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IP電話

pointこの用語のポイント

pointVoIPの技術を使った電話サービスだよ

pointインターネット電話と区別する目的で「プロバイダさんが用意してくれている」電話サービスを指す場合もあるよ

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簡単に書くよ

IP電話とは

電話用の通り道の代わりにインターネット用の通り道を使った電話サービスのこと。
少し小難しい言い方をすると

VoIPの技術を使った電話サービスのこと
です。
あるいは

インターネット用の通り道を使った電話サービスのうち、プロバイダさんが用意してくれている電話サービスのこと
を指す場合もあります。

image piyo

詳しく書くよ

VoIP」は「インターネット用の通り道を使って電話するための技術」ね。
このVoIPを利用した電話サービス、つまり「インターネット用の通り道を使って電話できますよ」な電話サービスが「IP電話」です。
普通の電話は電話用の通り道を音声データが通りますが、IP電話の場合はインターネット用の通り道を通ります。

IP電話

また、このインターネット用の通り道を使った電話サービスのうち、特にプロバイダさん(あなたの使っている回線とインターネットの世界をくっつけてくれる業者さん)が用意してくれている電話サービスを指して「IP電話」と表現する場合もあります。
インターネット用の通り道を使った電話サービスには「インターネット電話」と呼ばれる種類のサービスがあるのですが、このインターネット電話と区別するためです。
大きなくくりで考えるとインターネット電話はIP電話の一種と言えますけどね。
この2つの単語が同時に出てきた場合、それは別のものを指すことが多いです。
詳しくは後述しますので、一先ず、忘れても構いません。

IP電話2

「IP電話」という言葉の響きから電話機を想像するかもしれませんが、あくまで「通り道」に関するお話です。
電話機自体はあまり関係がありませんのでご注意ください。
電話機は普通の電話機を使いますし、その電話機に挿す線も普通の電話線です。

では普通の電話と何が違うのか?

途中の通り道が違います。
普通の電話は電話用の通り道を使いますが、IP電話の場合はインターネット用の通り道を使うのです。

あなたが電話機に向かって喋った声は、まず最初に電話用の通り道を通ります。
ここは普通の電話と同じです。

IP電話3

電話用の通り道を通って移動したあなたの声は、とある機械(VoIPゲートウェイ)に到着すると、とある機械の手によって、インターネット用の通り道を通れる形に変身します。
とある機械は、電話用のお約束事に従った形になっていたデータを、インターネット用のお約束事(IP)に従った形に変換してくれるのです。

IP電話4

インターネット用の通り道を通れる形に変身したあなたの声は、インターネット用の通り道を通って相手の電話機に向かいます。

IP電話5

インターネット用の通り道を通って移動したあなたの声は、とある機械(VoIPゲートウェイ)に到着すると、変身を解いて電話用の通り道を通れる形に戻ります。
今度は、インターネット用のお約束事に従った形になっていたデータを、電話用のお約束事に従った形に変換してくれるのです。

IP電話6

電話用の通り道を通れる形に戻ったあなたの声は、相手の電話機に到着します。
ここも電話機さんにとっては普通の電話と同じです。

IP電話7

あなたにとっても、電話の相手にとっても、普通の電話と特に違いはありません。
ただし、あなたの声を相手の電話機に届けるための通り道が、電話用の通り道ではなくてインターネット用の通り道なのです。

これがIP電話の仕組みです。
これから先、技術が発展していくと、もしかしたら仕組みが変わっていくかもしれませんけどね。
取りあえずは「インターネット用の通り道を使ってる電話サービスなんだなー」と覚えてあげてください。

さて、忘れているかもしれませんが、最初の方で「インターネット用の通り道を使った電話サービスのうち、特にプロバイダさんが用意してくれている電話サービスを指して『IP電話』と表現する場合もあります」と書きました。

その部分を補足しておきますね。
ちなみに、ここから先の説明で登場する「IP電話」は「インターネット用の通り道を使った電話サービスのうち、特にプロバイダさんが用意してくれている電話サービス」を指します。
先程までのIP電話の説明「インターネット用の通り道を使った電話サービス」とごっちゃにならないようにご注意ください。

まずIP電話の場合、あなたの喋った声はIP電話用に用意された専用の通り道(IP電話網)を通ります。
インターネット用の通り道ではありますが、その中でもさらにIP電話用に用意された通り道を使うのです。
普通の電話と同じで、通り道だけ違うイメージです。
そのため、結構大がかりな準備が必要になります。
専用の通り道はプロバイダさんが用意してくれるので、プロバイダさんとの契約が必要です。
その代わり、通り道の管理はプロバイダさんがやってくれているので、ある程度以上の通話品質が見込めます。

一方のインターネット電話では、あなたの喋った声はインターネットの世界を通ります。
例えばボイスチャットのようなイメージですね。
音声をデータに変換して、インターネットの世界を介して受け渡しします。
そのため、結構お手軽です。
パソコンさんに専用のソフトを入れれば、すぐ使えたりします。
その代わり、通るのはインターネットの世界ですからね。通話品質は推して知るべし、です。


 IP電話インターネット電話
通り道IP電話網インターネット
準備面倒簡単
必要なものプロバイダとの契約、電話機とか専用のソフト、マイクセットとか
通話品質ある程度安定努力はするよ
費用かかる基本的には無料
イメージ電話ボイスチャット


これがIP電話とインターネット電話の違いです。
一番大きな違いは、IP電話専用の通り道を用意してそこを通り抜けるか、インターネットの世界をそのまま通り抜けるか、の違いですね。

IP電話8

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「IP電話」って単語が出てきたら「インターネット用の通り道を使った電話サービスなんだな~」と、お考えください。

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