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排他制御

pointこの用語のポイント

pointダブルブッキングしないための仕組みだよ

point1つの物を同時に使わせないよ

point同時に使われるとマズい(おかしくなる)ものに組み込むよ

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簡単に書くよ

排他制御とは

ダブルブッキングしないように制御すること。
もう少し具体的に書くと、

「はーい。そんなに一度に相手できないからね~。順番に並んで一人ずつ使ってね~」を実現する仕組みのこと
であり

「誰かが使っているときは他の人は使っちゃ駄目だよ!」を実現する仕組みのこと
です。

image piyo

詳しく書くよ

一言で言ってしまえば「ダブルブッキングしないようにすること」が「排他制御」です。
同時に使われるとマズい(おかしくなる)ものに組み込む仕組みで、1つの物を同時に使わせないための工夫です。

例えば、そうですね。

ピヨ太君は、個人で運営しているぴよぴよタクシーの運転手さんです。

排他制御

おっと、ピヨ子さんがぴよぴよタクシーに乗り込みました。

排他制御2

これで、ぴよぴよタクシーは、お客さまを乗せている状態です。
ピヨ子さんを目的地に送り届けます。

おっと、ピヨ子さんを目的地に送り届ける途中で、ピヨ太ママが乗りこんできました。

排他制御3

さてさて、これはちょっと困ったことになりますね。
ピヨ子さんは「さっさと私を送り届けなさいよ!」と文句を言うでしょう。
ピヨ太ママも「ちょっとちょっと、寄り道しないでよ!」と文句を言うかもしれません。

排他制御4

そもそもの話として、タクシーに乗せられるお客さまは一組だけです。
二組以上乗せたら、トラブルの元になります。

そこでピヨ太君は、お客さまを乗せたら「実車」マークを表示することにしました。

排他制御5

反対に、お客さまを乗せていないときは「空車」マークを表示します。

排他制御6

「実車」マークを表示しているときは、ぴよぴよタクシーは売り切れ中です。
他の人を乗せることはできません。

「空車」マークを表示しているときは、ぴよぴよタクシーはヒマヒマ状態です。
お客様ウェルカムです。

「実車」マークと「空車」マークでルール付けすることによって、ぴよぴよタクシーのダブルブッキング、二組以上のお客さまが同時にぴよぴよタクシーを利用しようとすることは無くなりました。

めでたしめでたし。

このように、ダブルブッキングするとマズいものに対して、ダブルブッキングしないような仕組みを組み込むのが、排他制御です。
今回の例で言えば「実車」マークと「空車」マークを使ったルール付けですね。

もう少し、パソコンに近い例も挙げておきましょう。

ピヨ太君が、とあるファイルに文章を書いています。

排他制御7

おっと、これは大変です。
ピヨ子さんも、ピヨ太君が書いているファイルと同じファイルに文章を書きました。

排他制御8

最終的に、このファイルの中身はどうなるでしょう?
最初に書いていたピヨ太君の書いた内容が残りますかね?
それとも、後から書いたピヨ子さんの書いた内容が残るのでしょうか?
あるいは、二人の書いた内容がごちゃまぜになるのでしょうか?

どのような結果になるにしろ、望ましい状態にはならなそうです。
ピヨ太君の書いた内容が残れば、ピヨ子さんが怒ります。
ピヨ子さんの書いた内容が残れば、ピヨ太君が哀しみます。
二人の書いた内容がごちゃまぜになったら、二人とも困るでしょう。

このような事態を避けるためには「誰かがファイルに書いているときは他の人は書いちゃダメ」というルールと、それを実現するための仕組みが必要です。

例えば、ピヨ太君がファイルに書いているときは「ピヨ太が書き込み中」というメモを置いておくことにしましょう。

排他制御9

そうすれば、メモを見たピヨ子さんは「ピヨ太が使ってるのね。また後にしましょ」と判断することができます。

排他制御10

これで、誰も不機嫌になることなく、ファイルに文章を書くことができますね。

これも排他制御です。
今度の例で言えば「書き込みしている人の名前を書いたメモを置いておく」ですね。

排他制御は、主に複数の人やプログラム共有されるデータを扱うときに必要です。
みんなで、ワー!と押しかけるとおかしなことになる物に対して「はい、一人ずつ順番に使おうね~」と紳士的に行動するための仕組みです。

image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「排他制御」って単語が出てきたら「ダブルブッキングしないようにする仕組みなんだな~」と、お考えください。

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