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目標復旧レベル (RLO)

pointこの用語のポイント

pointディザスタリカバリ(災害対策)の話で出てくるよ

point「どこまで復旧できれば何とかなるか」だよ

point災害後、(段階ごとに)どの程度までの復旧を目指すかの指針だよ

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簡単に書くよ

目標復旧レベル (RLO)とは

「どこまで復旧できれば何とかなる?」の目安。
別の言い方をすると

災害後、(段階ごとに)どの程度までの復旧を目指すかの指針
です。

image piyo

詳しく書くよ

災害後、どこまでの復旧を目指すかの目安が「目標復旧レベル」です。
Recovery Level Objective」の頭文字を取って「RLO」とも呼ばれます。

「えっ?そんなの100%以外にあるの?完全に復旧させたいに決まってるじゃん」と思うかもしれませんね。
確かにその通りです。

ですが、復旧というのは一瞬でできるものではありません。
段階を追って少しずつ進めていくものです。
その段階ごとの目標、「この時点ではせめてこれくらいは復旧していて欲しいね~」の目安が目標復旧レベルです。

それでは実際に見てみましょう。

よく晴れた、ある日のことです。
ピヨ太君の会社(ぴよぴよカンパニー)に隕石が降ってきました。

目標復旧レベル(RLO)

隕石はピヨピヨビルに直撃です。
ぴよぴよカンパニーは、えらいこっちゃな状態になりました。

目標復旧レベル(RLO)2

起きてしまったことは仕方がありません。
気持ちを切り替えて片付けていくことにしましょう。

でも、どこから手を付けましょうね?

実は、ピヨ太君の会社では売上の80%をピヨ子さんの部署が稼いでいます。
ということは、会社にとって大事なのはピヨ子さんです。ピヨ太君ではありません。
まずは最優先でピヨ子さんの部署を復旧させるべきでしょう。

目標復旧レベル(RLO)3

そこでピヨ太君は「3日以内にピヨ子さんがお仕事できる環境が整うように頑張る!」と決めました。
それ以外のことは後回しです。ピヨ子さんの部署が動き出してからゆっくり片付けることにします。

目標復旧レベル(RLO)4

ピヨ太君は復旧の過程を二つに分け、第一段階でピヨ子さんの部署の復旧、第二段階でそれ以外の復旧と決めました。
つまり、復旧の過程を段階的に考えて「いついつまでには、どこまで復旧したい」を決めたわけです。

このときの「どこまで」が目標復旧レベル(RLO)です。
余談ですが「いついつまでに」は目標復旧時間と呼ばれます。

目標復旧レベルは、基本的に目標復旧時間とセットで登場します。
そうでないと「えっ?そんなの100%以外にあるの?完全に復旧させたいに決まってるじゃん」になってしまいますからね。
「いついつまでに、どこまで」の精神です。

ちなみに、目標復旧レベルという言葉は、事業継続計画(BCP)ディザスタリカバリ(DR)のお話でよく出てきます。
「事業継続計画(BCP)」は「災害等のなんかヤバいことが起こったときに、どうやって事業を続けるかの計画」ね。
「ディザスタリカバリ(DR)」は「災害対策」です。

この事業継続計画やディザスタリカバリでは、以下の用語がよく登場します。

・いつ時点のデータを復旧できれば何とかなる?(目標復旧時点:RPO
・どれくらいの時間で復旧できれば影響が少ない?(目標復旧時間:RTO
・どの程度のレベルまで復旧するつもり?(目標復旧レベル:RLO)
・どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバい?(最大許容停止時間:MTPD


余裕があれば、他の用語も覚えてあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「目標復旧レベル」って単語が出てきたら「どの程度まで復旧させるかの目安なんだな~」と、お考えください。

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