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第九回:情報の断捨離


遅ればせながら、明けましておめでとうございます。2015年もよろしくお願いいたします。二ヶ月くらい間が空いてしまいましたが、気にしてはいけません。広い心で優しく見守ってあげてください。それでは今日もぼへぼへ書いていきましょう。超不定期連載「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムでございまぁす。このコーナーでは、各用語の説明ページでは取り上げにくいIT関連のネタをテーマに、だらだらと思いついたことを書いていきます。皆さんが「あぁ、なんか役に立ちそうな気もするけど、役に立たないかなぁ。でも、もしかしたら役に立つかも」と思える情報を発信できるように頑張ります!


はじめに


栄えある第九回目のテーマは……ピヨピヨピヨピヨ(ぴよぴよ的ドラムロール)……じゃん!

情報の断捨離

です。
IT」は「Information Technology」の略です。日本語に訳すと「情報技術」です。「情報を制する者はITを制す」と言っても過言ではありません。過言かもしれないけど。
そこで皆さんも、たまには自分を取り巻く情報の扱い方を考えてみましょう、というのが今回のテーマです。

ちなみに結論を先に書いておくと

・情報を集める力よりも選ぶ力が重要な時代が到来した
・得た情報の量では差が付かない、質で大きな差が付く
・いかにして必要な情報を集めるかよりも、いかにして不要な情報を集めないか


が今回のコラムの結論です。
お忙しい人向けに先に結論を書いてしまいましたが、できれば知らない振りをして読み進めてください。

それでは、つれづれなるままに書いていきます。


本題に入る前に


これからいっぱい「情報!情報!」書きますが、最初に、本コラムで指し示す「情報」がどんなものかについて補足しておきます。

本コラムで話題にする情報とは、あくまで「探せば簡単に見つかる情報」「探さなくても簡単に見つかる情報」です。料理のレシピとか本の値段とか車の性能とかプログラムの作り方とかゲームの攻略法とか芸能人のゴシップ話とかですね。普通にインターネットで検索すれば見つかりそうな情報たちのことです。

そう簡単には表に出てこない情報、いわゆる「裏情報」的なものや、本当の意味で知っていることに価値がある情報については、今回の話の枠外です。
これから「情報なんて簡単に集まる」的なことも書きますが「いやいや、本当に価値のある情報を集めるのはすっげー大変なんだよ!」というツッコミは勘弁してくださいね。
あくまで、今回のコラムのテーマは「そこら辺にふんだんに転がっている情報たち」が対象です。

それを踏まえて、読み進めてください。


こんな経験はありませんか?


突然ですが、あなたの快適ITライフにおいて、こんな経験はありませんでしょうか?

メールボックスがいつの間にかメールマガジンで埋まっていた
ネットサーフィンをしていたら知らない間に何時間も経過していた
スマホを持っていないと何となく不安

私は全部あります。
スマホじゃなくてガラケーですけどね。

私以外にも身に覚えてのある人は多いのではないでしょうか。

実はこれ、自分にとって必要な情報をきちんと判断できていないために起こります。

何となくお得情報に思えるから取りあえず登録しておいたけど数が増えすぎて結局見なくなるメルマガもそうです。収拾して取りあえず満足していませんか。
「ちょっと興味が湧くタイトルだなぁ」でリンクをぽちぽち押してしまうネットサーフィンもそうです。何となく賢くなった気分にはなれますし、満足感もあるでしょうが、果たして本当にあなたの人生に必要な情報だったのでしょうか。
スマホ依存は……ちょっと違う側面もありますが、お友達の近況や電車の乗り換え案内など、必要な情報が得られなくなることに対する不安も少なからずあるはずです。


必要性の低い情報が世の中には溢れている


今の時代、世の中には情報が溢れかえっています。
必要な情報も必要じゃない情報も、ちょっと調べればすぐに手に入ります。おばあちゃんの知恵袋なんて目じゃありません。とても便利な世の中になったと言えるでしょう。

でも、だからこそ「情報を集める」ことに対する感度が鈍っているようにも思えます。本当に必要か否かを真剣に考えず、迷ったら取りあえず手に入れておく、が多いと思いませんか?

その情報、あなたの人生に本当に必要ですか?

その情報を手に入れて、あなたの人生は本当に豊かになりますか?

労力に見合う対価が得られますか?


情報の「質」で差がつく時代


インターネットの登場により、情報を得るために必要な金銭的コストは小さくなりました。昔は専門書を買ってぺらぺらと見てはじめて得られた情報も、インターネットを使えばタダで詳しく調べられます。

時間的なコストも小さくなりました。昔は図書館でえっちらおっちら調べていたことも、インターネットを使えばものの数分で見つかります。

そして、横並びになりました。

例えば、あなたと私がヨーイドンで情報を集め始めたとしましょう。制限時間は一時間です。この一時間で集められる情報の「量」を比較するとどうでしょうね。恐らく、あなたが集めた情報の量と私が集めた情報の量にそこまで大きな差はないのではないでしょうか。

その気になれば、同じ情報を同じように取り出すことができます。良い時代ですねぇ。

でも、お仕事とかをしていると、人によって明確に違いが出てきます。
「あの人は物知りだ」「あの人は何でも知っている」「分からないことはあの人に聞け」と言われる人たちもいます。
どこで差が付いちゃうのでしょうね?

そうです。「質」です。

集めた情報の「質」で差が付くのです。

では、なぜ「質」に差が付くのでしょうか?
こんな時代です。その気になれば同じ情報を集めることも可能でしょう。では、なぜに集めた情報の質に差が出ちゃうのでしょうかね?


情報も捨てる技術が大事


情報の「質」で差が付くポイント、それは「どんな情報を集めるか」ですが、言いかえると「どんな情報を集めないか」です。

人間が自由に使える時間はみんな平等に1日24時間ですよね。情報を集めるために使える時間もMAXで1日24時間です。これがどういうことかというと「集められる情報量には限界がある」ということです。いくら頑張って情報収集しても1日24時間以上情報収集することはできません。

それを理解すると、どうでしょう。
あなたの人生にとって、どうでも良い情報を集めている暇はありますか?

その意識の差が集めた情報の質の差に繋がります。

検索をしていてもそうですよ。
出てきたホームページの内容を、きちんと理解することは大事でしょう。
でも、それと同じくらい「このページは役に立たないから見ない」という判断をすることも大事なのです。


今の時代は、飽食の時代


情報を食べ物と置き換えてみると、今は飽食の時代です。
そこら辺に食べ物が転がっています。好きなものを好きなだけ食べることができます。

でも、食べられる量には限界がありますよね?

そうするとあなたは、より美味しい物、より健康に良い物を食べようと考えるのではないでしょうか。何でも食べられるからこそ、何を食べるかを一生懸命選ぶはずです。

情報も一緒です。

その気になれば、いろいろなことを知ることができます。広告のように情報の押し売りも多々あります。放っておいても日々たくさんの情報を得ています。

そのような時代だからこそ、どんな情報を得るのかを選ぶことは大事なのです。


まとめ


今回は「情報の断捨離」をテーマに、情報の扱い方について書いてみました。
もちろん、ここに書いたことがすべてではありません。
物事の見方としては一面的ですし、例外も多々あるでしょう。

ですが、今の世の中が情報過多なのは間違いありません。
人間一人が処理できる量をはるかに超えた量の情報を入手することができる時代です。

だからこそ、どんな情報を手元に残すかは考えなくてはいけません。

・情報を集める力よりも選ぶ力が重要な時代が到来した

と言えるでしょう。

・得た情報の量では差が付かない、質で大きな差が付く

時代です。

情報は、そこら辺にいっぱい転がっています。
だからこそ

・いかにして必要な情報を集めるかよりも、いかにして不要な情報を集めないか

が大事になってきます。
皆さんも情報の海に溺れないようにご注意くださいね。応援しています。



思いつきで始めて惰性で続けている「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるITコラムですが、いかがでしたでしょうか。油断するとすぐに間が空いてしまうのですが、皆さんに忘れられない程度にちまちまと更新していこうと思います。コンゴトモヨロシク。