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出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験(SG) 午前 問23

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問題


問題文
内閣は,2015年9月にサイバーセキュリティ戦略を定め,その目的達成のための施策の立案及び実施に当たって,五つの基本原則に従うべきとした。その基本原則に含まれるものはどれか。
ピヨ意訳:国が「サイバーセキュリティ戦略」とやらを作ったらしいんだけどね。その際に「この5つの基本原則に従うべきだね!」って考えたらしいんだわ。その「5つの基本原則」に含まれるのは、どれ?

解答選択肢
サイバー空間が一部の主体に占有されることがあってはならず,常に参加を求める者に開かれたものでなければならない。
ピヨ意訳:誰かが一人占めしちゃうのは良くないね
サイバー空間上の脅威は,国を挙げて対処すべき課題であり,サイバー空間における秩序維持は国家が全て代替することが適切である。
ピヨ意訳:秩序を維持するためのあれこれは、国が全部やるべきだね
サイバー空間においては,安全確保のために,発信された情報を全て検閲すべきである。
ピヨ意訳:流れる情報は全部チェックするべきだね
サイバー空間においては,情報の自由な流通を尊重し,法令を含むルールや規範を適用してはならない。
ピヨ意訳:ルール無用の自由な空間にするべきだね


正解までのつなぎ

正解


正解
サイバー空間が一部の主体に占有されることがあってはならず,常に参加を求める者に開かれたものでなければならない。
ピヨ意訳:誰かが一人占めしちゃうのは良くないね

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ピヨピヨ解説


ぶっちゃけ、私も「サイバーセキュリティ戦略って何よ?」なレベルなんですけどね。
多分、言ってることが正しそうな選択肢を選べば良いんでしょ?

それでは順番に見ていきましょう。

まずは「ア:サイバー空間が一部の主体に占有されることがあってはならず,常に参加を求める者に開かれたものでなければならない。」です。
インターネットの世界も「みんなで仲良く使いましょうね。誰か1人が調子こいたらダメだよ」な世界です。
何となくですが、この選択肢は正しそうな気がしますね。

次に「イ:サイバー空間上の脅威は,国を挙げて対処すべき課題であり,サイバー空間における秩序維持は国家が全て代替することが適切である。」です。
これは「国がまとめて管理してやるからな!」な宣言です。
読んでいて、イラッ!とする内容ですね。
何となく、違う気がします。

次に「ウ:サイバー空間においては,安全確保のために,発信された情報を全て検閲すべきである。」です。
これは「やり取りする内容はチェックするぞ!」と言っています。
本音はそうかもしれませんが、日本人の気質であれば、堂々と宣言はしないでしょう。
やるなら、こっそりやるはずです。
何となく、違う気がします。

最後に「エ:サイバー空間においては,情報の自由な流通を尊重し,法令を含むルールや規範を適用してはならない。」です。
自由があるのは良いことですが、ルール無用は言い過ぎでしょう。
国が、そんなことを言うわけがありません。
多分、間違いです。

ということで「ア:サイバー空間が一部の主体に占有されることがあってはならず,常に参加を求める者に開かれたものでなければならない。」が正解です。

ちなみに、5つの基本原則の内容は、以下の通りです。
私は面倒くさいので読み飛ばしましたが、気が向いたら読んであげてください。

4.1. 情報の自由な流通の確保
新たな創意と発想の場としてのサイバー空間は、その内部における情報の自由な流通の確保がその発展の基盤である。このため、我が国は、サイバー空間においては、発信した情報が、その途中で不当に検閲されず、また、不正に改変されずに、意図した受信者へ届く世界が創られ、維持されるべきであると考える。
また、サイバー空間における規律を検討する際、情報の自由な流通を最大限尊重しつつ、プライバシーにも配慮し、所要の規律とプライバシーの確保の適正なバランスについて十分な吟味を行うべきである。その際、サイバー空間における情報の自由な流通については、その前提として、他者の権利・利益をみだりに害することのないよう節度・良識が求められる。

4.2. 法の支配
連接融合情報社会においては、実空間と同様に、サイバー空間においても法の支配が貫徹されるべきである。これは、サイバー空間が、全ての人々に等しく開かれ、安全で信頼できる空間として発展し続けるために不可欠である。国内においては、サイバー空間においても法令を含むルールや規範が適用されている。同様に、国際法を始めとする国際的なルールや規範についても、サイバー空間に適用され、国際的な法の支配が確立されるべきである。さらに、サイバー空間が拡大を続けて世界中の様々な主体に利用される中にあっては、国際社会の平和と安定のため、自由や民主主義といった普遍的価値にのっとった国際的なルールや規範作りが求められる。我が国は、それらのルールや規範が、国際的に確立・実践されること、また各国において、それぞれの事情を踏まえつつも着実に導入されることに積極的に寄与していく。

4.3. 開放性
サイバー空間が一部の主体に占有されることがあってはならず、常に参加を求める者に開かれたものでなければならない。その開放性の下、相互運用性が確保された状態を維持することは、アイディアや知識を結び付け、世界に新たな価値を生み出すことになる。また、少数の者の政治的利益のために、大多数の人々がサイバー空間の利用を否定されるようなことがあってはならない。

4.4. 自律性
インターネットは、長らく多様な参加主体による自律的なガバナンスにより発展を遂げてきた。サイバー空間上の脅威が、国を挙げて対処すべき課題となっても、サイバー空間における秩序維持を国家が全て代替することは不可能、かつ、不適切である。我が国は、サイバー空間の秩序と創造性の共存を実現していくことを目指す観点から、インターネットが育んだこの自律性を尊重し、各者の主体的な行動による管理を基調として、サイバー空間に連接された様々な社会システムがそれぞれに持つ機能や任務を実現し、悪意ある行動を抑止していく自律的メカニズムの構築・運用を推進していく。

4.5. 多様な主体の連携
サイバー空間は、あらゆる階層で様々な主体が活動することにより構築される多次元的な世界である。このため、政府に限らず、重要インフラ事業者、企業、個人といったサイバー空間に関係する全てのステークホルダーが、サイバーセキュリティに係るビジョンを共有し、それぞれの役割や責務を果たし、また努力する必要がある。そして、政府はこれらのステークホルダーを適切な連携関係へと促す役割を担っている。こうした連携関係の構築に当たっては、サイバー攻撃が刻々と高度化していること等の事情を踏まえ、双方向的かつリアルタイムな情報共有等の措置によるダイナミックな対処策を実現していく。


それにしても、漢字が多くて読みにくいですね(-A-)


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