよ。

さて、ここまで読んで、ぴよぴよファンな方ならピンとくるでしょう。

その通りです。

ホップ数の説明は「メトリック」の説明を使いまわしています。
ちなみに、メトリックは「通信において、目的地に着くまでにどれくらい苦労するかの目安」ね。

以下はちょっと小難しい話になりますので、よく分からない人は適当に読み飛ばしてください。

ホップ数はたまに、メトリックと同じ物であるかのように書かれている場合があります。
例えば

メトリック(ホップ数)

のような書かれ方をしている場合です。

これは「RIP」と呼ばれている仕組みにおいて、ホップ数をメトリックとして扱っていることを表現しています。
決して「ホップ数」と「メトリック」が同じ意味の用語というわけではありません。

用語の意味としては

ホップ数:目的地に着くまでに経由する中継地点(ルータとか)の数
メトリック:目的地に着くまでどれくらい苦労するかの目安


です。
どちらかといえば「ホップ数はメトリックの一種である」と言った方が正確でしょうね。

目的地に到達するルートが複数あった際に、どっちから行こうかね?を決めるための指標(の総称)がメトリックです。
RIPという仕組みでは、メトリックとして、ホップ数を使用します。OSPFという仕組みでは、メトリックとして、あーだこーだのコスト使用します。IGRPという仕組みでは、以下略。

例えば、ピヨ太君が、ピヨピヨバーガーショップでハンバーガーの「ピヨピヨバーガー」を買ったとしましょう。
その後、ピヨ太君は、ピヨ子さんに

今日、ピヨピヨバーガーショップでハンバーガー(ピヨピヨバーガー)を買ったよ~

メールしました。

特におかしいところはありませんよね?

この話における「ハンバーガー」が「メトリック」で「ピヨピヨバーガー」が「ホップ数」です。

ピヨ太君のメールにおいて、ハンバーガーとピヨピヨバーガーは同じ物を指す言葉として使われています。
特に間違ったことは書いていません。

ですが、純粋な言葉の意味としては「ハンバーガー」と「ピヨピヨバーガー」は別ですよね?
それと同じです。

ホップ数はあくまで「メトリックとして扱われている物の一つ」です。
必ずしも「メトリック=ホップ数」とは限りませんので、ご注意ください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ホップ数」って単語が出てきたら「通信において、目的地に着くまでに経由する中継地点(ルータとか)の数なんだな~」と、お考えください。

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