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仮想マシン (virtual machine)

pointこの用語のポイント

pointコンピュータの中に作られたコンピュータだよ

pointソフトウェアを使って擬似的に再現したよ

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簡単に書くよ

仮想マシン (virtual machine)とは

コンピュータの中に作られた、なんちゃってコンピュータのこと。
もう少し真面目に書くと

ソフトウェアを使ってコンピュータ内に擬似的に再現したコンピュータのこと
です。
よく分からなければ

二次元の世界にあるコンピュータ
だと思っても構いません。

image piyo

詳しく書くよ

仮想」+「マシン」で「仮想マシン」です。

仮想マシン

仮想は「なんちゃって」ね。
よく「仮想○○」という形で登場します。
意味は「なんちゃって○○」です。
もう少しカッコ付けて書くと「コンピュータの中に疑似的に再現した○○」です。

仮想マシン2

マシンは、ここでは「コンピュータ」を指します。
パソコンさんのことですよ。

仮想マシン3

以上を踏まえて、コンピュータの中に作った「なんちゃってコンピュータ」が「仮想マシン」です。

仮想マシン4

例えば、あなたが都市育成シミュレーションゲームをやっているとしましょう。
あなたはゲーム内で本物そっくりの東京都を作りました。
あなたが作ったゲーム内の東京都ですが、本当に本物そっくりだとしたら「仮想東京都」と呼べますよね。

それと同じです。
コンピュータの中に作った本物そっくりのなんちゃってコンピュータを「仮想マシン」と呼びます。

コンピュータさんは凄いやつです。
どれくらい凄いかというと、コンピュータの中にコンピュータを再現できてしまうくらい凄いのです。
Windows 7のパソコンの中にWindows XPのパソコンを再現したりできます。

仮想マシン5

再現すると、どうなると思いますか?
普通にWindows 7として使えます。
中に入っているWindows XPとしても使えます。
本当はWindows 7のパソコンですが、Windows XPのパソコンとしても使えるのです。

凄いですね。

このときの、Windows7のパソコンの中に入っているWindows XPのパソコンが仮想マシンです。
Windows 7のパソコンさんの中を間借りしてWindows XPのパソコンさんが生活しているイメージですかね。

仮想マシン6

少し話が逸れますが、家主のWindows 7さんを「ホストOS」と呼びます。
OSは「コンピュータの人格に相当するソフト」ね。

仮想マシン7

一方、間借りしているWindows XPさんの方は「ゲストOS」と呼びます。

仮想マシン8

余裕があれば、覚えてあげてください。

せっかくなので仮想マシンのメリット・デメリットも説明しておきましょう。

仮想マシンのメリットは1台のコンピュータの中に、いろんな環境を用意できることです。
普通に生活する分には、あまり意味がないかもしれませんけどね。
例えば「このソフトはWindows XPじゃないと動かないんだよね~。あっ、逆にこっちのソフトはWindows 8以降じゃないと動かないのか~」とかなったときに助かります。
Windows 8のパソコンとWindows XPのパソコン、2台も用意するのは大変です。
場所も取ります。
Windows 8のパソコンの中にWindows XPのパソコンがあれば、1台のパソコンでどちらのソフトも使えます。

これが仮想マシンのメリットです。
細かいメリットは他にもありますが、取りあえず話を進めますね。

一方のデメリットは1台のコンピュータの中に、いろんな環境があることです。
いくら2つのパソコンが動くといっても、使えるメモリCPUはパソコン1台分です。
そのため仮想マシンじゃない場合に比べて、性能面でしょぼくなっちゃうことがあります。

パソコンさんが突然壊れた場合も大変です。
2台分の被害を被ります。
一蓮托生です。

これが仮想マシンのデメリットです。

デメリット自体は回避可能ですし、実際に設定の仕方を覚えてしまえば、かなり便利です。
ある程度以上の専門知識は必要ですが、やりたい人は頑張ってチャレンジしてください。

ちなみに今回は1つの仮想マシンの例で話しましたが、その気になれば何個でも作れます。
コンピュータの性能的に大丈夫であれば、1つのコンピュータの中に3つでも4つでも仮想マシンを作れますよ。

以上が仮想マシンのメリット・デメリットの話です。

あとは、そうですね。
仮想マシンの作り方の系統も説明しておきましょうか。

仮想マシンの作り方には、大きく分けて2つのやり方があります。

今までの説明では、すでに動いているコンピュータの中に仮想マシンを作る前提で話を進めてきました。
実際には

1.すでに動いているコンピュータの中に仮想マシンを作るやり方
2.空っぽのハードディスクの中に仮想マシンを作るやり方


の2つのやり方があります。
それぞれ

1.ホストOS型
2.ハイパーバイザ型


と呼ばれています。
今まで説明してきたのはホストOS型のやり方です。

ホストOS型の方は、すでに動いているコンピュータの中に仮想化のソフトを入れて、その中に仮想マシンを作ります。

まず、ハードディスクの上に本来のOSが乗っかっています。
この状態は、いわゆる普通のパソコンさんです。
このままでも、いろいろなお仕事をさせられます。

仮想マシン9

その上に仮想化用のソフトを乗せます。
さらに仮想化用のソフトの上に仮想マシン用のOSを乗せます。

仮想マシン10

これがホストOS型です。
コンピュータに入っている元々のOSを「ホストOS」と呼ぶので「ホストOS型」と覚えてください。

仮想マシン11

ハイパーバイザ型の方は、もう少しシンプルです。

ハードディスクの上に、直接、仮想化用のソフトを乗せます。
仮想化用のソフトの上に仮想マシン用のOSを乗せます。
それだけです。

仮想マシン12

このときに使う仮想化用のソフトを「ハイパーバイザ」と呼ぶので「ハイパーバイザ型」と覚えてください。

仮想マシン13

普通にパソコンさんの中に仮想マシンを作るときはホストOS型が多いでしょう。
業務で使うサーバ等、大掛かりになるとハイパーバイザ型が登場します。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「仮想マシン」って単語が出てきたら「コンピュータの中に作られた、なんちゃってコンピュータなんだな~」と、お考えください。

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