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サブネットベースVLAN

pointこの用語のポイント

pointVLANのやり方だよ

pointIPアドレスによって、どのネットワークに所属するかが決まるよ

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簡単に書くよ

サブネットベースVLANとは

「そのIPアドレスのコンピュータはこのネットワークってことになってるよ」なVLANのやり方。
もう少しきちんと書くと

コンピュータのIPアドレスによって、どのネットワークに所属するかが決まるVLANの方式
です。

image piyo

詳しく書くよ

まず最初に、あなたは「MACベースVLAN」をご存じでしょうか?
もし既にMACベースVLANを理解しているのであれば、このページを最後まで読む必要はありません。

ズバリ!

MACベースVLANのMACアドレスIPアドレスに変えたのが「サブネットベースVLAN」です。

MACベースVLANはMACアドレスで判断するので、例えばコンピュータを買い替えたりすると再設定が必要になります。
一方のサブネットベースVLANは、例え機器が変わってもIPアドレスが同じであれば再設定は不要です。
これがMACベースVLANとサブネットベースVLANの違いです。サブネットベースVLANの方がMACベースVLANより少し緩いのです。

以上、MACベースVLANを理解している人向けの説明でした。

MACベースVLANをまだお勉強していない人は、ここから先も読んであげてくださいね。

それでは予備知識から行きましょう。

IPアドレス」は「インターネットをするときにコンピュータに割り当てられる住所」ね。
同じネットワークにおいてはコンピュータ一台ごとに別のIPアドレスを割り振るので、IPアドレスを見ればコンピュータが特定できます。
ここでは「IPアドレスでコンピュータが特定できる」だけ覚えておいてください。

VLAN」は「元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク」です。
スイッチングハブスイッチ)等で、どのコンピュータがどのネットワークに所属するかを管理することで実現します。

このVLANのやり方はいくつかあるのですが、スイッチに線を挿したコンピュータのIPアドレスを見て、そのコンピュータがどのネットワークに所属するか判断するのが「サブネットベースVLAN」です。
大事なのはIPアドレス、IPアドレスなのです。

例えばここに、穴が5個あるスイッチがあったとします。

サブネットベースVLAN

それぞれの穴にコンピュータがつながっています。
コンピュータのIPアドレスは、A、B、C、D、Eだとします。

サブネットベースVLAN2

設定により、IPアドレスがAとBのコンピュータはやり取りできます。
AとBはC、D、Eとはやり取りできません。
同じように、CとDとEのコンピュータはやり取りできます。
C、D、EはA、Bとはやり取りできません。

サブネットベースVLAN3

これは、IPアドレスがAとBのコンピュータで1つのネットワーク、IPアドレスがC、D、Eのコンピュータで1つのネットワークになっていると言えますよね?

サブネットベースVLAN4

さて、ここでシャッフルタイムです。コンピュータのつながっている穴が変わってしまいました。
「シャッフルなんてしねーよ」とツッコミたい方は、事務所の移転や模様替えをしたと思ってくださいね。

サブネットベースVLAN5

あらら、なんかぐちゃぐちゃになってしまいましたね。
でも大丈夫です。
IPアドレスがAとBのコンピュータで1つのネットワーク、IPアドレスがC、D、Eのコンピュータで1つのネットワークなのは変わりません。

サブネットベースVLAN6

このようなVLANのやり方がサブネットベースVLANです。
コンピュータのIPアドレスによって所属するネットワークが決まります。
ポートベースVLAN(どの穴に挿すかで所属するネットワークが決まるやり方)と違って、挿す穴が変わっても所属するネットワークは変わらないのです。

サブネットベースVLANの実際の設定については、ここでは触れません。
専門的に説明しているところで、情報を補完してください。

また最初の方にも書きましたが、IPアドレスの代わりにMACアドレスを使って判断するVLANのやり方もあります。
このMACアドレスで判断するやり方は「MACベースVLAN」と呼ばれます。
MACベースVLANとサブネットベースVLANの違いは、文字通りMACアドレスとIPアドレスの違いです。
MACアドレスはコンピュータを買い替えると、変わっちゃうのですね。
そのため機器を入れ替えたら再設定が必要になります。
一方のIPアドレスは機器を入れ替えても同じIPアドレスを使えば、再設定は必要ありません。
サブネットベースVLANの方がMACベースVLANより、柔軟性が高いのです。
極端な話、IPアドレスを使いまわせば設定を変えないで他のコンピュータをネットワークに参加させられますしね。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「サブネットベースVLAN」って単語が出てきたら「IPアドレスで所属するネットワークが決まるVLANなんだな~」と、お考えください。

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