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カプセル化【通信】 (encapsulation)

pointこの用語のポイント

pointパケットを包んだパケットにするよ

point新しいヘッダ部を付与するよ

point元々のパケットをデータ部と見なすよ

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簡単に書くよ

カプセル化【通信】 (encapsulation)とは

封筒に入ったお手紙を、さらに新しい封筒の中に入れること。
もう少し具体的に書くと、

パケット(通信のために細切れになったデータ)を包み込んだパケットを作ること
であり

新しいヘッダ部を付与して、元々のパケットをデータ部と見なしたパケットにすること
です。

image piyo

詳しく書くよ

例えばお手紙があったとします。

カプセル化

このお手紙は封筒と中身の便せんで一つのお手紙です。

カプセル化2

このお手紙を、さらに新しい封筒に入れるのがカプセル化です。

カプセル化3

実際の通信で言えば、パケットを包みこんだパケットを作ることをカプセル化と言います。

……と言われても「何のこっちゃ?」ですかね。
順番に見ていきましょう。

まず、パケットは「通信用に細切れになったデータ」です。

インターネットの線をニュルニュル通るときのデータは細切れになって移動します。
一つのデータが細切れにされて、線をニュルニュル通り、辿り着いた先でまた合体して一つのデータに戻るのです。

カプセル化4

この細切れになったデータ、パケットにはヘッダ部とデータ部があります。

カプセル化5

ヘッダ部には、お届け先などの付帯情報が書かれています。お手紙で言えば、封筒みたいなものです。
データ部には、細切れになったデータそのものが入っています。お手紙で言えば、中身の便せんですね。ズバリ、相手に伝えたいことです。

ところで、このパケット(ヘッダ部+データ部)ですが、これ自体もデータですよね?

ということは、元々のパケット(ヘッダ部+データ部)をデータ部と見なして、新しいヘッダ部を付けて、新しいパケットにすることもできるはずです。

カプセル化6

これがカプセル化です。

どこに注目して説明するかで表現が変わりますので、混乱しないようにご注意ください。
例えば「元々のパケットに新たにヘッダ部を付与する」と言っても正しいですし「元々のパケットを包む」と言っても間違いではありません。
実際に行われていることは「ヘッダ部が追加されている」だけですが、やる意図としては「元々のパケットを包み込む」ことにありますからね。

カプセル化7

カプセル化することによって、本当は通れないんだけどな~なデータも通れるようになったりします。
例えば、日本語で書かれたお手紙はビリビリに破られちゃうような国にお手紙を送る場合でも、日本語で書いたお手紙をさらに英語で書いた封筒に包んでしまえば送れるでしょう。それと同じ理屈です。
これがカプセル化のメリット(の中の一つ)ですね。

一方デメリットは面倒くさいことでしょう。
既に封筒に入っているものをさらに封筒に入れるということは、封筒に入れる手間と封筒から出す手間が増えます。
その分、処理に時間がかかるってな理屈です。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「カプセル化」って単語が出てきたら「パケットを包んだパケットにすることなんだな~」と、お考えください。

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