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コリジョン (collision)

pointこの用語のポイント

pointネットワーク上の交通事故だよ

point別々のコンピュータから送信されたデータ同士がぶつかっちゃうことだよ

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簡単に書くよ

コリジョン (collision)とは

ネットワーク上の交通事故のこと。
もう少し具体的に書くと

ネットワークにおいて、別々のコンピュータから送信されたデータ同士がぶつかっちゃうこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

ネットワークの中を行き来しているデータ同士がぶつかっちゃうのが「コリジョン」です。
交通事故のイメージですね。日本語にすると「衝突」です。

コリジョン

ネットワークというのは、同じ線の中をいろんなデータが行き来しています。
ピヨ太君の使っているパソコンさんから送ったデータもあれば、ピヨ子さんの使っているパソコンさんから送ったデータもあります。

コリジョン2

これらのデータは、ネットワークの環境次第では、同じ線の中を通ることになります。

コリジョン3

これらのデータは基本的には上手くすれ違っています。
同じ線の中を通る場合でも、譲り合いの精神で何とか上手くやっているのです。

コリジョン4

ただし、運が悪いとぶつかってしまいます。交通事故が起きるのです。

コリジョン5

ぶつかってしまうと、データさんは壊れてしまいます。

このように、通信途中のデータ同士がぶつかっちゃうのがコリジョンです。
よく分からなければ、ネットワーク上で発生する交通事故だとお考えください。

せっかくなので、もう少し実際のネットワークに近い形で見てみましょう。

いくつか予備知識が必要なので、そちらから触れておきます。

まず、ネットワークには「全二重通信」「半二重通信」という用語があります。

「全二重通信」は「送りながら受け取れるよ通信方式」です。
相手の話を聞きながら、お話ができる電話をイメージしてください。

コリジョン6

あるいは対向車線のある道路のイメージです。

コリジョン7

「半二重通信」は「送ってるときは受け取れないよ、受け取ってるときは送れないよ通信方式」です。
聞くか話すかのどちらかしかできないトランシーバーをイメージしてください。

コリジョン8

実際にはちょっと違いますが、対向車がすれ違うことのできない細い道路のイメージです。

コリジョン9

全二重通信の場合は、データを受けとっているときに送っても問題ありません。
行く用と来る用の二車線あるので交通事故は起きませんよね?

コリジョン10

ですが半二重通信の場合はどうでしょう?
そうですね。データを受けとっているときに送るとぶつかってしまいます。
行くのも来るのも同じ道を通るので、ぶつかってしまうのです。

コリジョン11

これがコリジョンです。

コリジョンは全二重通信においては発生しません。
半二重通信においては発生する可能性があります。

ただし「リピーターハブ」という機器が登場する場合は注意が必要です。
リピーターハブは「『自分に関係無い通信は無視してね』なハブ」ね。
「ハブ」はここでは「ネットワークの中継機器」程度でお考えください。

実はリピーターハブさんが登場すると、全二重通信の場合でもコリジョンが発生する……というか、リピーターハブさんが登場した時点で半二重通信になってしまうのです。

リピーターハブさんは、受け取った信号を全部のコンピュータに「宛先になっているコンピュータさん以外は無視してね~」と言いながら送る機器です。

コリジョン12

このリピーターハブさんに同時に2つのコンピュータからデータが送られてきたらどうなるでしょう?

コリジョン13

リピーターハブさんは混乱してしまうのです。

コリジョン14

これもコリジョンです。
リピーターハブさんの内部でデータが衝突しています。

このように、リピーターハブさんの登場によって、元々が全二重通信でも半二重通信になってしまうのです。
理屈上、コリジョンは半二重通信の場合のみ発生し得る(全二重通信では発生しない)現象ですが、ご注意ください。

ちなみに、コンリジョンの発生に気づいた奴は、皆に「おーい、なんか衝突したっぽいよー」なお知らせ信号(ジャム信号)を出します。
ここでは詳しく触れませんので、興味がある方は「CSMA/CD」「ジャム信号」の解説をご覧ください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「コリジョン」って単語が出てきたら「通信途中のデータ同士がぶつかっちゃうことなんだな~」と、お考えください。

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