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compact

何するコマンド?

ファイルやフォルダを圧縮(NTFS圧縮)したり解凍したりするときに使うコマンド。



書き方

compact [オプション] [対象のファイルもしくはフォルダ]



オプション

オプション説明
/C圧縮する
/U解凍する
/S:【フォルダ名】指定したフォルダと、そのサブフォルダを対象に含める
/A隠しファイルやシステムファイルも表示する
/Iエラーが発生しても気合で処理を続行する
/F既に圧縮済みのファイルも対象に含める(圧縮済みのファイルも含めて、指定されたすべてのファイルを強制圧縮します。既定の設定では圧縮済みのファイルはスキップされます。)
/Q重要な情報だけ表示する

補足事項

圧縮は「ファイルフォルダを1つにまとめてキュッと潰すこと」ね。

compact

解凍は「1つにまとめてキュッと潰されたファイルを潰される前の状態に戻すこと」です。
圧縮の逆ですね。

compact2

それを踏まえて、ファイルやフォルダの圧縮・解凍をコマンドライン上から実行するときに使うコマンドが「compact」コマンドです。

ただし、ここで登場する圧縮は、一般的に「NTFS圧縮」と呼ばれている圧縮です。
みなさんが「圧縮」と聞いて想像するであろう、拡張子が「.zip」になったり「.lzh」になったりする圧縮ではありません。
ご注意ください。

Windows 7を例に説明しますが、何かのファイルを右クリックして、出てきたメニューの一番下にある「プロパティ」を選択すると「○○のプロパティ」という画面が開きます。

compact3

その「○○のプロパティ」画面の「全般」タブの下の方に「属性:」という部分があるはずです。
「□ 読み取り専用(R)」や「□ 隠しファイル(H)」のような表記があるところです。

compact4

その「属性:」欄の右の方に「詳細設定(D)」というボタンがあるので、そこをポチっと押します。

compact5

そうすると「属性の詳細」という小画面が新しく開かれます。

compact6

この「属性の詳細」画面には「圧縮属性または暗号化属性」という欄があり、その欄の中に

内容を圧縮してディスク領域を節約する(C)

という項目があります。

compact7

この項目にチェックを付けると、ファイル名や拡張子はそのままですが、何となくファイルが圧縮されるのです。

そして「compact」コマンドは、このチェックを付けたり外したりするのと同じ意味合いを持つコマンドです。
実際に「compact」コマンドを使って圧縮すると「内容を圧縮して~」の項目にチェックが付きます。
逆に解凍すると「内容を圧縮して~」の項目のチェックが無くなります。

繰り返しになりますが、みなさんが一般的にイメージするであろう圧縮ファイルを作成するコマンドではありません。
勘違いしないように、ご注意ください。

また「compact」コマンドの使い方は、「/C」オプションを指定して

compact /C hoge.txt

とすれば圧縮、「/U」オプションを指定して

compact /U hoge.txt

とすれば解凍、さえ覚えておけば基本的には事足ります。

あと覚えておくべきことは、対象のファイル(フォルダ)の指定にパターンマッチが使えることですね。
例えば

compact /C *.txt

のような指定をすると、ファイル名が「.txt」で終わる全ファイル、つまり、拡張子が「.txt」の全ファイルを圧縮対象とすることができます。

その他のオプションは、付けなくても大して困らないはずです。
必要があれば、適当に意味を調べて、付けてあげてください。

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