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ベアメタル (bare metal)

pointこの用語のポイント

point空っぽだよ

pointハードディスクのことか仮想化のやり方のことだよ

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簡単に書くよ

ベアメタル (bare metal)とは

某RPGに登場するアイテムの中でも取り分け希少価値の高い品で、灰色白黒熊を倒すと稀に拾うことができる鉱物状の素材アイテムのこと。(大嘘)
真面目に書くと

OSなどのソフトウェアやデータが何も入っていない、ただの箱状態のハードディスクのこと。
あるいは

仮想マシンに関するお話で登場する「ホストOSが無くても大丈夫だぜ!」な仮想化のやり方のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

コンピュータというのは「OS」と呼ばれるパソコンさんの人格に相当するソフトや、その他の必要なソフトがハードディスクの中に突っ込まれて、はじめてお仕事ができます。
逆に言えば、これらのソフトウェアが入っていないまっさらなパソコンさんは、中身が空っぽです。ただの箱です。役立たずです。

ベアメタル

この、ただの箱状態になっているハードディスクやコンピュータを「ベアメタル」と呼びます。
ベアメタルなコンピュータさんは中身が空っぽです。まだ何者でもありません。その気になれば何者にもなれるのです。

ベアメタル2

あまり聞く機会は無いかもしれませんが、例えば、コンピュータの中身を一度まっさらの状態に戻して最初から構築し直す(のをサクっと楽にやる)復旧手順を「ベアメタル回復(ベアメタルリストアベアメタルリカバリ)」と言ったりしますよ。

ちなみに「ベアメタル」という言葉自体は「むきだしの金属」みたいな意味ですってさ。ふーんって感じですね。

これがハードディスク関係で「ベアメタル」という言葉が出てきたときの意味です。
OSを含め、ソフトやデータが何も入っていない空っぽ状態のコンピュータ(ハードディスク)がベアメタルね。

次に、仮想マシンに関するお話で「ベアメタル」という言葉が出てきた場合です。
この場合は、少しニュアンスが異なります。

仮想マシンのお話で出てくる「ベアメタル」は「ホストOSなんていらねーぜ!」な仮想化のやり方です。
「仮想マシン」は「コンピュータの中に作られた、なんちゃってコンピュータ」ね。

実は、仮想マシンの作り方には、大きく分けて2つのやり方があります。

一つは、既に動いているコンピュータの中に仮想化のソフトを入れて、その中に仮想マシンを作るやり方です。
例えばWindows7のパソコンさんの中で、Windows XPを動かすようなやり方ですね。

まずハードディスクの上に本来のOSが乗っかっていています。
この状態は、いわゆる普通のパソコンさんです。このままでもいろいろお仕事をさせることができますね。

ベアメタル3

その上にさらに仮想化用のソフトを乗っけて、その上に仮想マシン用のOSを乗っけます。

ベアメタル4

これが仮想マシンを作るときの一つ目のやり方です。
コンピュータに入っている元々のOSを「ホストOS」、上に乗っけた仮想マシン用のOSを「ゲストOS」と呼ぶので、このような仮想化のやり方は「ホストOS型」と呼ばれています。

ベアメタル5

もう一つのやり方はもう少しシンプルです。

ハードディスクの上に、仮想化用のソフトを乗せて、その上に仮想マシン用のOSを乗せるのです。

ベアメタル6

このときに使う仮想化用のソフトは「ハイパーバイザ」と呼ばれているので、このような仮想化のやり方は「ハイパーバイザ型」と呼ばれています。

ベアメタル7

このハイパーバイザー型の仮想化のやり方を「ベアメタル」と呼ぶ場合があるのです。
ただの箱状態のハードディスクの上に、そのまま仮想マシンを組み立てるからそう呼ばれているのでしょうね。

これが仮想化関係で「ベアメタル」という言葉が出てきたときの意味です。
ホストOSを必要としない仮想化のやり方がベアメタルね。

ハードディスク関連のベアメタルも仮想化関連のベアメタルも「空っぽのハードディスク」が登場するのが共通点です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ベアメタル」って単語が出てきたら「空っぽ状態のハードディスク、あるいはホストOSを使わない仮想化のやり方なんだな~」と、お考えください。

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