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トランクポート (trunk port)

pointこの用語のポイント

pointVLANの話で出てくるよ

pointスイッチの穴の種類だよ

pointいろんなネットワークのデータが通るよ

point他のスイッチと接続するときに使う穴だよ

point「アクセスポート」とよく比較されるよ

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簡単に書くよ

トランクポート (trunk port)とは

VLANのお話で登場するスイッチにおいて、他のスイッチと接続するときに使う穴(接続口)のこと。
より正確に書くと

VLANのお話で登場するスイッチの穴の種類で、いろんなネットワークのデータが通る穴(接続口)のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

まずは予備知識から行きましょう。

VLAN」は「元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク」ね。
スイッチングハブスイッチ)等で、どのコンピュータがどのネットワークに所属するかを管理することで実現します。

このVLANのお話で登場するスイッチは、当たり前ですが、穴が開いていて、線(LANケーブル)が挿してあります。
そしてその線は、別の機器、パソコンさんや別のスイッチにつながっています。

ここまでが予備知識です。
「VLANのお話ではスイッチが登場しますよ」というのと「スイッチには穴があって線を挿しますよ」というのを覚えておいてください。

それを踏まえて、他のスイッチと接続するときに使う穴、いろいろなネットワークのデータが通る穴が「トランクポート」です。
スイッチの穴の種類……というか、役割を指す言葉です。

例えばここに、スイッチでつながった、物理的な2つのネットワークがあったとします。
それぞれのネットワークの名前は「ネットワーク赤」「ネットワーク青」としましょう。
ネットワーク赤で使っているスイッチの名前は「スイッチα」で、ネットワーク青のスイッチは「スイッチβ」です。
ネットワーク赤にはコンピュータAとコンピュータBが、ネットワーク青にはコンピュータCとコンピュータDが所属しています。

トランクポート

このネットワーク上に論理的なネットワーク(VLAN)を2つ作りました。
こちらはそれぞれ「サッカーネットワーク」と「野球ネットワーク」としましょうかね。

コンピュータAとコンピュータCはサッカーネットワークに所属するコンピュータです。
コンピュータBとコンピュータDは野球ネットワークに所属するコンピュータです。

トランクポート2

さて、ここでスイッチαに注目してください。

トランクポート3

スイッチαには3本の線がつながっています。
コンピュータAにつながっている線(線I)、コンピュータBにつながっている線(線II)、スイッチβにつながっている線(線III)の3本です。

トランクポート4

線Iの中を通るデータはコンピュータAとやり取りするデータです。
サッカーネットワークに所属するデータになります。

トランクポート5

線IIの中を通るデータはコンピュータBとやり取りするデータです。
こちらは野球ネットワークに所属するデータです。

トランクポート6

それでは線IIIの中を通るデータはどうでしょう?

線IIIの中を通るデータは、サッカーネットワークのデータと野球ネットワークのデータです。
コンピュータAとやり取りするデータも通りますし、コンピュータBとやり取りするデータも通ります。

トランクポート7

この線IIIを挿す穴がトランクポートです。
複数のネットワークのデータが通ります。

同じように、スイッチβも見てみましょう。

トランクポート8

スイッチβにも3本の線がつながっています。
スイッチαにつながっている線(線IV)、コンピュータCにつながっている線(線V)、コンピュータDにつながっている線(線VI)の3本です。

トランクポート9

スイッチαの例と同じように、線IVの中を通るデータは、サッカーネットワークのデータと野球ネットワークのデータです。
コンピュータCとやり取りするデータも通りますし、コンピュータDとやり取りするデータも通ります。

トランクポート10

この線IVを挿す穴がトランクポートです。
複数のネットワークのデータが通ります。

せっかくなんで最後まで書いておきますね。
線Vの中を通るデータはコンピュータCとやり取りするデータ(サッカーネットワークに所属するデータ)です。
線VIの中を通るデータはコンピュータDとやり取りするデータ(野球ネットワークに所属するデータ)となります。

トランクポート11

ここで再び、スイッチ同士をつないでいる線が挿してある穴に注目してください。

トランクポート12

この穴の中を通るデータは、サッカーネットワークのデータだったり野球ネットワークのデータだったりしますよね?
つまり「いろいろなネットワークのデータが通る穴」と言えます。

そのためトランクポートは「複数のVLANに所属するうんちゃらかんちゃらなポート」などと説明されていることも多いです。
「複数のVLANに所属する」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「複数のネットワークのデータが一つの穴を通るよ」ということです。
よく分からなければ(もちろん例外もありますが)「スイッチと接続するときに使う穴」と思っても構いません。

トランクポート13

ちなみにパソコンさんとつないでいる方の穴、穴を通るデータの所属するネットワークが決まっている穴は「アクセスポート」と呼びます。

トランクポート14

見も蓋も無い話ですが、普通にVLANをやっている限りは、ほとんどの穴をアクセスポートとして使います。
トランクポートとして使うのは「タグVLAN」と呼ばれる接続方式でスイッチ同士を接続するときがほとんどです。
それ以外はほぼ、アクセスポートとして使います。

「トランクポート」「アクセスポート」の説明がよく分からなかった、という方は、割り切って

トランクポート:スイッチと接続するときに使う穴
アクセスポート:コンピュータと接続するときに使う穴


と考えてしまっても構いません。
もちろん例外はありますが、困る機会は多くないと思います。

また「トランクポート」という言葉は「タグVLAN」のお話でよく登場します。
余裕があれば、タグVLANのページも見てあげてください。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「トランクポート」って単語が出てきたら「いろんなネットワークのデータが通る穴なんだな~」と、お考えください。

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