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クラスフルアドレッシング

pointこの用語のポイント

pointIPアドレスの管理方式だよ

pointアドレスクラスの考え方に従うよ

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簡単に書くよ

クラスフルアドレッシングとは

「アドレスクラスの考え方に従いますよ」なIPアドレスの管理方式のこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

まずは予備知識から行きましょう。

IPアドレス」は「ネットワーク上の住所」ね。
このIPアドレスには「どのネットワークのどのコンピュータですよ~」という情報が書かれています。

クラスフルアドレッシング

そしてIPアドレスのどこからどこまでが「どのネットワークですよ~」な情報で、どこからどこまでが「どのコンピュータですよ~」な情報かは「サブネットマスク」と呼ばれるものを見ると分かるようになっています。

クラスフルアドレッシング2

また「アドレスクラス」は「すべてのIPアドレスはクラスA~Eのどれかに分類されちゃうよ~な考え方」です。
IPアドレスを見ればどのクラスか分かり、どのクラスか分かればサブネットマスクが分かるようになっています。

クラスフルアドレッシング3

ここまでが予備知識です。

それでは本題のクラスフルアドレッシングですが、アドレスクラスの考え方に従ってIPアドレスを管理するのが「クラスフルアドレッシング」です。
「あ~、このIPアドレスは先頭が110で始まるからクラスCのIPアドレスだね~。ということはサブネットマスクは255.255.255.0を使うんだね~」のような判断をすることができる管理方法です。

クラスフルアドレッシングでは、基本的にIPアドレスを見れば使うべきサブネットマスクの値が分かります。
そのためサブネットマスクの値をわざわざ伝える必要がありません。IPアドレスだけを伝えれば事足ります。

その代わり……といってはなんですが、あまり融通が効きません。
1つのネットワークで使えるIPアドレスは、基本的に16,777,216個(クラスA)か65,536個(クラスB)か256個(クラスC)です。セット販売しかないのです。
バラ売りされていないので「あ~、俺は1000個使いたいんだよな~」と思っても65,536個(クラスB)を買うしかありません。
そのため、貰ったは良いものの実際には使わないIPアドレスが出てきたりして、もったいないことになります。

少し話が逸れますが、これらのもったいない病を解消するために出てきた考え方が「クラスレスアドレッシング」です。
クラスレスアドレッシングではCIDR(サイダー)と呼ばれる仕組みを使って、アドレスクラスの考え方を無視します。

クラスフルアドレッシング4

より自由に羽ばたくのです。
「クラスレスアドレッシング」「CIDR」の詳細は、それぞれの用語の解説をご覧ください。

クラスフルアドレッシングとクラスレスアドレッシングはセットで登場することが多いです。
余裕があれば両方とも覚えてあげてくださいね。

クラスフルアドレッシングとクラスレスアドレッシングの違いは、大雑把に書くと、以下のようになります。

■クラスフルアドレッシング
・融通が利かないよ
・IPアドレスだけ分かればいーよ

■クラスレスアドレッシング
・柔軟だよ
・IPアドレスとサブネットマスクが分からないと困るよ


クラスフルアドレッシングが手は掛からないけど融通も効かない頑固じーさん、クラスレスアドレッシングが考え方はが柔軟だけど扱いが面倒くさい若い兄ちゃん、みたいなイメージですね。
現在の主流はクラスレスアドレッシングです。
頑固じーさん、今までお勤めご苦労様でした。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「クラスフルアドレッシング」って単語が出てきたら「アドレスクラスの考え方に従うんだな~」と、お考えください。

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